ギリシャの富豪一族で起きた怪死事件を調べる私立探偵の調査を描く、監督フィリップ・ラコート、主演ジョセフ・ゴードン=レヴィット、シャイリーン・ウッドリー、リチャード・マッデン他共演のクライム・ミステリー。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:フィリップ・ラコート
製作:ブラッド・ウェストン
原作:ジョー・ネスボ”The Jealousy Man”
脚本
マット・シャルマン
ロベルト・ベンティヴェーニャ
撮影:アンドリュー・ダン
編集
ジェイ・キャシディ
ニール・スミス
音楽:ジョセフ・シャーリー
出演
ニック・バリ:ジョセフ・ゴードン=レヴィット
ペネロペ・ヴァルダキス:シャイリーン・ウッドリー
レオ・ヴァルダキス:リチャード・マッデン
エリアス・ヴァルダキス:リチャード・マッデン
オードリー:クレア・ホルマン
ヨルゴス・メンサ:バブー・シーサイ
モニーク:アビー・リー
アメリカ 映画
配給 アマゾン MGM スタジオ
2024年製作 97分
公開
北米:2024年9月26日
日本:2024年9月26日
■ ストーリー ■
ギリシャ、クレタ島。
海運会社などを経営する富豪一族のレオ・ヴァルダキス(リチャード・マッデン)は、ロッククライミング中に落下死する。
私立探偵ニック・バリ(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、ペネロペ・ヴァルダキス(シャイリーン・ウッドリー)に雇われ、彼女の夫エリアス(リチャード・マッデン)の双子の兄弟レオの死を調査することになる。
空港でペネロペと話したニックは、家族が警察を支配しているため、公式には事故とされているが、殺人だと思っている彼女が真実を知りたいということだった。
ペネロペは、エリアスの会社は、事件が株価に悪影響を及ぼすのをを恐れていることをニックに話す。
さらにペネロペは、自分が雇ったのを知られないようにすることをニックに約束してもらう。
ニックは、ペネロペから報酬を受け取り車を提供され、宿泊先となる修道院に案内される。
妻モニーク(アビー・リー)と娘との関係の記憶に悩まされていたニックは、それを忘れるために酒の助けを借りていた。
翌日ニックは、検死官からレオの事故時の記録を見せてもらい、捜査はヨルゴス・メンサ(バブー・シーサイ)が担当していることを知り、調査を始めるために警察に向かうのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
2021年に発表された、ジョー・ネスボの短編小説”The Jealousy Man”を基に製作された作品。
コートジボワール出身のフィリップ・ラコートが監督し、主演はジョセフ・ゴードン=レヴィット、シャイリーン・ウッドリー、リチャード・マッデン他共演のクライム・ミステリー。
ギリシャの富豪一族で起きた怪死事件を調べる私立探偵の調査を描くクライム・ミステリー。
魅力的なキャスティングは注目だが、サスペンスとしての緊迫感もなく、一卵性双生児が関わる事件であるため、謎の死や最終的な結末も予想できる内容は残念だ。
主演のジョセフ・ゴードン=レヴィットは、家族との関係に悩みながら怪事件を調査する私立探偵を好演している。
主人公に事件の調査を依頼する富豪夫人シャイリーン・ウッドリー、怪死する彼女の義弟と双子の兄のリチャード・マッデン、その母親で一族の家長クレア・ホルマン、主人公に協力する事件を担当する刑事バブー・シーサイ、モニーク:アビー・リーなどが共演している。