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グッドナイト、マミー Goodnight Mommy (2022)

2014年に公開された、ヴェロニカ・フランツゼヴリン・フィアラ(監督、脚本)によるオーストリア映画”グッドナイト・マミー”のリメイク。
美容整形手術をした母親の人格が変わったことで戸惑う双子の兄弟に襲いかかる恐怖を描く、主演ナオミ・ワッツ、キャメロン・クロヴェッティ、ニコラス・クロヴェッティ他共演、監督マット・ソーベルによる心理スリラー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト
監督:マット・ソーベル
製作
デヴィッド・カプラン
ジョシュア・アストラチャン
ヴァレリー・ギバル
ニコラ・ブリゴー=ロベール
脚本:カイル・ウォーレン
オリジナル脚本
グッドナイト・マミー
ヴェロニカ・フランツ
ゼヴリン・フィアラ
撮影:アレクサンダー・ダイナン
編集
マヤ・マフィオリ
マイケル・テイラー
音楽:アレックス・ウェストン

出演
母親:ナオミ・ワッツ
エリアス:キャメロン・クロヴェッティ
ルーカス:ニコラス・クロヴェッティ
ゲイリー:ジェレミー・ボブ
サンディ:クリスタル・ルーカス=ペリー
父親:ピーター・ハーマン

アメリカ 映画
配給
アマゾン・スタジオ
2022年製作 92分
公開
北米:2022年9月16日
日本:2022年9月16日


ストーリー
双子の兄弟エリアス(キャメロン・クロヴェッティ)とルーカス(ニコラス・クロヴェッティ)は、別居する母(ナオミ・ワッツ)に会うために、父(ピーター・ハーマン)に彼女の田舎の家に車で送ってもらう。
父は帰り、母に迎えられたエリアスとルーカスは、彼女が、美容整形手術の直後で、顔にネット包帯をしていたために驚く。
戸惑いながらも田舎の生活を楽しもうとするエリアスとルーカスは、母から、家の中では騒がず、人も呼ばず、日光を避けるためにブラインドを閉めて、自分の部屋と納屋には入らないようにと指示される。
エリアスは、就寝時に必ず歌ってくれた母が、それも拒むことなどが気になる。
翌日、ルーカスと遊んでいたエリアスは、入るなと言われていた納屋の中で、柱の血痕に気づき動揺する。
それを知った母は激怒し、エリアスに家から出ることを禁ずる。
様子がおかしい母のことが気になるエリアスとルーカスは、彼女の部屋に忍び込む。
母が部屋に戻ったために身を隠したエリアスは、彼女のために描いた絵が捨てられていることに気づく。
音楽に合わせて淫らに踊る母の姿に驚くエリアスは、彼女がその絵を破ったためにショックを受ける。
翌日、ルーカスから、母ではない別人だと言われたエリアスは、緑色だった彼女の瞳が今は青だという証拠の映像を見せられる。
父に連絡がつかないエリアスは、母に携帯電話を奪われて壊されてしまう。
母のことを疑うエリアスは、ドアの鍵を壊し押し入って来た彼女に殴られ、冷たいシャワーの水を浴びせられながら謝罪を強要される。
危険を感じ耐えられなくなったエリアスは、ルーカスと共に雨の中、家から抜け出すのだが・・・。


解説 評価 感想

監督、脚本ヴェロニカ・フランツゼヴリン・フィアラによるオーストリア映画「グッドナイト・マミー」(2014)のリメイク。

美容整形手術をした母親の人格が変わったことで戸惑う双子の兄弟に襲いかかる恐怖を描く心理スリラー。

各方面や映画賞で称賛された「グッドナイト・マミー」(2014)のリメイクであり、ナオミ・ワッツが主演ということで注目された作品。

主演のナオミ・ワッツは、痛ましい事件の心の傷が癒えず苦悩する母親を、実力派らしく見事に演じている。
*ネット包帯姿の彼女が妙に魅力的だ。

全体的に、ストーリーの真実に迫るヒントなどを伝える演出が貧弱で、少年達の行動にも苛立ちを感じてしまい、結末もいまいちしっくりこない。

双子の兄弟キャメロン・クロヴェッティとニコラス・クロヴェッティ、州警察の警官ジェレミー・ボブとクリスタル・ルーカス=ペリー、双子の父親ピーター・ハーマンなどが共演している。


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