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キングコング King Kong (1933)

■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
5star

猛獣映画の製作者が伝説の巨大生物”キング・コング”を映像に収めるため、ヒロイン役と共に挑む冒険と恐怖を描く、製作、監督メリアン・C・クーパーアーネスト・B・シェードザック、製作総指揮デヴィッド・O・セルズニック、主演フェイ・レイロバート・アームストロングブルース・キャボット他共演による映画史上に残るモンスター・パニック映画の傑作。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■
監督
メリアン・C・クーパー

アーネスト・B・シェードザック
製作
メリアン・C・クーパー

アーネスト・B・シェードザック
製作総指揮:デヴィッド・O・セルズニック
脚本
ジェームズ・アシュモア・クリールマン

ルース・ローズ
撮影
エドワード・リンデン

バーノン・L・ウォーカー
J・O・テイラー
編集:テッド·チーズマン
音楽:マックス・スタイナー

出演
アン・ダロウ:フェイ・レイ

カール・デナム:ロバート・アームストロング
ジャック・ドリスコル:ブルース・キャボット
エングルホーン船長:フランク・ライチャー
チャールズ・ウエストン:サム・ハーディ
部族長:ノーブル・ジョンソン

アメリカ 映画
配給 RKO

1933年製作 100分
公開
北米:1933年3月2日
日本:1933年9月14日
製作費 $670,000
北米興行収入 $1,856,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ニューヨーク港
多くの猛獣映画などを手掛けていた映画製作者のカール・デナム(ロバート・アームストロング)は、次回作の撮影の準備を進めていた。

俳優エージェントのチャールズ・ウエストン(サム・ハーディ)は、”ヴェンチャー”で旅立とうとするデナムの元に向かう。

デナムから、エングルホーン船長(フランク・ライチャー)と助手ジャック・ドリスコル(ブルース・キャボット)を紹介されたウエストンは、秘密主義の彼に意見して女優を紹介できないことを伝える。

今までの作品で女優の出演を控えてきたデナムの考えを知ろうとするウエストンは、大衆の要求に応えるしかないと言われる。
...全てを見る(結末あり)

 


解説 評価 感想 ■

ほぼ同じスタッフとデナム役のロバート・アームストロング主演で同年「コングの復讐」(1933)が公開され、設定を参考にした「キングコング」(1976)、その続編「キングコング2」(1986)、1933年版をリメイクしたピーター・ジャクソンの「キング・コング」(2005)などが製作され、コングの起源を描くスピンオフ作品「コング:スカル・アイランド」(2017)の公開が予定されている。

参考:
・「キングコング」(1933)
・「コングの復讐」(1933)
・「キングコング」(1976)
・「キングコング2」(1986)
・「キング・コング」(2005)
・「コング:スカル・アイランド」(2017)

*(簡略ストー リー)
ニューヨーク
多くの猛獣映画などを手掛けていた映画製作者カール・デナムは、伝説の巨大生物”コング”を映像に収めるために準備を進めヒロイン役を探していた。
エージェントに女優の紹介を断られたデナムは、街で出会った貧しい女性アン・ダロウの美貌に目をつけ、彼女をヒロインに決める。
その役を受けたアンは、作品の内容や行き先も知らぬまま船で目的地に向かう。
シンガポール付近のある島に着いたデナムは、エングルホーン船長やその助手のドリスコルらと共に上陸する。
巨大な壁の前で行われる、部族の儀式を目撃したデナムらは気づかれてしまい、部族長は、コングに捧げるためにアンの引き渡しを要求する。
デナムはそれを拒むもののアンは部族に捕えられ、彼女はコングに捧げられる。
アンを追ったデナムらは、現れたコングに連れ去られた彼女を助けるためにジャングルに向かうのだが・・・。
__________

予期せぬ事態で映画のヒロインに抜擢された貧しい女性、向こう見ずな映画製作者、荒っぽいが逞しく勇気ある船員達の個性、そして画面を占領する巨大生物”キング・コング”の迫力、野生生物が暴れまわる南海の島の冒険とアクション、メリアン・C・クーパーアーネスト・B・シェードザックのスピード感溢れる演出は冴え渡る。

それだけでも十分満足できる内容に加え、完成して間もないニューヨークの象徴”エンパイア・ステート・ビル”を舞台にしたクライマックスのアイデアは見事だ。
これだけの作品が、1930年代前半に製作できる才能と特撮を含めた技術力には驚かされる。

飛行家に憧れた、製作と監督を兼ねるメリアン・C・クーパーは、第一次大戦陸軍航空軍の爆撃機パイロットとして活躍し、”パンアメリカン航空”創設メンバーとして名を連ね、本作を含めたRKOの最盛期を支え、そしてジョン・フォードと共に創設した”アーゴシー・プロダクション”で、「アパッチ砦」(1948)他、映画史上に残る数々の名画を世に残した偉大な映画人である。

1991年、アメリカ議会図書館が、国立フィルム登録簿に登録した作品でもある。

また、ラストでロバート・アームストロング演ずる映画製作者デナムが語る、”Oh, no, it wasn’t the airplanes. It was Beauty killed the Beast. (いや飛行機ではない、美女が野獣を殺した)”は、2005年発表のアメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)が選出した”アメリカ映画・名セリフベスト100”の84位にランクされている。

ヒロインを演ずるフェイ・レイは、本作での”叫び声”が話題になり映画史に名を残すことになる。
フェイ・レイは2005年版で、上記の名ゼリフを語る役を演じクライマックスで登場する予定であったが、公開の前年96歳で惜しまれながら世を去った。

強引なまでの自信でロケを進めようとする、映画製作者を熱演するロバート・アームストロング、ヒロインと愛し合う逞しい船員を演ずる、盟友であるジョン・ウェイン作品の多くに出演した、まだ20代のブルース・キャボット、船長フランク・ライチャー、俳優エージェントのサム・ハーディ、部族長ノーブル・ジョンソンなどが共演している。


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