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グランド・ジョー Joe (2013) 3.52/5 (33)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

服役歴もある心に傷を負う男と不幸な少年の親交と友情を描く、製作、監督デヴィッド・ゴードン・グリーン、主演ニコラス・ケイジタイ・シェリダンゲイリー・プールター他共演のドラマ。


ドラマ

ニコラス・ケイジ / Nicolas Cage 作品一覧


スタッフ キャスト
監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン
製作
リサ・マスカット
デヴィッド・ゴードン・グリーン
クリストファー・ウッドロウ
デリッック・ツェン
製作総指揮
モリー・コナーズ
マリア・セストーン
サラ・ジョンソン・リードリヒ
ホイト・デヴィッド・モーガン
ブラッド・クーリッジ
ダニー・マクブライド
ジョディ・ヒル
原作:ラリー・ブラウン”Joe”
脚本:ゲイリー・ホーキンズ
撮影:ティム・オアー
編集:コリン・パットン
音楽
デヴィッド・ウィンゴ
ジェフ・マキルウェイン

出演
ジョー・ランサム:ニコラス・ケイジ
ゲリー・ジョーンズ:タイ・シェリダン
ウェイド・ジョーンズ:ゲイリー・プールター
レイシー:ヘザー・カフカ
ウィリー・ラッセル:ロニー・ジーン・ブレヴィンズ
アール:AJ・ウィルソン・マクポール
コニー:エイドリアン・ミシュラー
ジュニア:ブライアン・メイズ
メルル:シュー・ロック

アメリカ 映画
配給 ロードサイド・アトラクションズ
2013年製作 117分
公開
北米:2014年4月11日
日本:2016年1月30日
製作費 $4,000,000
北米興行収入 $373,380


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
テキサス
15歳の少年ゲリー・ジョーンズ(タイ・シェリダン)は、アル中でトラブルばかり起こす父ウェイド(ゲイリー・プールター)を批判し、追ってくる男達に叩きのめされることを伝える。

ゲリーを殴ったウェイドはその場を去り、土手を上がったところで男達に襲われる。

木を毒により枯らす作業を請け負うジョー・ランサム(ニコラス・ケイジ)は、森に現れたゲリーから雇ってほしいと言われる。

歳を聞き労働条件などを伝えたジョーはゲリーを雇うことにして、車にあるオノと容器に薬剤を入れて持って来るようにと伝える。

作業員のジュニア(ブライアン・メイズ)に歓迎されたゲリーは、準備をして作業を始める。

その日の仕事を終えたゲリーはジョーから金を受け取り、月曜に待っているので、働きたければ父親も連れてくるようにと言われる。

家に戻ったゲリーは、母に仕事を見つけたことを伝えるが、ウェイドとは何も話さない。

メルル(シュー・ロック)の娼館に向かい、彼女に金を渡したジョーは、その後ステイシーの家に寄り、鹿を解体していた彼女らに手本を見せる。

家を出たジョーは、因縁がある悪党のウィリー・ラッセル(ロニー・ジーン・ブレヴィンズ)にショットガンで撃たれてしまう。

買い物に行こうとしたゲリーはウェイドを誘うが、酔っているウェイドは具合が悪いと言ってその場を動こうとしない。

橋の上からショットガンを捨てたウィリーは、現れたゲリーから、町まで父と共に車に乗せてほしいと言われる。

それを承知したウィリーは銃を捨てた理由を訊かれ、武器は人を暴力にかきたてると伝える。

顔の傷を見せて、”あいつ”には二度と殴らせないと言うウィリーは、ゲリーに妹のことを訊く。

妹の話を拒み家族を侮辱するなと言われたウィリーは憤慨し、ゲリーに言い寄るものの抵抗される。

町に送るのはやめて川に放り込むとゲリーに伝えたウィリーは、彼を脅す。

言い寄られたために反撃したゲリーはウィリーを叩きのめして逆に脅し、その様子を見ていたウェイドと共にその場を去る。

傷の手当てをしてソファーでうたた寝をしていたジョーは、コニー(エイドリアン・ミシュラー)が来たことに気づき、彼女と友人を招き入れる。

傷のことを訊かれたジョーは、かつてバーで殴ったウィリーに撃たれたことを伝える。

母親の恋人が戻ってきたため家にいたくないと言うコニーは、この場にいさせてほしいとジョーに伝える。

ジョーは、直ぐにバレるとは思うがいたいならいろとコニーに伝える。

週明けからゲリーと共に働きだしたウェイドは、水ばかり飲んでまともに仕事ができず、ジュニアに注意される。

反論したウェイドはジュニアと口論になり、罵り合ってその場を去る。

作業を終えゲリーとウェイドを送ったジョーは、もう来なくていいと二人に伝える。

ウェイドから仕事はしたと言われたジョーは、ゲリーに金を渡す。

何でもするのでまだ働きたいと言うゲリーに、後で連絡すると伝えたジョーは、ウェイドがゲリーを殴り倒して金を奪ったために車を降りようとするが、思い止まる。

家族を殴る父を恨むゲリーは、母から、家族を守るのが自分の役目だと言われる。

その夜、雨の中ずぶ濡れになって現れたゲリーを家にいれたジョーは、彼から仕事が欲しいと言われる。

ゲリーが父親に殴られるのを見ていただけだと知ったコニーに責められたジョーは、他人に関わって揉めるのには懲りたと伝える。

コニーから、自分ならゲリーを助けられると言われたジョーは、着替えたゲリーが、雨の中でも働く気があることを知り、彼を連れてコールマンの食料品店に向かう。

ゲリーに食材を買い与えたジョーは、仕事が山ほどあるので、雨が止んだら、暗いうちに集合場所のここに来るようにと言って、自分達は友達だと伝える。

その後、ゲリーが親に見捨てられたと考えるジョーは、母と妹ドロシーのために懸命に生きる彼の支えになろうとする。

作業員から車を新しくしろと言われていたジョーは、ゲリーから、車をいくらで売るか訊かれ、程度が悪いので他の中古車を探すことを勧める。

ゲリーからどうしても欲しいと言われたジョーは、新車を買ったら900ドルで売ることを約束する。

路上に座り込んでいたウェイドは、酒を持っているホームレスの後をつけて話しかける。

ホームレスを殴り殺したウェイドは、金と酒を奪ってその場から逃げる。

バーにいたジョーは、仲間を連れたウィリーから話しかけられる。

ウィリーは、今までのことは水に流すと言いながら、撃ったのは警告だとジョーに伝える。

友人の前で自分に恥をかかせたと言うウィリーは、雇っているゲリーに手を出したのかとジョーに尋ねる。

憤慨したジョーはウィリーを叩きのめし、怒りを抑えながら、死人が出る前に警察を呼べとバーテンダーに伝える。

メルルの娼館に向かったジョーは彼女はいないと言われ、その場にいる嫌いな犬を黙らせるために、家に向かい愛犬フェイスを連れて戻り、レイシー(ヘザー・カフカ)と愛し合う。

犬をかみ殺したフェイスを連れてその場を去ったジョーは、街道でパトカーに追われる。

それを振り切ろうとしたジョーは、もう一台のパトカーが道を塞いでいたために、車を停めて抵抗しなかった。

酔って戻ったウェイドはゲリーが稼いだ金を奪い、抵抗しようとした息子を叩きのめし、隠してある金を渡せと言って、また来ると伝えてその場を去る。

逮捕されるものの、自分を理解する保安官のアール(AJ・ウィルソン・マクポール)に釈放されたジョーは家に戻る。

その後ジョーは、訪ねて来たゲリーから、留置場に入れられた話をされる。

ゲリーから、服役したこともあるのかと訊かれたジョーは、警官に暴行して29か月の刑を受けたことを伝える。

ジョーは、ショッピングセンター付近で自分の車を止めた警官から、恋人に手を出したと言われ、覚えがなかったので抵抗して三人の警官を殴り、拳銃を向けられたと話す。

銃を摑まれた警官が自分の膝を撃ってしまったことも話したジョーは、愛犬フェイスが逃げてしまったので一緒に捜すかゲリーに尋ねる。

練習だと言って、ゲリーに車のキーを渡して運転をさせたジョーは、思い当たるところを捜す。

ゲリーから、最後に見た場所に戻るかもしれないと言われたジョーは、警官に逮捕された街道に向かいフェイスを見つける。

驚いたジョーはゲリーを家に送り、因縁をつける者がいたら自分に教えろと伝えて、感謝の印に彼にライターを渡す。

街道を歩くウェイドに気づいたジョーは、タバコの火がなかったために、彼を車に乗せて火を借りる。

ゲリーは良く働いていると伝えたジョーは、息子をバカにするウェイドを脅し、ゲリー何かあったら叩きのめすと伝えて追い払う。

翌週、ゲリーの家を訪ねたジョーは、独立するべきだと伝えるものの、母と妹の面倒を見なくてはならない家庭の問題だと言われる。

ドロシーに話しかけても返事をしないために不思議に思ったジョーは、ゲリーから、ある日、突然、話をしなくなったと言われる。

ウェイドに声をかけたウィリーは、生意気な息子のことについて話し、自分達は友人になれる方法はあると伝える。

自動車ディーラーに向かい新しい車を手に入れたジョーは、ゲリーに乗ってきた車のキーを渡し、金を払おうとする彼に、保険契約などが必要なのでとっておくようにと伝える。

街道で警官に止められたジョーは、アルコール検査をされそうになったために逃走する。

追われたジョーは、再び車を停められて銃を向けられたために、警官に襲いかかって痛めつけ、撃つなら撃てと言って走り去る。

家に戻ったジョーは、その場で待っていたアールと話をする。

出て行くというニコールの置手紙を読みながら、新米の警官の話をしたジョーは、アールから、頭を冷やすために暫く事務仕事をさせると言われる。

刑務所に戻りたがる理由をジョーに尋ねたアールは、自分は不当に扱いはしなかったはずだと伝え、ジョーから、いつも理解してくれたと言われて、その場を去る。

コニーに電話をしてメッセージを残したジョーは、訪ねて来たゲリーが殴られたことを知る。

車を貸してほしいと言うゲリーは、父を殺して車を取り戻すとジョーに伝える。

ウィリーにそそのかされたウェイドがドロシーを連れて行ったことをゲリーから知らされたジョーは、自分が片をつけると言うゲリーを落ち着かせて、外で待っていろと伝えて拳銃を手にする。

ドロシーを車に乗せていたウェイドは、仲間と共に現れたウィリーに一人30ドルだと伝える。

現場に着いたジョーは、自分に何かあったら車で逃げて、コールマンの店に向かいアールを呼べとゲリー伝える。

発砲したジョーは車からウィリーを引きずり出して叩きのめす。

ドロシーを助け出して車に乗せたゲリーは、呼びかけてきたウェイドを無視し、助けを呼ぶと言ってその場を去る。

もう一人の男に銃撃されたジョーは、その男とウィリーを射殺する。

橋の上にいるウェイドに近づいたジョーは、発砲するものの外してしまい弾が切れる。

あんたは友達かと?とジョーに尋ねたウェイドは、その場から飛び降りる。

座り込んだジョーは、脇腹の傷を確認する。

アールを連れて戻ってきたゲリーは、瀕死のジョーを抱きしめる。

ジョーは息を引き取り、ゲリーは、父ウェイドが落下死したことを確認する。

その後ゲリーは、ジョーのトラックと愛犬フェイスを譲り受ける。

ジョーと作業員が枯らした木の森に、苗木を植える仕事をすることになったゲリーは、責任者から、ジョーの現場にいたので信頼していると言われる。

直ぐに仕事を始めたゲリーからジョーのことを訊かれた責任者は、いい男だった彼には世話になったと伝える。


解説 評価 感想
1991年に発表された、ラリー・ブラウンの小説”Joe”を基に製作された作品。

*(簡略ストー リー)
テキサス
森林を伐採するために木を毒で枯らす作業の責任者であるジョー・ランサムは、15歳の少年ゲリーから雇ってもらいたと言われる。
何でもすると言うゲリーを雇ったジョーは、真面目に働く彼と共に現れたアル中の父ウェイドがまともに仕事をしないために、二人を解雇しようとする。
ウェイドに虐待されながら、母と妹の面倒を見るゲリーの苦悩を知ったジョーは、彼に仕事を与えて心の支えになり親交を深めるのだが・・・。
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スモーキング・ハイ」(2008)など、コメディやファンタジー他、様々なジャンルの作品を手がけるデヴィッド・ゴードン・グリーンが製作を兼ね、ニコラス・ケイジと組んだシリアス・ドラマ。

第70回ヴェネツィア国際映画祭”のコンペティション部門で上映され、金獅子賞にノミネートされ、”Christopher D. Smithers Foundation Special Award”をデヴィッド・ゴードン・グリーンが、また、タイ・シェリダンが”マルチェロ・マストロヤンニ賞/新人賞”を受賞した。

服役歴もある心に傷を負う男と、父親に虐待されながら母と妹の面倒を見る不幸な身の上の少年との親交と友情を描いたドラマ。

主人公を、仕事はするものの反社会的な考えも持つ行動に一貫性がない人物に描くことで、その不安定な心情などを伝える、デヴィッド・ゴードン・グリーンの繊細な演出が見所の深いドラマでもある。

近年は冴えない話題ばかりを提供している主演のニコラス・ケイジは、犯罪者に近いものの頑強で包容力のある役柄を射熱演し、久々にいい役を演じている。

家族を苦しめる父の存在に苦しみながら、主人公を慕い成長していく少年タイ・シェリダンの好演は光る。

その父親を演じたゲイリー・プールターは、テキサスオースティンでホームレス生活をしていたところをリクルートされたということなのだが、その雰囲気のある演技は高く評価され、”オースティン映画批評家協会”は特別名誉賞を授与した。
また、本作は、公開を待たずに、オースティンの”レディー・バード・レイク”で2013年1月に死亡しているのが発見された、ゲイリー・プールターに捧げられた作品でもある。

娼館の娼婦ヘザー・カフカ、主人公と揉める悪党のロニー・ジーン・ブレヴィンズ、主人公の理解者である保安官のAJ・ウィルソン・マクポール、主人公を頼る女性エイドリアン・ミシュラー、主人公に雇われる作業員のブライアン・メイズ、娼館の経営者シュー・ロックなどが共演している。



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