外にランプを出すようサムに指示したヴィエンナは、客はいないものの、音が好きだと言ってエディにルーレットを回させる。
鉄道工事業者のアンダーソン(リス・ウィリアムズ)と話しをしていたヴィエンナは、鉄道が敷かれた後の土地の急騰を見越した考えを伝え、二人で分け合うことを提案する。
危険が伴うことを考えたアンダーソンは、銃の扱いは不慣れだと言ってそれを断る。
そこに、駅馬車が襲われて兄を殺されたエマ・スモール(マーセデス・マッケンブリッジ)や町の有力者ジョン・マカイヴァース(ワード・ボンド)、そしてウィリアムズ連邦保安官(フランク・ファーガソン)らが現れる。
犯人と思われるダンシング・キッド(スコット・ブレイディ)を匿っていると言って、引き渡しを要求するエマだったが、ヴィエンナは身に覚えがないと伝える。
納得しないエマとマカイヴァースだったが、ヴィエンナは彼らに銃を向ける。
思い込みだけでキッドを殺そうとするエマに、そこまで憎む理由を尋ねたヴィエンナは、彼女の考えは逆だと気づく。
キッドが自分に色目を使っていたと言うエマは、兄が知れば殺されていたはずだと話す。
そのため、キッドが兄を殺して自分を手に入れようとしていたと考えるエマは、ヴィエンナから、彼に見向きもされないので自分と共に殺そうとしているのではないかと言われる。
自分達を見下すヴィエンナを引きずり下ろすよう男達に指示したエマだったが、ヴィエンナから一歩も動かないと言われ、鉄道は通さないと伝える。
エマの本音を聞いたヴィエンナは、マカイヴァースと町を牛耳っているだけでは満足できず、全てを手に入れる気なのかを問う。
間違いなくできる町には何千人も人が集まり、その全てを追い出すのは無理だと言うヴィエンナは、それをアンダーソンに確認する。
駅を作らせる気のないマカイヴァースだったが、アンダーソンから、ヴィエンナが決めることだと言われる。
エマらを追い払おうとしたヴィエンナは全員を撃てるはずがないと言われるものの、二人を殺せば十分だとと伝える。
その度胸があるのかと言われたヴィエンナは、試してみるかを問い、事を荒立てたくないウィリアムズは退散しようとする。
エマから殺すと言われたヴィエンナは、その前に自分に殺されないようにすることだと伝える。
バーに向かったヴィエンナは、銃声が聴こえたためにキッドが現れたと伝え、エマらは警戒する。
酒場に入ってきたキッドらは、その場にいたエマらに気づく。
そこに現れたジョニーは、キッドからタバコを譲ってもらい、マカイヴァースに火をもらう。
キッドと牽制し合うジョニーは名を名乗り、ギターが弾けるのかを訊かれ、踊れるかと尋ねながら腕前を披露する。
それに合わせてエマと踊ったキッドは、仲間のターキー・ラルストン(ベン・クーパー)とバート・ロナーガン(アーネスト・ボーグナイン)らを驚かせる。
ウィリアムズから、午後はどこにいたと訊かれたキッドは、仲間のコーリー(ローヤル・ダーノ)に答えさせる。
銀山で働いていたというコーリーの言葉を信じないマカイヴァースは、盗みと殺しをしていたと決めつける。
ウィリアムズも信じようとせず、マカイヴァースから、その場に案内しろと言われたキッドは、教えたら荒らされるだけだと伝える。
いつものように、金曜に飲みに来ているだけだ話すターキーの言う通りだと伝えたヴィエンナは、エマに嘘つき女とだと罵られる。
駅馬車の御者にキッドらが犯人かを確認させたマカイヴァースらだったが、覆面と太陽の光で顔は確認できなかったと言われる。
マカイヴァースから何か目撃したか訊かれたジョニーは、駅馬車襲撃を見たと答える。
助けなかった理由を訊かれたジョニーは、ギターしかなかったことを伝え、銃は持っていないと言っても信じてもらえない。
銃を持たない理由を訊かれたジョニーは、西部一の早撃ちではないからだと答える。
キッドらに馬鹿にされたマカイヴァースは酒瓶を壁に投げつけ、24時間以内にこの区域を閉鎖すると言って、自分の土地でないにも拘らず強行しようとする。
ウィリアムズもやり過ぎだと意見するが、マカイヴァースは聞く耳を持たず、自分が片をつけようとする。
その場を去ろうとするマカイヴァースを呼び止めたヴィエンナは、ウィスキー代を請求する。
金を払い借りは作らないと伝えたマカイヴァースらはその場を去り、ヴィエンナは、出て行くエマから一緒に出て行くようにと言われる。
出て行く気はないことをキッドに伝えたヴィエンナは、どうやって敵に立ち向かうかを訊かれ、ジョニーに雇われる気があるか尋ねる。
キッドから雇うと言われたジョニーは、ヴィエンナの条件を尋ねる。
納得しないキッドに、ジョニーに選ばせるべきだと伝えたヴィエンナは、自分のために愛の籠った曲を弾かせる。
気に入らないキッドは、知らない女を口説くと痛い目に遭うと警告するが、ジョニーは、ヴィエンナを見つめながら、知らない女ではないことをキッドに理解させる。
自分達がどんな関係かを気にするキッドを相手にしないジョニーは、ヴィエンナのためにギターを弾く。
思い出の曲(ジャニー・ギター)を弾くジョニーに、違う曲にするようにと伝えたヴィエンナは動揺する。
バートから何の曲だと訊かれたジョニーは、酒を無理に進める彼と外で殴り合いになる。
自分を嫌う理由をヴィエンナに尋ねたキッドは、むしろ好きだが愛せないと言われる。
ヴィエンナから、この場から去り戻らない方が賢明だと言われたキッドだったが、その気はなかった。
バートを叩きのめしたジョニーは、キッドから、バートは執念深いので復讐されると言われる。
楽しかったとヴィエンナに伝えたキッドは、、仲間達と共に痛めつけられたバートを連れてその場を去る。
これで会えなくなると言うターキーは、寂しくなるとヴィエンナに伝え、自分が残ることを提案する。
ヴィエンナに子供扱いされたターキーは銃の腕前を見せるが、ジョニーが彼の銃を撃つ。
子供にしてはいい腕だとターキーに伝えたヴィエンナは、ジョニーから銃を奪う。
動揺するターキーは、撃たれた銃を見つめながらその場を去る。
自分が止めなければターキーを撃っていたと言うヴィエンナは、サドルバッグにしまってあるという銃を使わないようにとジョニーに警告し、以前と変わっていないと伝える。
変わると思うのかと訊かれたヴィエンナは、5年もあれば人は学ぶものだと伝える。
ヴィエンナは、ジョニーから、酒場で出会い酒場で再会し、何も変わっていないと言われる。
新しく生まれ変わる町の模型を見せられたジョニーは分け与えると言われ、拳銃使いを必要としているヴィエンナの考えを知る。
いくらでもいるはずだと伝えたジョニーは、ヴィエンナから”ジョニー・ローガン”がいいと言われる。
昔の名前に未練はないと言うジョニーは、運が良かったヴィエンナに会いたかったので来たことを伝える。
運は関係ないと言うヴィエンナは、男と女の生き方や他人の味方は違うと伝える。
自分を待っていたのかと訊かれたヴィエンナは、5年も待つはずがないと答え、ジョニーからやり直したいと言われる。
プロポーズかと訊かれたジョニーは、落ち着くのも悪くないと答える。
それが互いの考えのはずだと言われたヴィエンナは、将来のために結婚して一緒に働きたかったと伝えるが、家に縛られるのを男が嫌ったと話す。
もし男が戻ったらと訊かれたヴィエンナは、火は燃え尽きたら灰になるとジョニーに伝えて、二階の部屋に向かう。
翌日、アジトの山小屋に戻ったキッドらは、真犯人を捜すか、銀山は掘り尽くしたので下山するかで意見が分かれる。
ヴィエンナにいるために残ろうとしているとバートに指摘されたキッドは、戦いになることを気にする彼から、女絡みは御免だと言われる。
肺病のコーリーのために空気のきれいなカリフォルニアに行くことを提案するキッドは、濡れ衣で縛り首になるのは嫌だと考える。
捕まらずに大仕事をやると言うキッドの考えに、仲間達は従うことにする。
夜中に一人で酒を飲んでいるジョニーに話しかけたヴィエンナは、悪夢を見たことを伝える。
待っていたと言ってほしいと伝えたジョニーは、その通りだと答えたヴィエンナに、戻らなければ死んでいたとも言わせる。
今でも愛しているとも言わせたジョニーは感謝し、ヴィエンナからグラスを奪われる。
それを投げ捨てたヴィエンナは、自分を哀れまないようにとジョニーに伝えて、何をしてこの店を手に入れたと思うのかと尋ねる。
聞きたくないと言うジョニーに、ヴィエンナは、体を許した男にジョニーを投影しながら抱かれたことを話そうとする。
話を遮るジョニーは、全て5年前のままで何も変わっていないと伝え、自分達だけが現実だと言って、心を許したヴィエンナを抱きしめる。
翌日、ジョニーと共に町の銀行に向かったヴィエンナは、休業だったところを特別に開けてもらい、口座を解約して現金を受け取る。
その場に現れたターキーは、休業だと言われるものの預金したいと伝える。
荷馬車に隠れていたキッドらは銀行を襲い、外で待っていた丸腰のジョニーは見ているしかなかった。
ジョニーを見張るよう指示されたターキーは、昨日のことで彼から皮肉を言われて動揺する。
驚くヴィエンナから、これで縛り首は確実なので逃げるようにと言われたキッドは、町に名を残すと伝える。
エマが許さないと言われたキッドは、追放される身で手ぶらでは出ていけないとヴィエンナに伝える。
自分は残ると言うヴィエンナから要求を訊かれたジョニーは、お前だと伝える。
今後は自分の物になるかと問われたヴィエンナは、それを断りキッドに近づく。
銃を奪おうとするヴィエンナを振り払い、バートとコーリーに声をかけたキッドは、彼女にキスしてその場から逃げる。
ジョニーを撃とうとしたバートを制止したキッドは、仲間達と共にその場を去る。
ジョニーと馬車で酒場に戻ろうとするヴィエンナは、追放処分になったキッドは追い詰められてしたことだと伝える。
同時に銀行を訪ねたのはまずいと言うジョニーは、キッドに金を奪われなかったことをヴィエンナに確認し、エマにとっては疑うのに十分な理由になると考える。
エマが自分を憎む理由は、彼女がキッドを好きだからとジョニーに伝えたヴィエンナは、エマが動き出す前にこの場を去るべきだと言われる。
谷に向かうと言うジョニーに対し、ヴィエンナは酒場に戻りたいと伝える。
馬を替えたキッドらは、通る道と現金の山分けのことで意見が分かれるものの、共に行動することになる。
葬儀を終えて銀行に向かったエマは、キッドらに現金が奪われたことを知り、行員のネッドからは、ヴィエンナは止めていたと言われるものの、グルだと決めつける。
ヴィエンナが共犯だったと言うようネッドに強要したエマは、キッドが彼女にキスしていたことを知らされる。
マカイヴァースとウィリアムズは捜索隊を編成し、同行すると言うエマに足手まといだと伝える。
それに従うはずがないエマは、捜索隊と共に出発する。
キッドらは、鉄道工事で爆破作業が続く危険地帯を進む。
爆破で道が塞がれたために逃げ道がなくなったジョニーは、追手が現れることをヴィエンナに伝える。
数人殺せば撤退すると言うジョニーは、ここに残って戦うが人殺しをする考えはないヴィエンナに、戦うには相手を殺すしかないと伝えて説得する。
呼んだことが間違いだったと言うヴィエンナは、ジョニーに報酬を払い別れようとする。
激しい爆破で逃げ場を失ったキッドらは、落馬したターキーを助ける。
砂漠を行くしかないと言うバートの意見を聞き入れないキッドは、山小屋に戻ることを伝える。
マカイヴァースらは、手分けをしてキッドらを捜す。
ジョニーは、ネッドらが戻ってきたことに気づく。
エディらに半年は暮らせる額の現金を渡したヴィエンナは、自分がいたら戻ってほしいと言って、約束した土地を渡すと伝える。
もし自分がいない場合はこの場で働くようにと伝えたヴィエンナは、トムの分をエディに渡して、彼を捜して連れて行くよう指示する。
ジョニーにも現金を渡したヴィエンナは、店じまいだと言って二階の部屋に向かう。
現金を受け取る気のないジョニーは、その場を去る。
傷を負っていたターキーは、木の枝にぶつかり落馬してしまう。
ターキーの姿が見えないことに気づいたキッドは、追手が近づくのを確認しながら戻ろうとする。
バートとコーリーに反対されたキッドは、仕方なく山小屋に向かう。
ターキーが負傷していることを知ったウィリアムズは、それをマカイヴァースに伝える。
ヴィエンナの酒場にキッドはいるはずだと考えるエマは、マカイヴァースから焦るなと言われる。
キッドらの隠れ家の場所に見当をつけたマカイヴァースは、捜索隊と共にその場に向かう。
途中、キッド一味の馬が現れ、ヴィエンナの酒場が怪しいということになる。
ウィリアムズやマカイヴァースの詰めの甘さを批判したエマは、このままだと鉄道が敷かれ、大勢のよそ者が集まり自分達は追い出されると皆に伝える。
一人をその場に残したウィリアムズは、捜索隊を引き連れてヴィエンナの酒場に向かう。
現れたトムから客が来たと言われたヴィエンナは、傷を負いふらつきながら倒れこんだターキーを介抱する。
トムに逃げなかった理由を尋ねたヴィエンナは、自分など誰も気にも留めないと言われる。
ここには置いておけないターキーを捜索隊に渡すしかないと考えるヴィエンナだったが、トムから、まだ子供の彼が縛り首になってしまうと言われ、銃を扱えるなら立派な大人だと伝える。
森に隠すと言うトムだったが、捜索隊が現れる。
入ってきたウィリアムズからキッド一味のことを訊かれたピアノを弾くヴィエンナは、逮捕すると言われ、銀行強盗とは無関係だと伝える。
銀行を襲わなくても鉄道が通れば金に困ることはないと言うヴィエンナは、銀行に寄った理由を訊かれ、ここが閉鎖されるので店員に払う給料のためだと答える。
ヴィエンナは、自分の店でピアノを弾いているのが罪になるのかと、誰も見つけられないウィルソンらに尋ねる。
納得できないエマは隠れ家への行き方を知っているはずだと伝え、それを訊かれたヴィエンナは答えようとしない。
それでも追及してくるウィリアムズらに対し、自分が無実だと知りながら責める理由を尋ねるヴィエンナは、彼らを偽善者呼ばわりする。
しかし、隠れていたターキーが音を立てたために見つかってしまい、ウィリアムズは仲間の居場所を聞き出そうとする。
エマとマカイヴァースは、ウィリアムズのやり方を無視してターキーを責め、ヴィエンナも仲間だと言わせようとする。
死にたくないターキーは、どうすればいいのかとヴィエンナに尋ね、自分を救うようにと言われる。
ターキーはヴィエンナが仲間だと認めてしまい、嘘だと言うトムは痛めつけられる。
マカイヴァースがターキーとヴィエンナを縛り首にすることを決めたため、ウィリアムズは、正当な法の下で二人を裁こうとして銃を向ける。
ターキーはいいがヴィエンナはだめだと言うトムも銃を構えるが、エマに撃たれてしまい、その瞬間に発砲した弾丸をウィリアムズが受ける。
駆け寄るヴィエンナから、なぜこんなことをしたと訊かれたトムは、あなたならこうしたはずであり、初めて皆に注目されたと伝えて息絶える。
ヴィエンナとターキーは外に連れ出され、エマは、天井から吊る下げられているランプのロープを撃ち火が燃え広がる。
それを見つめるヴィエンナは、ターキーと共に橋の下に連れて行かれて吊るされることになる。
殺さない約束だと言うターキーの言葉は無視され、彼は吊るされる。
ヴィエンナの首にロープがかけられるが、マカイヴァースやピート(アイアン・マクドナルド)は女は吊るせないと言って躊躇する。
覚悟を決めたヴィエンナは、男達に100ドル出すと言うエマに自分でやればいいと伝える。
鞭を渡されたエマは馬を鞭打つが、橋の上に潜んでいたジョニーがヴィエンナのロープを外す。
走り去るヴィエンナの馬を追い彼女を助けたジョニーは、馬を逃がして身を潜め、捜索隊が通り過ぎるのを待つ。
酒場の地下にある坑道から反対側に抜けられると言うヴィエンナは、ドレスを脱いで、その場に干してあった洋服に着替える。
キッドとの友人以上の仲をジョニーに話したヴィエンナは、彼らの隠れ家に向かおうとする。
坑道を抜けたヴィエンナは、焼け落ちる酒場を見つめながらジョニーと共にその場から逃れる。
夜が明けて、川を渡たり滝を抜けたジョニーとヴィエンナは小屋に近づき、見張りのコーリーに銃を向けられるもののキッドの元に向かう。
小屋に入りコーリーに案内されたと伝えたヴィエンナは、ジョニーがいる理由をバートから訊かれ、吊るされた自分を救ってくれたと答える。
ターキーが吊るされたことを知ったキッドは、途中で戻らなかったことを後悔する。
ヴィエンナを着替えさせたキッドは、ジョニーと揉めそうなバートをコーリーの見張りと交替させる。
ヴィエンナを救ってくれたことをジョニーに感謝するキッドは、自分のためではないと言われる。
ジョニーを小屋に案内させたことをバートから責められたコーリーは、撃てばこの場所が知られると言って、キッドに任せるべきだと伝えて小屋に戻る。
ヴィエンナと話したキッドは、あれが噂のジョニーだったことを確認する。
ジョニーがガンベルトをしていることを知ったヴィエンナは、自分なら”ジョニー・ローガン”をからかわないとキッドに伝える。
ジョニーが有名なガンマンだと知ったキッドは驚き、この場は協力し合うことをヴィエンナに約束する。
キッドは、ダンスしていれば長生きできると、ヴィエンナから皮肉を言われる。
ターキーの馬が暴れ出して川に向かったため、エマらはその後をつける。
見張りのバートに気づき話したいと伝えたエマは、滝を抜けて一人で来るようにと言われる。
マカイヴァースにバートと話してくると伝えたエマは、滝に向かう。
ジョニーを牽制するキッドは、銃を抜いた彼が殺しをしたがっているとヴィエンナに伝えて外に出る。
ジョニーを落ち着かせたヴィエンナは、彼に朝食を作る。
バートから異常がないと言われたキッドは見張りを替わり、ジョニーには近づくなと伝えて、彼が”ジョニー・ローガン”であることを知らせる。
コーリーにエマと話したと伝えたバートは、狙いはヴィエンナとジョニーだと知らせる。
金を半分渡せば逃がすことで話をつけたと言うバートは、ヴィエンナを渡すはずがないキッドには知らせていないとコーリーに伝える。
キッドに従う考えのコーリーが話すと言うため、バートは彼をナイフで殺す。
二人の話を聞いていたジョニーはコーリーが殺されていることに気づき、キッドを背後から撃とうとするバートに襲い掛かる。
銃声を聴いたエマらは、滝を通り抜けて小屋に向かう。
抵抗するバートが発砲したために彼を射殺したジョニーは、捜索隊の銃撃から逃れるために身を隠す。
バートの死体を確認した捜索隊は小屋に近づき、エマはヴィエンナに向けて発砲する。
エマから今行くと言われたヴィエンナは、待っていると答える。
自分達の行いにうんざりするピートに、最初から女同士の戦いだと伝えたマカイヴァースは、皆に撃つなと伝えるよう指示する。
ジョニーとキッドも、ヴィエンナとエマの様子を見守る。
エマと相対して発砲されたヴィエンナは、肩を撃たれてしまう。
ヴィエンナを助けようとしたキッドを、エマは射殺する。
近づくエマを射殺したヴィエンナはジョニーに助けられ、マカイヴァースらは、エマの死を確認する。
自分達を見つめるマカイヴァースらに向かって銃を投げ捨てたヴィエンナは、ジョニーに寄り添われてその場を去る。
滝を抜けたヴィエンナとジョニーは、新しい人生のことを考えながら抱き合う。