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ドニー・ダーコ Donnie Darko (2001)

世界の終わりを知ってしまった高校生が体験する出来事を描く、監督、脚本リチャード・ケリー、主演ジェイク・ジレンホールジェナ・マローンドリュー・バリモア(製作総指揮も)、メアリー・マクドネルパトリック・スウェイジキャサリン・ロスノア・ワイリーマギー・ジレンホール他共演のSFドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


SF


スタッフ キャスト
監督:リチャード・ケリー
製作
アダム・フィールズ
ショーン・マッキトリック
製作総指揮
ドリュー・バリモア
ナンシー・ジュヴォネン
脚本:リチャード・ケリー
撮影:スティーヴン・B・ポスター
編集
サム・バウアー
エリック・ストランド
音楽:マイケル・アンドリュース

出演
ドナルド”ドニー”ダーコ:ジェイク・ジレンホール
グレッチェン・ロス:ジェナ・マローン
カレン・ポメロイ:ドリュー・バリモア
ローズ・ダーコ:メアリー・マクドネル
エディ・ダーコ:ホームズ・オズボーン
ジム・カニングハム:パトリック・スウェイジ
リリアン・サーマン:キャサリン・ロス
ケネス・モニトフ:ノア・ワイリー
エリザベス・ダーコ:マギー・ジレンホール
フランク・アンダーソン:ジェームズ・デュヴァル
ロナルド・フィッシャー:スチュアート・ストーン
ショーン・スミス:ゲイリー・ランディ
キティ・ファーマー:ベス・グラント
サマンサ・ダーコ:デイヴィー・チェイス
セス・デルヴィン:アレックス・グリーンウォルド
リッキー・ダンフォース:セス・ローゲン
ロベルタ・スパロー/死のおばあさん:ペイシェンス・クリーヴランド
コール校長:デヴィッド・モアランド
リロイ:リー・ウィーヴァー
デヴィッド:スコッティ・リーヴェンワース
フィッシャー博士:アーサー・タクシャー
アン・フィッシャー:フィリス・ライオンズ
シェリータ・チェン:ジョリーン・パーディ

アメリカ 映画
配給
Pandora Cinema
ニューマーケット・フィルムズ
2001年製作 113分
公開
北米:2001年10月26日
日本:2002年8月31日
製作費 $6,000,000
北米興行収入 $1,478,490


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
マサチューセッツ州。
高校生のドナルド”ドニー”ダーコ(ジェイク・ジレンホール)は、夢遊病者のように夜になると外出していた。

夜明けが近づく山間の街道に横たわっていたドニーは目覚め、自転車に乗り自宅に戻る。

両親エディ(ホームズ・オズボーン)とローズ(メアリー・マクドネル)、姉のエリザベス(マギー・ジレンホール)と妹のサマンサ(デイヴィー・チェイス)と暮らすドニーは、常に不満を抱きながら日々を送っていた。

精神科にも通うドニーの考えが理解できないローズは、息子に侮辱されてショックを受ける。

1988年10月2日。
起きろと言う声を聴きベッドから出たドニーは、意識がないまま、家から出てゴルフ場に向かう。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
1988年10月2日、サチューセッツ州。
高校生のドナルド”ドニー”ダーコは、起きろという声を聴いて無意識のうちにゴルフ場に向かい、ウサギの着ぐるみを着た”フランク”から、あと28日と6時間42分12秒でこの世が終わると言われる。
その頃、旅客機のジェットエンジンがダーコ家に落下し、ドニーの部屋を直撃する。
翌朝、ゴルフ場で目覚めて家に戻ったドニーは大事故のことを知り、家族と共にホテルで休息することになる。
廃屋に放火して逮捕され留年もしたドニーは、学校でも問題児として扱われていた。
家族の問題を抱える転校生のグレッチェンと親交を深めたドニーは、精神科医のセラピーを受けながら、フランクに言われた未来へのタイムトラベルの方法を探るのだが・・・。
__________

20代半ばのリチャード・ケリーが、斬新な映像感覚とストーリーで、悩める高校生の心理をシュールに描く、彼自身の脚本による長編デビュー作であり、出演もしているドリュー・バリモアが製作総指揮を兼ねている。

問題児である主人公の高校生が世界の終わりを知ってしまい、その期日までの28日間を描く内容は、複雑で難解であるために、一度観ても理解できないという声が多く、拡大公開もされなかった。

また、2009年に続編”S. Darko”が製作されるものの、北米でもDVDリリースしかされなかった。

時間が反対に進行する”リバースムービー”なのだが、その代表作である同年に公開された「メメント」(2001)ほど極端な構成ではなく、未来に行く方法を探っていた主人公が、クライマックスに過去に戻るという設定になっている。

主演のジェイク・ジレンホールは、世界の終わりを知り、孤独になることを恐れながら、未来に行くことを探る高校生を好演し、若手期待のスターとして高い評価を受けた。

主人公と親交を深める、家族の問題を抱える少女ジェナ・マローン、”グレアム・グリーン”の短編”The Destructors”を教材に使ったことが問題となり辞職する英語教師のドリュー・バリモア、主人公の母親を印象深く演ずるメアリー・マクドネル、その夫ホームズ・オズボーン、自己啓発セミナーの講師パトリック・スウェイジ、主人公がセラピーを受ける精神科医のキャサリン・ロス、科学の教師ノア・ワイリー、主人公の姉マギー・ジレンホール、その妹デイヴィー・チェイス、主人公の友人スチュアート・ストーンゲイリー・ランディ、主人公と関わるウサギの着ぐるみの高校生ジェームズ・デュヴァル、体育教師のベス・グラント、不良少年のアレックス・グリーンウォルドセス・ローゲン(デビュー作)、元科学の教師だった謎の老婦人ペイシェンス・クリーヴランド、校長のデヴィッド・モアランド、学校の用務員リー・ウィーヴァー、主人公の隣人でラストに登場する少年スコッティ・リーヴェンワース、主人公の隣人アーサー・タクシャー、その妻フィリス・ライオンズ、主人公に思いを寄せるクラスメイトのジョリーン・パーディなどが共演している。


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