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ダーク・フェアリー Don’t Be Afraid of the Dark (2011)

1973年にABCで放映されたテレビ映画”Don’t Be Afraid of the Dark”のリメイクで、鬼才ギレルモ・デル・トロ製作、脚本、漫画家トロイ・ニクシーの初監督作品。
魔物に呪われた屋敷で襲われる少女と家族の恐怖体験を描く、 出演ケイティ・ホームズガイ・ピアースベイリー・マディソン他共演のホラー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト ■
監督:トロイ・ニクシー

製作総指揮
ウィリアム・ホーバーグ

スティーヴン・ジョーンズ
トム・ウイリアムズ
製作
ギレルモ・デル・トロ

マーク・ジョンソン
オリジナル脚本:ナイジェル・マッキーンド
脚本
ギレルモ・デル・トロ

マシュー・ロビンス
撮影:オリヴァー・ステイプルトン
編集:ジル・ビルコック
音楽
マルコ・ベルトラミ

バック・サンダース

出演
キム:ケイティ・ホームズ

アレックス・ハースト:ガイ・ピアース
サリー・ハースト:ベイリー・マディソン
ウィリアム・ハリス:ジャック・トンプソン
チャールズ・ジャコビー:アラン・デイル
アンダーヒル:ジュリア・ブレイク
エマーソン・ブラックウッド:ギャリー・マクドナルド

アメリカ/メキシコ 映画
配給 フィルム・ディストリクト

2011年製作 99分
公開
北米:2011年8月26日
日本:2012年1月21日
製作費 $25,000,000
北米興行収入 $24,042,500
世界 $36,993,170


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ロードアイランド州、プロビデンス郡
著名な野生動物画家エマーソン・ブラックウッド(ギャリー・マクドナルド)は、使用人の女性を地下室のアトリエで殺し彼女の歯を抜く。

ブラックウッドは、それを餌にする奥に潜む生き物に渡し、息子を返してもらおうとするのだが、彼は穴に引き込まれてしまう。

現代。
建築家アレックス・ハースト(ガイ・ピアース)は、インテリア・デザイナーの恋人キム(ケイティ・ホームズ)と共に、離婚した妻との娘サリー(ベイリー・マディソン)をロサンゼルスから呼び寄せて暮らすことを考える。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
ロードアイランド州、プロビデンス郡
建築家のアレックス・ハーストは、恋人でインテリア・デザイナーのキムと共に、別れた妻から娘のサリーを引き取り暮らし始める。
アレックスは、歴史のあるブラックウッド荘園の屋敷を修復しながら滞在することになる。
しかし、心を閉ざすサリーは、彼やキムと打ち解けることができない。
そんなサリーは、裏庭で地下室の窓らしきものを見つけ、アレックスは、壁の奥にその場に入るドアを見つける。
そこは、著名な動物画家ブラックウッドのアトリエがあった場所だった。
サリーはそこで囁き声を聞き、その後、興味を持った彼女は、閉ざされた小さな扉を開けようとする。
再び声を聞いたサリーは、開いた扉の中の歯を見つけて持ち去る。
その後、キムのドレスがカミソリで切られる事件が起き、それがサリーのしたことだと決めつけられる。
その犯人やベッドに置いてあったコイン、それが、地下の何者かの仕業だと考えたサリーは、再びアトリエに向かうのだが・・・。
__________

漫画家のトロイ・ニクシーの演出ということもあり、デッサンやスケッチが多用されて、”魔物”のデザインも彼自身によるもので、幻想的雰囲気の映像美も楽しめる。

トゥース・フェアリー”の言い伝えを、恐ろしい魔物の呪いと絡めた恐ろしい作品であるため、当然、ターゲットは幼い子供ということで、更に恐怖心を煽る。

とは言っても、おぞましい姿の魔物は小さな生物であり、それほどの威圧感もなく、少女が惨殺されることもないだろうと想像がついてしまう。

キャストは悪くないのだが、北米興行収入は製作費2500万ドルを回収できず、全世界でも約3700万ドルに終わった。

心を閉ざす恋人の娘との関係に苦悩しながら、彼女を守ろうとするケイティ・ホームズ、彼女との結婚を控え、貴重な文化財でもある荘園を修復する建築家のガイ・ピアース、主役とも言える、魔物に狙われる少女を好演するベイリー・マディソン、荘園の秘密を知る管理人のジャック・トンプソン、屋敷の修復の依頼人アラン・デイル、家政婦役のジュリア・ブレイク、屋敷の主であった画家ギャリー・マクドナルドなどが共演している。


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