5157 Movies

幸せの始まりは How Do You Know (2010)

ナショナル・チームから戦力外通告されたソフトボール選手の女性が全く違うタイプの2人の男性の狭間で揺れ動く女心を描く、製作、監督、脚本ジェームズ・L・ブルックス、主演リース・ウィザースプーンポール・ラッドオーウェン・ウィルソンジャック・ニコルソン他共演のラブ・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(コメディ)

ジャック・ニコルソン / Jack Nicholson 作品一覧
ジャック・ニコルソン / Jack Nicholson / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:ジェームズ・L・ブルックス

製作総指揮
ジョン・D・スコフィールド

リチャード・サカイ
製作
ジュリア・アンセル

ジェームズ・L・ブルックス
ポーラ・ワインスタイン
ローレンス・マーク
脚本:ジェームズ・L・ブルックス
撮影:ヤヌス・カミンスキー
編集:リチャード・マークス
音楽:ハンス・ジマー

出演
リサ・ジョーゲソン:リース・ウィザースプーン

ジョージ・マディソン:ポール・ラッド
マティ・レイノルズ:オーウェン・ウィルソン
チャールズ・マディソン:ジャック・ニコルソン
アニー:キャスリン・ハーン
ロン:マーク・リン=ベイカー
アル:レニー・ヴェニート
精神科医:トニー・シャルーブ
マティのチームメイト:アンドリュー・ウィルソン
テリー:シェリー・コン
トリ:松崎悠希

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ

2010年製作 121分
公開
北米:2010年12月17日
日本:2011年2月11日
製作費 $120,000,000
北米興行収入 $30,212,600
世界 $48,668,910


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ソフトボールのアメリカ代表選手として、オリンピックの金メダル獲得にも貢献したリサ・ジョーゲソン(リース・ウィザースプーン)は、新監督に31歳の年齢を指摘され、戦力外となることがスタッフ会議で決まる。

数日後、ヴァージニア州、アーリントン
アスリート意外と付き合ってみたいと口にしたため、リサは、それを真に受けた友人から、実業家のジョージ・マディソン(ポール・ラッド)を紹介され食事をすることになるが、結局は彼から断りの電話が入る。

リサは、メジャー・リーガーで、”ワシントン・ナショナルズ”に在籍するプレイボーイのマティ・レイノルズ(オーウェン・ウィルソン)と、本気かも分からないままに付き合っていた。

その頃、詐欺容疑で訴えられそうになったジョージは、父親チャールズ(ジャック・ニコルソン)や顧問弁護士のロン(マーク・リン=ベイカー)と対策を考える。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
ソフトボールのアメリカ代表として活躍するリサ・ジョーゲソンは、スタッフ会議で戦力外との決定が下る。
それを知らぬまま、ソフトボールしかできないリサは、代表選手の選考が気になる。
リサは、メジャー・リーガーでプレイボーイのマティと、彼が本気かも分からないまま付き合っていた。
実業家のジョージは、詐欺容疑で訴えられそうになり、恋人にも捨てられ、裁判の準備で財産もなくす。
自暴自棄になったジョージは、紹介されていたリサを食事に誘う。
しかし、リサは代表選手から外れてしまい、不安を抱えながらジョージと会い、気まずい時間をい過ごす。
そんなリサを、意外にもジョージは気に入ってしまうが、彼女のことを真剣に思い始めたマティも、リサと同棲を始めることになる・・・。
__________

超一流のスタッフ、キャストが揃うジェームズ・L・ブルックス作品ということで、大いに話題になった作品ではあるが、内容、まとまり共に今一で、期待が外れというのが正直な感想だ。

当然、派手な作品を望んでいたわけではないが、この手の作品では破格の1億2000万ドルの製作費は、いったいどこにかけられていたのかがまず疑問だ。

ごく単純なラブ・コメディであり、いくら大物揃いとは言え、キャストの出演料も、それほどの巨額になるとも思えないのだが・・・。

興行収入も、北米で約3000万ドル、全世界トータルでも約4900万ドルという結果に終わってしまった。

実力派の出演者達は、それぞれが持ち味を生かして熱演はしているのだが、ストーリーに面白味もなく、理解できるようなできないような主人公の言動にも頭を傾げてしまう。

また、ハンス・ジマーの音楽が、同じくJ・L・ブルックスの「恋愛小説家」(1997)に酷似していて、その時の彼の見事な演出手腕ばかりが頭を過ぎり、本作に身が入らなかったのも事実だ。

あることを極めた人間は、もう少し筋の通った人生を歩めと言いたくなってしまうものの、揺れ動く女心も理解できる主人公、リース・ウィザースプーン、結局は今回の窮地のお陰で、人間的成長と愛を手に入れることになる、ナイス・ガイを演ずるポール・ラッド、その父親を、さすがに魅力ある個性で演ずるジャック・ニコルソン、憎めない能天気なメジャー・リーガーオーウェン・ウィルソン、ジョージ(P・ラッド)の秘書キャスリン・ハーン、その恋人レニー・ヴェニート、顧問弁護士の
マーク・リン=ベイカー、精神科医のトニー・シャルーブ、マティ(オーウェン・ウィルソン)のチームメイト役で、実兄のアンドリュー・ウィルソン、ジョージの恋人シェリー・コン、共演者とは言えない、エキストラ程度の役で、マティの同僚役として松崎悠希が登場する。


Translate / 翻訳
About TMT        Privacy Policy        Sitemap
That's Movie Talk! © 2022