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マデリーン 愛の旅路 Madeleine (1950)

1857年に実際に起きた、良家の子女マデリーン・スミスが密会を続けていた青年の殺人容疑で起訴された事件を基に製作された作品。
監督デヴィッド・リーン、主演アン・トッドノーマン・ウーランドイヴァン・デニレスリー・バンクス他共演のフィルム・ノワール

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト
監督:デヴィッド・リーン
製作:スタンリー・ヘインズ
脚本
ニコラス・フィップス
スタンリー・ヘインズ
撮影:ガイ・グリーン
編集:ジェフリー・フット
音楽:ウィリアム・オルウィン

出演
マデリーン・スミスアン・トッド
ウィリアム・ミノク:ノーマン・ウーランド
エミール・ランジェリエ:イヴァン・デニ
ジェームズ・スミス:レスリー・バンクス
スミス夫人:バーバラ・エヴェレスト
ジャネット・スミス:スーザン・ストランクス
ベシー・スミス:パトリシア・レイン
クリスティーナ・ハケット:エリザベス・セラーズ
トンプソン医師:エドワード・チャップマン
ジェンキンス夫人:ジーン・キャデル
トゥオー:ユージン・デッカーズ
弁護人:アンドレ・モレル
検事:バリー・ジョーンズ
マードック:アイヴァー・バーナード
判事:デヴィッド・ホーン
裁判所の書記官:ヘンリー・エドワーズ
ミス・エイケン:エイミー・ヴェネス
ペニー医師:キナストン・リーヴス
ヨーマン博士:キャメロン・ホール
化学者の助手:アンソニー・ニューリー(クレジットなし)

イギリス 映画
配給 The Rank Organization
1950年製作 114分
公開
イギリス:1950年2月16日
北米:1950年8月31日
日本:1976年4月20日


ストーリー
スコットランドグラスゴーブリスウッド・スクエア
上位中産階級の一家の主人ジェームズ・スミス(レスリー・バンクス)は、妻(バーバラ・エヴェレスト)、長女マデリーンアン・トッド)、次女ベシー(パトリシア・レイン)、三女ジャネット(スーザン・ストランクス)と共に引っ越す。
生活にも慣れたマデリーンは、厳格な父ジェームズに知られないようにして、フランス人の青年エミール・ランジェリエ(イヴァン・デニ)と愛し合っていた。
地下でジェネットと部屋を共有するマデリーンは、歩道を歩くエミールの合図で、手紙をやり取りしていた。
マデリーンは、メイドのクリスティーナ・ハケット(エリザベス・セラーズ)に協力してもらい、エミールを地下の部屋に招き入れて密会していた。
ある日ジェームズは、年頃のマデリーンの将来を考え、家柄もよく結婚相手に相応しいウィリアム・ミノク(ノーマン・ウーランド)を彼女に紹介して交際させる。
気が進まないマデリーンだったが父に逆らえず、エミールのことを気にしながら、ミノクとの結婚について考えなければいけなかった。
既に結婚を約束していたエミールは、ジェームズと会おうとするものの、マデリーンはそれを躊躇する。
駆け落ちも考えたマデリーンだったが、エミールが、愛より社会的な地位を手に入れることが目的だと知り、関係を終わらせようとして手紙の返却を求める。
後日スミス家を訪ねたエミールは、父親に紹介することを要求する。
翌日、エミールは体調を崩し、一旦は回復するものの、状態が悪化して死亡してしまう。
マデリーンは、ミノクの求婚を受け入れて、父や家族を喜ばせる。
エミールの死因がヒ素中毒だったために、友人でフランス大使館職員のトゥオー(ユージン・デッカーズ)は、スミス家を訪ねる。
トゥオーはジョームズに、エミールとマデリーンの関係を話し、彼女もそれを認める。
その後、マデリーンが美容のために毒性物質を保有していたことから、彼女は殺人の容疑者として逮捕されてしまう・・・。


解説 評価 感想
1857年に実際に起きた、上位中産階級の子女マデリーン・スミスが、密会を続けていた青年の殺人容疑で起訴された事件を基に製作された作品。
監督デヴィッド・リーン、主演アン・トッドノーマン・ウーランドイヴァン・デニレスリー・バンクス他共演のフィルム・ノワール

デヴィッド・リーンは、前年に結婚したアン・トッドへのプレゼントとして本作を製作したが、その出来栄えには満足しなかった。

前半では、良家の子女と平民である青年の許されぬ恋が描かれ、彼の目的が地位を得るためだったことが分かる中盤からは、殺人の容疑者となったヒロインが、いかにして”有罪とならなかった”かまでが描かれている。

証拠不十分では有罪が確定しないという法に基づき、主人公が釈放されるシーンで終わるのだが、微笑んでいるように見えるスリラー映画タッチのラストが興味深い。

主演のアン・トッドは既に40歳を過ぎていたものの、許されぬ恋に溺れる、年頃の心揺れ動く女性を見事に演じている。

主人公の求婚相手ではあるが、大事件が起きて複雑な立場になるノーマン・ウーランド、主人公と愛し合いながら、社会的な地位を得ることを考える青年イヴァン・デニ、主人公の厳格な父親レスリー・バンクス、その妻バーバラ・エヴェレスト、次女のパトリシア・レイン、三女のスーザン・ストランクス、スミス家のメイド役エリザベス・セラーズ、エミール(イヴァン・デニ)の死を確認する医師エドワード・チャップマン、エミールの下宿の大家ジーン・キャデル、エミールの友人、ユージン・デッカーズ、主人公の弁護人アンドレ・モレル、検事のバリー・ジョーンズ、薬剤師のアイヴァー・バーナード、判事のデヴィッド・ホーン、法廷の書記官ヘンリー・エドワーズ、被告である主人公の付添人エイミー・ヴェネス、法廷に呼ばれる医師のキナストン・リーヴス、化学者のキャメロン・ホール、その助手アンソニー・ニューリーなどが共演している。


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