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殺人! Murder! (1930)

■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★ヒッチコック登場場面
★★★☆☆

1928年に発表された、クレメンス・デインヘレン・シンプソンの小説”Enter Sir John”を基に製作された作品。
ある殺人事件の陪審員を務めた高名な役者が、死刑を宣告された女優の無実を証明しようとする姿を描く、監督、脚色アルフレッド・ヒッチコック、脚本アルマ・レヴィルヒッチコック夫人)、主演ハーバート・マーシャルノラ・ベアリングフィリス・コンスタムエドワード・チャップマン他共演のドラマ。


ドラマ

アルフレッド・ヒッチコック Alfred Hitchcock 作品一覧
アルフレッド・ヒッチコック / Alfred Hitchcock / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:アルフレッド・ヒッチコック
製作:ジョン・マクスウェル
原作
Enter Sir John
クレメンス・デイン

ヘレン・シンプソン
脚色
アルフレッド・ヒッチコック

ウォルター・C・マイクロフト
脚本:アルマ・レヴィル
撮影:ジャック・E・コックス
編集:レネ・マリソン
音楽:ジョン・レインダース

出演
サー・ジョン・メニアー:ハーバート・マーシャル

ダイアナ・ベアリング:ノラ・ベアリング
ドーシー・マーカム:フィリス・コンスタム
エドワード”テッド”マーカム:エドワード・チャップマン
ゴードン・ドルース:マイルズ・マンダー
ハンデル・フェイン:エスメ・パーシイ

アイオン・スチュアート:ドナルド・キャルソープ
陪審員:ヴァイオレット・フェアブラザー
ミッチャム夫人:マリー・ライト
グログラム夫人:ウナ・オコナー

イギリス 映画
配給
British International Pictures Inc.(北米)
Wardour Films (イギリス)
1930年製作 98分
公開
イギリス:1930年7月31日
北米:1930年11月24日
日本:1994年1月15日


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ロンドン
ある夜、劇団の舞台監督エドワード”テッド”マーカム(エドワード・チャップマン)の妻で女優のドーシー(フィリス・コンスタム)が、同僚の女優ダイアナ・ベアリング(ノラ・ベアリング)の家の騒ぎに気付く。

ドーシーは夫と共に様子を見に行き、その場には人々と巡査も駆けつけ、劇団員の女優エドナ・ドルースの死体が確認される。

その傍には、同じ劇団の女優ダイアナ・ベアリング(ノラ・ベアリング)が呆然として椅子に座り、彼女の手元には血の付いた火かき棒が落ちていた。

巡査は、エドナがダイアナの客であり食事に来ていたことを大家のミッチャム夫人(マリー・ライト)から、また、二人が自分達の劇団員であるとマーカムからを知らされる。

酔ってその場に現れたエドナの夫で劇場の支配人ゴードン(マイルズ・マンダー)は、妻を嫌っていたダイアナに嫌みを言って批判する。
...全てを見る(結末あり)

 


解説 評価 感想 ■

★ヒッチコック登場場面
上映約59分、サー・ジョン(ハーバート・マーシャル)と彼に協力する舞台監督のマーカム(エドワード・チャップマン)と妻ドーシー(フィリス・コンスタム)が、事件現場を調べて家から出た際、三人の前を通り過ぎる女性を連れた太った男性がアルフレッド・ヒッチコック
画面を横切るので解り易い。

*(簡略ストー リー)
ロンドン
ある夜、劇団員ダイアナの家で同僚のエドナが殺される。
死体の傍らで呆然としていたダイアナの手元には、血の付いた火かき棒が落ちていた。
状況証拠からダイアナは逮捕され、殺人容疑で起訴されて公判が開かれる。
ダイアナは無意識のうちに起きた事件だと主張し、陪審員が協議に入る。
陪審員の一人で高名な役者のサー・ジョン・メニアーは、ダイアナの犯行と思えず無罪を主張するものの、証拠を示せなかった。
ダイアナの有罪は確定して、彼女は死刑を宣告される。
かつて自分を訪ねて来たダイアナを、経験を積ませるために巡業に出したサー・ジョンは責任を感じる。
そして、サー・ジョンはダイアナの無実を証明するために、不可解な事件の真相を暴こうとするのだが・・・。
________

アルフレッド・ヒッチコックのトーキー三作目の作品で、30歳前半にして既にキャリア十分の彼が脚色も担当し、妻アルマ・レヴィルが脚本を担当した。

高名な役者が取る行動を不自然に思うかは別として、死刑を宣告された女優の無実を証明しようとする、真犯人探しのための調査が見所の作品。

にわか探偵のような主人公の執念とも言える行動を淡々と描く内容はやや単調で、そのためサスペンスとも言えない内容だ。

しかし、トーキーの初期作品であり、その時代を考えると、なかなか凝った仕上がりではある。
死が近づく女優の不安を伝える、絞首刑台の影が迫るシーンなどは、その後のヒッチコック作品を思わせる工夫が感じられる演出だ。

落ち着いた雰囲気と気品を感じさせる、撮影当時40歳手前のハーバート・マーシャルは、名探偵のような推理で、真犯人を突き止めようとする高名な役者を好演している。

主人公が言うように、容姿を含めた雰囲気が実に魅力的なヒロイン、ノラ・ベアリング、同僚女優で主人公の調査に協力するフィリス・コンスタム、その夫で舞台監督のエドワード・チャップマン、被害者の夫で劇団支配人のマイルズ・マンダー、役者である犯人エスメ・パーシイ、同僚のドナルド・キャルソープ、陪審員のヴァイオレット・フェアブラザー、下宿の大家マリー・ライト、巡査の妻ウナ・オコナーなどが共演している。


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