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父親たちの星条旗 Flags of Our Fathers (2006)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

硫黄島の激戦で生き残り、摺鉢山星条旗を掲げたことで、”英雄”として国民に迎えられたジョン・ブラッドリーの息子ジェームズ・ブラッドリーロン・パワーズの、2000年に発表された共同著書”Flags of Our Fathers”を基に、クリント・イーストウッドスティーブン・スピルバーグが組んで製作された作品。
激戦地硫黄島で戦った兵士達と共に、摺鉢山山頂に代替の星条旗を上げたがために、その衝撃的な写真により、国策に担ぎ出され、無理矢理”英雄”として祭り上げられた生存兵の人生を描くドラマ。


ドラマ(戦争)

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スタッフ キャスト ■
監督:クリント・イーストウッド
製作
クリント・イーストウッド

スティーブン・スピルバーグ
ロバート・ロレンツ
原作
ジェームズ・ブラッドリー

ロン・パワーズ
脚色
ポール・ハギス

ウィリアム・ブロルイズJr.
撮影:トム・スターン
美術:ヘンリー・バムステッド
衣装:デボラ・ホッパー
編集:ジョエル・コックス
音楽:クリント・イーストウッド

出演
ジョン“ドク”ブラッドリーライアン・フィリップ

ジョン・ブラッドリージョージ・グリザード
レイニー・ギャグノンジェシー・ブラッドフォード
アイラ・ヘイズアダム・ビーチ
ラルフ”イギー”イグナトウスキージェイミー・ベル
マイク・ストランクバリー・ペッパー
デーブ・セヴェランス大尉:ニール・マクドノー
デーブ・セヴェランス:ハーヴ・プレスネル
ハンク・ハンセンポール・ウォーカー
キース・ビーチ:ジョン・ベンジャミン・ヒッキー
バド・ガーバー:ジョン・スラッテリー
チャンドラー・ジョンソン大佐:ロバート・パトリック
ポーリーン・ハーノイス:メラニー・リンスキー
ジェームズ・ブラッドリートム・マッカーシー
アレクサンダー・アーチャー・ヴァンデグリフト将軍:クリス・バウアー
ホーランド・スミス将軍:ゴードン・クラップ
ジョー・ローゼンタールネッド・エイゼンバーグ
上院議員:デヴィッド・ラッシュ
トルーマン大統領デヴィッド・パトリック・ケリー
ベル・ブロック:ジュディス・アイヴィ
ランズフォード:スコット・イーストウッド
ウォルター・ガスト:スターク・サンズ
フランクリン・スースリージョセフ・クロス
ハーロン・ブロックベンジャミン・ウォーカー
マデリン・イーヴリー:マイラ・ターリー
チャールズ・W・リンドバーグ:アレッサンドロ・マストロブーノ

アメリカ 映画
配給
ドリームワークス

ワーナー・ブラザーズ
2006年製作 132分
公開
北米:2006年10月20日
日本:2006年10月28日
製作費 $90,000,000
北米興行収入 $33,574,330
世界 $65,900,250


アカデミー賞 ■
第79回アカデミー賞
・ノミネート
録音賞・音響編集賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
葬儀会社を営むジョン・ブラッドリー(ジョージ・グリザード)が、ある日、”あいつはどこだ?”と言いながら発作を起し病院に運ばれる。

ブラッドリーの息子ジェームズ(トム・マッカーシー)は、病院に駆けつける。

戦争のことを語らなかった父親が、ある人物のこと口にしたことをきっかけに、ジェームズは、当時のことを調べ始める。

第二次大戦に従軍した、ブラッドリーの上官のデーブ・セヴェランス(ハーヴ・プレスネル)を訪ねたジェームズは、彼から戦争の実態を聞かされる。

そして、どん底の経済の下で、戦争に疲弊した国民の沈滞した状況を、ある一枚の写真が一変させたことを知る。
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...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
1945年2月。
太平洋戦争末期、国土防衛の為に死守する覚悟を決めた、日本軍の拠点硫黄島に上陸したアメリカ軍は、1万2000名の日本兵の抵抗に苦戦する。
長期戦が予想される中、第5海兵師団摺鉢山の攻略が鍵だという命令が徹底される。
アメリカ側は、甚大な被害を受けながらも摺鉢山を攻略し、6人の兵士が山頂に星条旗を立てる。
その様子を撮影した1枚の写真が本土で反響を呼び、それに写っていた生存兵士のブラッドリーヘイズギャグノンは、帰国後、各地で大歓迎を受る。
それを、戦意高揚の材料にしようとする軍部や財務省は、兵士3人に戦時国債のキャンペーンの協力を要請するのだが・・・。
__________

ピューリッツァー賞も受賞し、社会現象にまでなった有名なジョー・ローゼンタールの写真の裏に隠された人間ドラマを中心に、クリント・イーストウッドが主宰する”マルパソ・カンパニー”とスティーブン・スピルバーグの”ドリームワークス”が組み、総力を結集して製作したアメリカ側から描いた作品で、2ヵ月後には日本側の視点で描いた「硫黄島からの手紙」(2006)が公開されて話題を呼んだ。

度々登場する、島の象徴である、摺鉢山を浜から見上げた攻撃シーンや、山頂からの遠景ショット等は、大規模で悲惨な上陸作戦の凄まじさを見事に描写している。

日本側(東京都)全面協力による、硫黄島での生々しいロケや、アメリカ国内の当時の様子を映し出した映像なども、見応えあるものに仕上がっている。

第79回アカデミー賞では、録音賞と音響編集賞にノミネートされた。

上記のように姉妹作「硫黄島からの手紙」(2006)を同時に製作しているので、単独作品としては、それほど商業的に成功した作品ではなく、日米両国以外の国での人気が低かったのも致し方ないところだ。
製作費 $90,000,000
北米興行収入 $33,574,330
世界 $65,900,250

しかし、日米両国、特に日本では現地で戦った兵士達の苦悩などが殆ど知られていない現状で、それを考え直す意味で実に意味深い2作となった。

派手な国債キャンペーンに駆り出され、全米行脚が繰り広げられる中、英雄に仕立て上げられる兵士達の心の傷を見事に表現した、イーストウッド自身が担当した音楽の、悲し気なメロディも印象に残る。

多くの出演者の中で、ネイティブ・アメリカンのアイラ・ヘイズ役のアダム・ビーチが、作られた栄光の影で惨めな最後を遂げる、彼の生涯を見事に演じている。

”英雄”の意味を理解し、戦友への想いを胸に秘め生涯を送る、ジョン“ドク”ブラッドリー役のライアン・フィリップ、3人の中で唯1人”英雄”の待遇を歓迎するものの、結局はそれに成りきれないレイニー・ギャグノンジェシー・ブラッドフォード、戦友達、マイク・ストランクバリー・ペッパーラルフ”イギー”イグナトウスキー役のジェイミー・ベルハンク・ハンセンポール・ウォーカーフランクリン・スースリージョセフ・クロスハーロン・ブロックベンジャミン・ウォーカーチャールズ・W・リンドバーグのアレッサンドロ・マストロブーノ、上官ニール・マクドノーとその後年を演ずるハーヴ・プレスネル、同じく上官のロバート・パトリック、英雄3人の世話役のジョン・ベンジャミン・ヒッキージョン・スラッテリー、原作者で主人公の息子のジェームズ・ブラッドリートム・マッカーシーアレクサンダー・アーチャー・ヴァンデグリフト将軍クリス・バウアー、司令官ホーランド・スミス将軍ゴードン・クラップ、カメラマン、ジョー・ローゼンタールネッド・エイゼンバーグ上院議員デヴィッド・ラッシュトルーマン大統領デヴィッド・パトリック・ケリーブロックの母ジュディス・アイヴィハンセンの母メラニー・リンスキーギャグノンの妻メラニー・リンスキー、そして、晩年のブラッドリーを演ずるジョージ・グリザードなどが共演している。


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