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男の世界 Manhattan Melodrama (1934)

裏社会に生きる道と法律家を選んだ親友同士の運命を描く、監督W・S・ヴァン・ダイクジョージ・キューカー(クレジットなし)、主演クラーク・ゲーブルウィリアム・パウエルマーナ・ロイ他共演のドラマ。
★★★★

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ

クラーク・ゲーブル / Clark Gable / Pinterest


スタッフ キャスト
監督
W・S・ヴァン・ダイク
ジョージ・キューカー(クレジットなし)
製作:デヴィッド・O・セルズニック
原作:アーサー・シーザー
脚本
オリヴァー・H・P・ギャレット
ジョセフ・L・マンキウィッツ
編集:ベン・ルイス
撮影:ジェームズ・ウォン・ハウ
音楽:ウィリアム・アクスト

出演
エドワード・J”ブラッキー”ギャラガー:クラーク・ゲーブル
ジム・ウェイド:ウィリアム・パウエル
エレノア・パッカー:マーナ・ロイ
ジョー神父:レオ・キャリロ
スパッド:ナット・ペンドルトン
ポッパ・ローゼン:ジョージ・シドニー
アナベル:イザベル・ジュウェル
トッツィー・マローン:ムリエル・エヴァンス
リチャード・スノー地方検事補:トーマス・E・ジャクソン
アダムス:イザベル・キース
ブラッキーの弁護士:フランク・コンロイ
マニー・アーノルド:ノエル・マディソン
ジム・ウェイド(少年期):ジミー・バトラー
エドワード・J”ブラッキー”ギャラガー(少年期)ミッキー・ルーニー
コットン・クラブの歌手:シャーリー・ロス
キャンペーン・マネージャー:ジョージ・アーヴィング(クレジットなし)
トロツキスト:レオニード・キンスキー(クレジットなし)
スウェンソン:エドワード・ヴァン・スローン(クレジットなし)

アメリカ 映画
配給 MGM
1934年製作 93分
公開
北米:1934年5月4日
日本:1935年5月
製作費 $355,000
北米 $735,000
世界 $1,233,000


アカデミー賞
第7回アカデミー賞
・受賞
原案賞


ストーリー
1904年6月15日、ニューヨークイースト・リバー
蒸気船ジェネラル・スローカムで火災が発生し、多くの犠牲者がでる。
川に飛び込みジョー神父(レオ・キャリロ)に助けられた少年エドワード・J”ブラッキー”ギャラガー(ミッキー・ルーニー)は母を、ジム・ウェイド(ジミー・バトラー)は父を亡くす。
息子を亡くしたポッパ・ローゼン(ジョージ・シドニー)は悲しみ、同じ立場で孤児となったブラッキーとジムを気の毒に思い養子にする。
ある日、ロシアユダヤ人のローゼンは、共産主義者の集会でトラブルに巻き込まれ、馬に踏みつけられて死亡する。
時は流れ、勉強が得意なジム(ウィリアム・パウエル)は法律の学位を取り地方検事補となる。
周囲の子供から金を巻き上げるのが得意だった陽気なブラッキー(クラーク・ゲーブル)は、違法カジノのオーナーになる。
ブラッキーの恋人エレノア・パッカー(マーナ・ロイ)は、結婚して平凡な生活を望むものの、無理な話だった。
その後、地方検事となったジムを祝福しようとしたブラッキーは、用事ができたためにエレノアに彼のことを任せる。
乗り合わせたタクシーで偶然に出会ったジムとエレノアは、意気投合して一晩中語り明かす。
ブラッキーの元に向かったエレノアは、結婚して落ち着くことを提案するものの、それを断られたために彼の元を去る。
ニューイヤーズ・イヴに再会したジムとエレノアは、付き合うようになる。
一方、ブラッキーは、ギャンブルの借金を返さなかったマニー・アーノルド(ノエル・マディソン)を殺害してしまう。
エレノアと会った部屋にコートを置き忘れたジムは、それがマーニー殺しの現場にあったために容疑者となるが、証拠がないために事件は未解決のままだった。(エレノアが置いて行ったコートはブラッキーがジムに返すつもりだった)
ブラッキーをオフィスに呼んだジムは、エレノアと結婚することを告げて祝福される。
結婚式の付添人を頼まれたブラッキーは、ジムのキャリアに傷がつくと考えてそれを辞退する。
その後、ニューヨーク州知事選に立候補したジムは、汚職で解雇するまで補佐だったリチャード・スノー(トーマス・E・ジャクソン)に、マニーの件でブラッキーをかばったことを記者に話すと脅される。
競馬場でエレノアと再会したブラッキーは、彼女からその話を聞く。
ブラッキーは、マディソン・スクエア・ガーデンでのホッケーの試合中に、洗面所でスノーを射殺する。
ジムは、その件で逮捕されたブラッキーを仕方なく起訴する。
有罪となり死刑を宣告されたブラッキーだったが、検事としての立場があるジムを恨むことなく、彼とエレノアとの幸せを願うのだが・・・。


解説 評価 感想

裏社会に生きる道と法律家を選んだ親友同士の運命を描くドラマ。

第7回アカデミー賞で原案賞を受賞したアーサー・シーザーの原作を基にした作品。

本作は北米で1934年5月4日に公開され、7月22日、シカゴバイオグラフ・シアターで、悪名高き犯罪者ジョン・デリンジャーが射殺される直前に観賞した作品として知られている。
ジョニー・デップ主演の「パブリック・エネミーズ」(2009)にもそのシーンは登場する。

主演のクラーク・ゲーブルは、裏社会で生き冷酷さはあるものの、幼い頃に暮らした親友の幸せを常に考える情に厚い男を見事に演じ、彼の幼馴染であるウィリアム・パウエルは、地方検事から州知事となり社会の秩序を守る立場で、親友の死刑を止めることができない辛い立場の人物をしみじみと演じている。
クラーク・ゲーブルウィリアム・パウエルは、共にキャロル・ロンバードと結婚した。
キャロル・ロンバードは、クラーク・ゲーブルとの唯一の共演作「心の青空」(1932)の出演時にはウィリアム・パウエルと結婚していた。

本作は、トップスターのクラーク・ゲーブルと、本作以後14作で共演することになるウィリアム・パウエマーナ・ロイの人気と成功を確立した作品と言える。

主人公の2人と関係する女性を魅力的に演ずるマーナ・ロイ、蒸気船の事故で主人公2人を救い、その後の人生にも関わる神父レオ・キャリロ、ブラッキー(クラーク・ゲーブル)の手下ナット・ペンドルトン、その恋人イザベル・ジュウェル、蒸気船事故で息子を亡くし主人公2人を養子にするジョージ・シドニー、ヒロインの友人ムリエル・エヴァンス、ジム(ウィリアム・パウエ)に解雇されたことを恨み脅す地方検事補トーマス・E・ジャクソン、ジムの秘書イザベル・キース、ブラッキーの弁護士フランク・コンロイ、借金を払わずにブラッキーに殺されるノエル・マディソン、ジムの少年期ジミー・バトラー、ブラッキーの少年期ミッキー・ルーニーコットン・クラブの歌手シャーリー・ロス、選挙キャンペーン・マネージャーのジョージ・アーヴィング、トロツキストのレオニード・キンスキー、ヨットの船長エドワード・ヴァン・スローンなどが共演している。


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