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ハッド Hud (1963) 4.23/5 (39)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

1961年に発表された、ラリー・マクマートリーの小説”Horseman, Pass By”を基に製作された作品。
牧場を経営する父との親子の関係の溝を埋めることができない男の心情を描く、製作、監督マーティン・リット、主演ポール・ニューマンメルヴィン・ダグラスパトリシア・ニールブランドン・デワイルド他共演のドラマ。


ドラマ


スタッフ キャスト
監督:マーティン・リット

製作
マーティン・リット
アーヴィング・ラヴェッチ
原作:ラリー・マクマートリーHorseman, Pass By
脚本
アーヴィング・ラヴェッチ
ハリエット・フランクJr.
撮影:ジェームズ・ウォン・ハウ
編集:フランク・ブラクト
美術・装置
ハル・ペレイラ
タンビ・ラーセン
サミュエル・M・コマー
ロバート・R・ベントン
音楽:エルマー・バーンスタイン

出演
ハッド・バノン:ポール・ニューマン
ホーマー・バノン:メルヴィン・ダグラス
アルマ・ブラウン:パトリシア・ニール
ロン”ロニー”バノン:ブランドン・デワイルド
バーリス:ウィット・ビッセル
ジェシー:クラハン・デントン
ホセ:ヴァル・エイヴリー
ハーミー:ジョン・アシュレイ
ジョー・スキャンロン:ジョージ・O・ペトリー
トルーマン・ピーターズ:カート・コンウェイ
リリー・ピーターズ:イヴェット・ヴィッカーズ
トンプソン:シェルドン・オールマン

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
1963年製作 112分
公開
北米:1963年5月29日
日本:1963年11月2日
製作費 $2,500,000
北米興行収入 $10,000,000


アカデミー賞
第36回アカデミー賞

・受賞
主演女優(パトリシア・ニール
助演男優(メルヴィン・ダグラス
撮影賞(白黒)
・ノミネート
監督
主演男優(ポール・ニューマン
脚色・美術賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
テキサス
町に着いたロン”ロニー”バノン(ブランドン・デワイルド)は、叔父のハッド・バノン(ポール・ニューマン)を捜す。

割れたショーウィンドウのガラスを掃除する店主に話しかけたロニーは、ハッドが喧嘩をしたことを知る。

ロデオ大会の垂れ幕を張るラーカーに、ハッドを捜していることを伝えたロニーは、車を見たが近づかないほうがいいと言われる。

女の家の中にいるはずのハッドを叫び、車のクラクションを鳴らしたロニーは、出て来た彼に牧場が大変なことになっていることを伝える。
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解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
テキサス
牧場主の息子ハッド・バノンは、女と酒に溺れる自堕落な日々を送っていた。
ある日、町で一夜を過ごしたハッドは、迎えに来た甥のロニーと共に父ホーマーの元に向い、牛が変死したことを知らされる。
獣医のバーリスから、すべての牛が口蹄疫に感染している疑いがあることを知らされたホーマーはショックを受け、牧場の閉鎖の危機に直面する。
検査結果次第ではすべての牛を殺処分する命令が下るため、ハッドは、その前に牛を売ることを考えるものの、不道徳なその提案にホーマーは賛成できるはずがなかった。
飲酒運転で兄を事故死させたことか、ら親子の関係に溝が入ったハッドとホーマーは、いがみ合いながら検査結果を待つのだが・・・。
__________

ピューリッツァー賞受賞者であるラリー・マクマートリーの小説”Horseman, Pass By”を基に、マーティン・リットが製作を兼ねて監督した作品。

疫病による牧場閉鎖の危機に直面した不仲である親子の関係を描く内容は、かつての理想を失いかけた、当時のアメリカ社会そのものを映し出す、強いメッセージ性を訴えた作品でもある。

容姿がいい派手に遊ぶ叔父に憧れる少年が、牧場の危機や女性に対する目覚め、また祖父の死による悲しみを体験しながら、成長して自分の生きる道筋を見つける物語も、マーティン・リットは一つのテーマとして繊細に描いている。

クライマックスで叔父を見限る少年の後ろ姿に逞しさを感じさせると共に、それでも尚且つ、自分を変えようとする様子が窺えない主人公の表情で終わるラストも印象的だ。

第36回アカデミー賞では、主演女優(パトリシア・ニール)と助演男優(メルヴィン・ダグラス)、そして撮影賞(白黒)を受賞した。
*ノミネート
監督
主演男優(ポール・ニューマン
脚色・美術賞
ゴールデングローブ賞でも、作品、監督、主演男女優、助演男優賞にノミネートされた。

2018年、アメリカ議会図書館が、国立フィルム登録簿に登録した作品でもある。

いつもとは違う雰囲気の、エルマー・バーンスタインのしっとりとした楽曲にも注目したい。

主演のポール・ニューマンは、不仲の父親との生活の中で、すべてに不満を抱き自堕落な日々を送る牧場主の息子を好演している。

昔ながらの考えを変えずに息子に厳しく接する、主人公の父親である牧場主を燻し銀の演技で深く演ずるメルヴィン・ダグラスと、彼の家の住み込みメイドを雰囲気ある演技で演ずるパトリシア・ニールも各方面で絶賛された。

主人公である叔父に憧れながら、様々な体験をして成長する少年を好演するブランドン・デワイルド、獣医のウィット・ビッセル、牧童のクラハン・デントンヴァル・エイヴリー、主人公の不倫相手の夫ジョージ・O・ペトリー、同じくカート・コンウェイ、その妻イヴェット・ヴィッカーズ、町の店の店主シェルドン・オールマンジョン・アシュレイなどが共演している。


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