核兵器の情報がテロリストに流れるのを阻止しようとするCIA工作員の活躍を描く、製作、監督ピーター・シーガル、製作、主演デイヴ・バウティスタ、クロエ・コールマン、クリステン・シャール、パリサ・フィッツ=ヘンリー、ケン・チョン他共演のスパイ・コメディ。 |
・コメディ
■ スタッフ キャスト ■
監督:ピーター・シーガル
製作
クリス・ベンダー
ピーター・シーガル
ジェイク・ワイナー
ロバート・シモンズ
ジジ・プリッツカー
デイヴ・バウティスタ
ジョナサン・マイスナー
製作総指揮
レイチェル・シェーン
エイドリアン・アルペロヴィッチ
マイケル・フリン
ジョン・ホーバー
エリック・ホーバー
アダム・フォーゲルソン
脚本
ジョン・ホーバー
エリック・ホーバー
撮影:ラリー・ブランフォード
編集:ジェイソン・ガーソン
音楽:ドミニク・ルイス
出演
JJ:デイヴ・バウティスタ
ソフィー・ニュートン:クロエ・コールマン
ボビー・ウルフ:クリステン・シャール
ケイト・ニュートン:パリサ・フィッツ=ヘンリー
キム:ケン・チョン
カルロス:デヴェレ・ロジャース
ヴィクター・マルケス:グレッグ・ブリック
アザール:アリ・ハッサン
トッド:ノア・ダンビー
クリスティーナ:ニコラ・コレイア=ダムデ
アメリカ 映画
配給アマゾン MGM スタジオ
2020年製作 99分
公開
北米:2020年6月26日
日本:2020年1月31日
製作費 $18,000,000
北米興行収入 $10,200,000
■ ストーリー ■
ウクライナ、プリピャチ、チェルノブイリ原子力発電所。
CIA工作員である元陸軍レンジャーのJJ(デイヴ・バウティスタ)は、ロシアン・マフィアに扮し、中東のテロリストのハッサンとの、プルトニウムの違法取引を摘発する任務を遂行する。
ヴァージニア州、ラングレー、CIA本部。
JJは、IT担当の分析官ボビー・ウルフ(クリステン・シャール)らに迎えられ、上司のキム(ケン・チョン)に呼ばれる。
JJは、無謀な行動でテロリストを殺したために、取り引きの阻止と情報収集の任務が達成されなかったことをキムに非難される。
キムは、2つあったプルトニウムの1つを、唯一の生存者であるテロリストのアザール(アリ・ハッサン)が持って逃げたことをJJに伝えて、罰として休養を命ずる。
イリノイ州、シカゴ、ウィッカーパーク。
看護師のケイト・ニュートン(パリサ・フィッツ=ヘンリー)と9歳の娘ソフィー(クロエ・コールマン)は、最近、この街に引っ越してきた。
会議でキムは、フランスの武器商人ヴィクター・マルケス(グレッグ・ブリック)が小型核兵器の設計図を手に入れ、権力抗争の末に弟のデヴィッドを殺したことをJJらに話す。
さらにキムは、ヴィクターが、取引するアザールに設計図を渡す可能性があるため、彼の義妹であるデヴィッドの妻ケイトを監視するよう、JJとボビーに命ずるのだが・・・。
参考:
・「マイ・スパイ」(2020)
・「マイ・スパイ2 永遠の都へ行く」(2020)
「ゲット スマート」(2008)、「リベンジ・マッチ」(2013)などのピーター・シーガルが製作を兼ねて監督し、主演はデイヴ・バウティスタ(製作兼)、クロエ・コールマン、クリステン・シャール、パリサ・フィッツ=ヘンリー、ケン・チョンなどが共演している。
核兵器の情報がテロリストに流れるのを阻止しようとするCIA工作員の活躍を描くスパイ・コメディ。
全体的には平凡でややパンチが足りない内容は残念だが、屈強な工作員が、監視対象の幼い少女に翻弄されながら親交を深めるというストーリーは興味深くそれなりに楽しめる作品。
主演のデイヴ・バウティスタは、元軍人のCIA工作員を、個性を生かして熱演している。
武器商人の姪で主人公を翻弄しながら親交を深める少女クロエ・コールマン、その母親で主人公の監視対象のパリサ・フィッツ=ヘンリー、主人公の相棒でIT担当の分析官クリステン・シャール、彼女と主人公の上司ケン・チョン、ケイト(パリサ・フィッツ=ヘンリー)の隣人で実は事件に関わっていたデヴェレ・ロジャース、そのパートナー、ノア・ダンビー、ケイトの義兄である武器商人グレッグ・ブリック、中東のテロリスト、アリ・ハッサン、主人公の同僚ニコラ・コレイア=ダムデなどが共演している。