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ファミリー・プロット Family Plot (1976)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★ヒッチコック登場場面
★★★☆☆

遺産相続人の捜索を依頼されたインチキ霊媒師と恋人が、ダイヤモンドを狙う誘拐犯の男女の犯罪に巻き込まれる姿を描く、アルフレッド・ヒッチコック(製作、監督)の遺作。
音楽ジョン・ウィリアムズ、主演カレン・ブラックブルース・ダーンバーバラ・ハリスウィリアム・ディヴェイン他共演のコメディ・スリラー。


ドラマ(サスペンス/犯罪)

アルフレッド・ヒッチコック Alfred Hitchcock 作品一覧
アルフレッド・ヒッチコック / Alfred Hitchcock / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:アルフレッド・ヒッチコック

製作:アルフレッド・ヒッチコック
原作:ヴィクター・カニングThe Rainbird Pattern
脚本:アーネスト・レーマン
撮影:レナード・J・サウス
編集:J・テリー・ウィリアムズ
衣装デザイン:イデス・ヘッド
音楽:ジョン・ウィリアムズ

出演
フラン:カレン・ブラック
ジョージ・ラムレイ:ブルース・ダーン
ブランチ・タイラー:バーバラ・ハリス
アーサー・アダムソン/エドワード・シューブリッジ:ウィリアム・ディヴェイン
ジョセフ・P・マロニー:エド・ローター
ジュリア・レインバード:キャスリーン・ネスビット
マロニー夫人:キャサリン・ヘルモンド
ホイーラー:チャールズ・タイナー
クレイ夫人:エディス・アトウォーター
ウッド司教:ウィリアム・プリンス
コンスタンティン:ニコラス・コラサント
ヴェラ・ハナガン:マージ・レッドモンド
墓地の管理人:ジョン・スティードマン

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1976年製作 121分
公開
北米:1976年4月9日
日本:1976年8月28日
製作費 $4,500,000
北米興行収入 $13,200,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
サンフランシスコ
霊媒師のブランチ・タイラー(バーバラ・ハリス)は、大富豪夫人ジュリア・レインバード(キャスリーン・ネスビット)が悪夢に現れると言う、妹のハリエットと話して安心させる。

インチキ霊媒師だったブランチは、ハリエットの息子に財産の全てを渡すため、彼を捜すと言うジュリアの言葉を確認して目覚めた振りをする。

40年前にハリエットの息子を養子に出し、その罪悪感からその子を捜し財産を譲ろうとしているとブランチから言われたジュリアは、妹が未婚の母だったために、スキャンダルを避けるにはそうするしかなかったことを話す。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想
1972年に発表された、ヴィクター・カニングのスリラー小説”The Rainbird Pattern”を基に製作された作品。

★ヒッチコック登場場面
上映から約40分後、ジョージ・ラムレイ(ブルース・ダーン)が出生・死亡記録を郡庁舎に調べに行った際、部屋の奥にいる人物のシルエットがアルフレッド・ヒッチコックであり、非常に解り易い。

*(簡略ストー リー)
サンフランシスコ
インチキ霊媒師のブランチは、大富豪のレインバード夫人から遺産を譲る甥の捜索を1万ドルで依頼される。
恋人のブランチと組み、夫人の甥エドワードを捜すことになったジョージは、死んだと思われたエドワードのことを知るガソリンスタンドの経営者ジョセフに接触する。
アーサーと名前を変え、恋人のフランと共にダイヤを狙う誘拐犯の宝石商エドワードは、ジョージの存在をフランから知らされる。
エドワードの両親を、火事に見せかけて殺害したことに手を貸していたジョセフは、自分達を探るジョージとブランチを殺害しようとするのだが・・・。
__________

世界中のファンを魅了したサスペンス、スリラーの巨匠アルフレッド・ヒッチコックの遺作。

犯罪者と詐欺師の2組の男女が、ある目的と接点で絡み合いながら進行する、コメディ色の強いサスペンス。

公開当時はそれほど評価されなかった作品で、往年のヒッチコック作品のような美男美女なども登場しないのだが、今観ると1970年代の雰囲気なども懐かしい、実に味わい深い作品だ。

インチキ霊媒師と恋人で冴えないタクシードライバーの男女は、犯罪に巻き込まれながらもダイヤを手に入れ、完全犯罪でダイヤとを狙う誘拐犯が、莫大な財産を譲られるとも知らずに、小物である霊媒師と恋人の単純な罠にはまってしまうという、皮肉が込められたユニークな内容も楽しい。

自作へのオマージュ的なシーンもあり、皮肉やユーモアをふんだんにに散りばめたヒッチコックの演出は、やや小ぢんまりとして衰えを感じるが、後から考えると、集大成として相応しい作品のようにも思える。

インチキ詐欺師のバーバラ・ハリスが、シャンデリアのダイヤを見つけて喜ぶラストで、カメラに向かってウィンクする場面を追加したのは、ヒッチコック流の観客への別れだったのかもしれない。

非常に印象的なジョン・ウィリアムズのテーマ曲を含め、かつてのヒッチコック作品を彷彿させる彼の楽曲も素晴らしい。

また、衣装デザインはイデス・ヘッドが担当している。

ダイアを狙う冷酷な誘拐犯風で登場するものの、終盤では人情味も見せるカレン・ブラック、タクシードライバーをしながら犯罪に巻き込まれる男を味のある演技で演ずるブルース・ダーン、その恋人でインチキ霊媒師を愉快に演ずるバーバラ・ハリス、宝石商である犯罪者のウィリアム・ディヴェイン、その犯罪に加担するガソリンスタンドの経営者エド・ローター、その妻キャサリン・ヘルモンド、遺産の相続者に決めた甥を捜す大富豪夫人キャスリーン・ネスビット、墓石屋のチャールズ・タイナー、宝石店の店員エディス・アトウォーター、誘拐される司教ウィリアム・プリンス、同じく誘拐されるニコラス・コラサント、富豪一家の運転手の娘マージ・レッドモンドなどが共演している。


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