バッキーから映画のDVDを度々借りていたルビーは、今回の”街の灯”が気に入らなかったと伝えるものの、彼から作品の良さを語られ、二人は互いを意識する。
シャーロットの妹エマ(マリサ・トメイ)は、姉にプレゼントを買おうとする。
ブローチを万引きをして店を出ようとしたエマは、警備員に呼び止められてしまう。
サムとマディソンと共に彼の叔母フィッシー(ジューン・スキッブ)がいる施設に向かったシャーロットは、彼女を連れて買い物に向かう。
サムとシャーロットの娘エレノア(オリヴィア・ワイルド)は、婚約者に裏切られて傷ついていた。
空港に着きバーに向かったエレノアは、陸軍兵士のジョー(ジェイク・レイシー)に出会う。
失業したハンクは、家族にそれを秘密にしながら、今月だけで17回目の面接を受ける。
デパートのカメラマンだったハンクは、事務用品の会社で自分を熱く売り込む。
ジョーと意気投合したエレノアは、地元の空港が雪で閉鎖されたために待機していると言う彼に自分は作家だと伝えて、家族に会いに来たことを話す。
スーパーマーケットで買い物をするサムとシャーロットは、離婚の件で口論になる。
家族に事前に話すと言うサムの考えに納得いかないシャーロットは譲らないが、マディソンが迷子になっていることを知る。
以前と変わってしまった兄チャーリーを元に戻すために、ボーは特別なプレゼントを探そうと考えていた。
言い訳をするエマだったものの、店に呼ばれたパーシー・ウィリアムズ巡査(アンソニー・マッキー)に聞き入れてもらえない。
母アンジーが家を出た後、チャーリーは自分が不必要なものと感じて塞ぎこんでいた。
そんなことよりも、チャーリーはローレンとキスしたかった。
ローレンがバイトをしている店に向かったチャーリーっだったが、緊張してまともに話せない。
ルビーが今日で店を辞めることを知ったバッキーはショックを受け、彼女がからミシシッピに向かうと言われる。
自分に黙っていたことに腹を立てたバッキーは、話す勇気もなかったルビーを非難して店を出る。
署に連行されるエマは戸惑いながら涙し、心を閉ざしている様子で何も語ろうとしないウィリアムズに、自分は人と話すのが商売である精神科医だと伝える。
以前カウンセリングを受けたことがあるウィリアムズだったが、人と話すのが苦痛でやめてしまったのだった。
その後もエレノアは、人々を観察しながらジョーと話をする。
質問を続けるエマに対し、人に気持ちを伝えるのが苦手だと話すウィリアムズは、彼女から年齢を訊かれて40歳だと答える。
性生活のことも訊かれたウィリアムズは相手はいると答えて、愛情は感じないはずだとエマに指摘される。
一番怖いことを訊かれたウィリアムズは、孤独で死ぬことだと答える。
エマにゲイだと言われたウィリアムズはそれを否定するものの、ベッドの中だけだと伝える。
祖父のバッキーと話したハンクは、年が明けるまでに仕事を見つけたいと伝えて、金は貸すと言われる。
家族に相談するべきだと言うバッキーは、落ち込むハンクを励ます。
家族の話をするエレノアは、出兵するジョーに怖くないか尋ね、彼と”ニーナ・シモン”の曲を聴く。
この時だけの出会いだったが、エレノアと楽しく過ごした時間を生涯忘れないだろうとジョーは思う。
サムとシャーロットは、マディソンと共に雪遊びを楽しむ。
既婚者と付き合っていると言うエレノアが、相手に何も望んでいないため、ジョーは人生を無駄にしてはいけないと伝える。
エレノアから、軍服を着て親のために戦場に行くことが人生を無駄にしていと言われたジョーは、気分を害してその場を去る。
母親はゲイだと気づいていないと言うウィリアムズに、エマは自分が母親や彼役になって話をする。
子供がいると言ったのはウソで、孤独な中年女が万引きしたと思われたくなかったと話すエマに、ウィリアムズは自分は正直に話したと伝える。
自分がウソをついたのは話を聞く前だと伝えたエマだったが、ウィリアムズは納得せずに黙ってしまう。
街道に立っていた知人の青年を車に乗せたサムは、シャーロットと楽しく過ごした日々のことを思い出す。
ターミナルでジョーを見つけたエレノアは、言い過ぎたことを彼に謝罪する。
ジョーと別れようとしたエレノアだったが、親を安心させるために、一晩だけ恋人になって家族に会ってほしいと伝える。
断れなかったジョーは、エレノアと恋人同士になるための話をする。
ボーは、チャーリーがローレンとキスする姿を目撃してしまう。
それに気づいたチャーリーはボーを追い払うが、現れたブレイディから、気にしていた腋臭が臭いと言われる。
ボーにズボンを下ろされたブレイディは、チャーリーに殴られる・・・。
というのは作り話で、ブレイディに睨まれたボーは逃げ去り、チャーリーは殴られてしまう。
結局ボーは、目的のプレゼントを手に入れることはできなかった。
電車で家に向かうエレノアとジョーは、恋人になる準備をする。
ダイナーに戻ったバッキーは、さっきの話を最後の会話にしたくないとルビーに伝える。
バッキーは、自分に自信が持てなルビーに、決して臆病な人間ではないと言って励ます。
時が戻り、青年のバッキーが幻覚として目の前に現れたルビーは、彼から、5年間、毎日来たのは自分に会うためだと言われる。
現実に戻り、バッキーは、今度こそお別れだとルビーに伝える。
失読症だと言うジョーは勉強はできなかったと話し、エレノアは、心臓の弱い妹が亡くなったことを話す。
ブローチを盗んだことを認めたエマは、姉にあげようとしてプレゼント代をけちったことをウィリアムズに伝えて後悔する。
エマは、スケートの才能があったシャーロットに嫉妬した時のことを思い出す。
駅に着いたエレノアは家族のことをジョーに話し、注意点などを確認する。
帰宅したサムは、シャーロットをアフリカ旅行に誘い、日常のことを忘れればやり直せるかもしれないと伝えるものの、彼女はそんな気になれなかった。
料理の支度をするためにサムの話を聞こうとしないシャーロットは、愛犬のラグスがマッシュポテトを食べたために苛立つ。
説得するサムに、最後の1日だけ我慢してほしいと伝えたシャーロットは、エレノアが来たために驚く。
エレノアに両親を紹介されたジョーは、挨拶して婚約者だと伝える。
婚約者だと言ったことをエレノアから責められたジョーは、こんな計画に乗らなければよかったと言ってその場を去る。
戸惑うエレノアは自分のことを心配する両親を迷惑に思い、ジョーが戻ってきたためにチェーンスモーカーだと伝える。
そこにハンクの家族が現れ、内緒にすると言いながら、シャーロットは、紹介したジョーとエレノアが婚約したと話してしまう。
ハンクは、祖父のバッキーが女性(ルビー)を同伴し、アンジーが現れたことに気づく。
エマを釈放したウィリアムズは、彼女が精神科医ではなく人生相談をしているだけだということを確認し、姉には一番高価なプレゼントを買い、自分が一番なりたい人間になるよう助言する。
クーパー家では、エマを待たずに食事が始まり、ジョーが祈りを捧げる。
ハンクから結婚のことを聞かれたエレノアとジョーは、ボーと家族に促されてキスする。
現れたエマは席に着き、シャーロットは、新年を迎えるにあたり抱負を語り合おうとする。
それを楽しみにしていたと言うシャーロットに、エマは誰も楽しみにしていないと反論する。
バッキーは、娘達が一緒に集うのは喜ばしいことで、二人はいつも一緒に行動していたと話しながら亡き妻を想う。
エマに愛を伝えたシャーロットは、無造作に彼女の皿にマッシュポテトを盛る。
アンジーから、子供達に自転車をプレゼントしたか訊かれたハンクは、今年は手作りのものにしたと伝えるものの、約束したはずだと言われる。
手作りの方が心がこもっていると言われたアンジーは納得せず、食卓に戻ってもハンクに意見して、離婚した原因を話し口論になる。
ボーから喧嘩をするなと言われたハンクとアンジーは、シャーロットにも非難される。
その時、停電となり、バッキーが意識を失い病院に運ばれる。
ルビーは、検査されるバッキーにキスする。
担当医のモリッシー(ジョン・テニー)の仕草でエレノアと彼の関係を察したシャーロットは、それを彼女に追及する。
モリッシーとのを認めたエレノアは、自分を不良品のように扱うのはやめてほしいと伝える。
最高の娘であり、ジョーと幸せになってほしいと言われたエレノアは、空港のバーで出会っただけの偽者だと伝えて、それ以上、話をしようとしない。
停電で驚きお漏らししたマディソンを着替えさせたサムは、意味の分かるはずもない彼女に、40年の愛がなくなってしまったと話す。
父バッキーの病室で話をしたシャーロットとエマは、互いに譲らず言い争いになる。
その後、待合室にいた家族はモリッシーからの説明を受けて、バッキーは軽い脳卒中であり、心配いらないと言われる。
話をするモリッシーがエレノアに触れる姿を見たジョーは、彼が付き合っている相手だと気づく。
自分は不倫するよう人間ではないので、別れるべきだと言われたエレノアは、8時間前に出会い5時間後には別れる関係だとジョーに伝える。
ジョーはその場を去り、モリッシーと共にある部屋に向かったエレノアは、彼をその場に閉じ込めてジョーを追う。
病院から去っていなかったジョーを見つけたエレノアは、こんな出会いは滅多にないと言われて、互いの愛を確認してキスする。
ローレンが現れたために驚いたチャーリーを見て、ハンクとアンジーはボーを連れてその場を離れ、二人だけにしてあげる。
教師のアンジーは、学校のカメラマンに推薦してあげられることをハンクに話し、失業したことはボーから聞いたと伝える。
恋人の家族に会いに行かなくてはならないと言うアンジーに、幸せになってほしいと伝えたハンクは、チャーリーとローレンのキスの仕方に呆れてしまう。
ルビーと話したハンクは、バッキーのことを心配する彼女から、笑顔が親子で同じだと言われたために光栄だと答える。
子供のことばかり考えて自分を見失っていたとサムに伝えたシャーロットは、昔と変わらずに情熱的だと言われる。
アフリカに行く決心をしたシャーロットだったが、サムから、ハンクが失業したので無理だと言われ、旅行の代わりに豪華なディナーを提案される。
チャーリーとローレンがキスする様子に刺激されたサムとシャーロットもキスする。
その姿を見たエレノアとジョーは驚き、フィッシーも、人生は楽しむべきだとエマに伝える。
ギフトショップに向かったエマは、一番高価なものを買う。
病院のカフェでそれをエマからプレゼントされたシャーロットは、中身がスツールだったために驚く。
一番高価なものだったとシャーロットに伝えたエマは、気に入ったと言われ、家族は改めてクリスマスを祝う。
ゼリーが食べたくなり目覚めたバッキーはカフェに向かい、幸せそうな家族の様子を見て心が和む。
サムを誘ったシャーロットは、昔を思い出しながらその場で踊る。
エレノアとジョーも続き、ハンクもルビーを誘う。
家族は踊り始め、その様子を見ていたエマはボーに誘われて喜ぶ。
バッキーは、目の前に幸せがあるのに人騒がせな家族だと、感慨深げにつぶやく。
留守番をするラグスは、自分の家族はいい人達だが躾がなっていない、欠点だらけなのも人間だから仕方がないと思う。