ホラー映画「インシディアス」シリーズの第3作。 悪霊に呪われた少女とその家族が体験する恐怖を描く、製作、監督、脚本、出演リー・ワネル、主演ダーモット・マローニー、ステファニー・スコット、アンガス・サンプソン、リン・シェイ他共演のホラー。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:リー・ワネル
製作
ジェイソン・ブラム
オーレン・ペリ
リー・ワネル
製作総指揮
スティーヴン・シュナイダー
ブライアン・カヴァナー=ジョーンズ
チャールズ・レイトン
ピーター・シュレッセル
リア・ブーマン
ザヴィエル・マーチャンド
脚本:リー・ワネル
撮影:ブライアン・ピアソン
編集:ティモシー・アルバーソン
音楽:ジョセフ・ビシャラ
出演
ショーン・ブレナー:ダーモット・マローニー
クイン・ブレナー:ステファニー・スコット
タッカー:アンガス・サンプソン
スペックス:リー・ワネル
エリーズ・ライナー:リン・シェイ
マギー:ヘイリー・キヨコ
アレックス・ブレナー:テイト・バーニー
呼吸不能な男:マイケル・レイド・マッケイ
ヘンダーソン医師:トム・ギャロップ
カール:スティーヴ・コールター
グレース:フィリス・アップルゲイト
ハリー:ジェリス・リー・ポインデクスター
ヘクター:アシュトン・モイオ
リリー・ブレナー:エル・キーツ
黒衣の花嫁/パーカー・クレイン:トム・フィッツパトリック
ジャック・ライナー:エイドリアン・スパークス
メル:フィル・エイブラムス
アーネスト:ルーベン・ガルフィアス
ジョシュ・ランバート(少年期):ギャレット・ライアン
オーディションの審査員:ジェームズ・ワン
悪魔:ジョセフ・ビシャラ
アメリカ 映画
配給
フォーカス・フィーチャーズ(北米)
Sony Pictures Releasing International(イギリス/世界)
2015年製作 98分
公開
北米:2015年6月5日
日本:2016年1月16日
製作費 $10,000,000
北米興行収入 $52,218,560
世界 $112,983,890
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
ランバート家の怪奇現象の数年前。
1年半前に母親をガンで亡くした高校生のクイン(ステファニー・スコット)は、霊能者であるエリーズ(リン・シェイ)の家を訪ね、母と話したいことを伝える。
霊との交信はやめたと言って、一旦はそれを断ったエリーズは、クインを気の毒に思い彼女の要望に応える。
クインの母リリー(エル・キーツ)と交信しようとしたエリーズは、彼女ではない何者かが近づいてきたために動揺し、二度と母には話しかけないことをクインに約束させる。
その後クインは、演劇学校のオーディションに失敗してしまい、道路で男性が手を振る姿に気を取られ、車に轢かれてしまう。
一命は取り留めたクインは、両足を骨折しているために退院しても身動きができないまま、周囲で起きる異常現象や現れた何者かに怯える日々が続く・・・。
参考:
・「インシディアス」(2011)
・「インシディアス 第2章」(2013)
・「インシディアス 序章」(2015)
・「インシディアス 最後の鍵」(2018)
シリーズの原案、脚本を担当し出演も兼ねるリー・ワネルの初監督作品。(本作では製作も兼ねる)
1、2作は”ランバート家の怪奇現象”が描かれ、本作は、その数年前の事件が物語の内容となっている。
母親の霊と交信することを望む高校生に、別の悪霊がとり憑こうとしたために異常現象が起き、彼女と家族に助けを求められる、前二作で協力し合う、霊能者のエリーズと超常現象調査チームにタッカーとスペックスの出会いなども描かれているのが興味深い。
また、2作目で描かれている、息子を別の世界から救い出すものの、死者(悪霊)を生の世界に連れて帰ってしまったために起きる異常現象と恐怖が、暗示的に物語に組み込まれていることも注目したい。
前作に比べて減少するものの、北米興行収入は約5200万ドル、全世界では約1億1300万ドルのヒットとなり、シリーズの人気に衰えはない。
妻に先立たれ、悲しみの中で二人の子供を育てている父親で、異変に怯える娘を必死に守ろうとするダーモット・マローニー、その娘で、ガンで亡くなった母と話をしたいと思ったことがきっかけとなり、悪霊に襲われてしまう少女ステファニー・スコット、二人を救うために雇われる超常現象調査チームのアンガス・サンプソンとリー・ワネル、彼らと共にシリーズの顔とも言える霊能力者のリン・シェイ、クイン(ステファニー・スコット)の親友ヘイリー・キヨコ、クインの弟テイト・バーニー、呼吸不能な男の霊マイケル・レイド・マッケイ、医師トム・ギャロップ、エリーズ(リン・シェイ)の友人である霊能力者スティーヴ・コールター、主人公と同じアパートに住む老夫妻フィリス・アップルゲイトとジェリス・リー・ポインデクスター、クインと同じアパートに住む、彼女に思いを寄せる少年のアシュトン・モイオ、クインの母親エル・キーツ、黒衣の花嫁/パーカー・クレインのトム・フィッツパトリック、自殺したエリーズの夫エイドリアン・スパークス、アパートの管理人フィル・エイブラムス、アパートの住人ルーベン・ガルフィアス、ジョシュ・ランバートの少年期ギャレット・ライアン、オーディションの審査員役を演ずる、リー・ワネルと共にシリーズを生み出した前二作の監督ジェームズ・ワン、ラストで登場する悪霊のジョセフ・ビシャラなどが共演している。