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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う Demolition (2015)

妻を亡くし無感情のまま自分を見失った男の奇妙な行動を描く、製作、監督ジャン=マルク・ヴァレ、主演ジェイク・ジレンホールナオミ・ワッツクリス・クーパージュダ・ルイス他共演のコメディ・ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ


スタッフ キャスト
監督:ジャン=マルク・ヴァレ

製作
リアンヌ・ハルフォン
ラス・スミス
モリー・スミス
トレント・ラッキンビル
シドニー・キンメル
ジャン=マルク・ヴァレ
製作総指揮
サッド・ラッキンビル
エレン・H・シュワルツ
カーラ・ハッケン
ブルース・トール
ネイサン・ロス
ジョン・マルコヴィッチ
ジェイソン・ライトマン
ヘレン・エスタブルック
脚本:ブライアン・サイプ
撮影:イヴ・ベランジェ
編集:ジェイ・M・グレン
音楽監修:スーザン・ジェイコブス

出演
デイヴィス・ミッチェル:ジェイク・ジレンホール
カレン・モレノ:ナオミ・ワッツ
フィル・イーストウッド:クリス・クーパー
クリス・モレノ:ジュダ・ルイス
カール:C・J・ウィルソン
マーゴット・イーストウッド:ポリー・ドレイパー
ミッチェル:マラキー・クリーリー
ミッチェル夫人:デブラ・モンク
ジュリア・ミッチェル:ヘザー・リンド
マイケル:アルフレド・ナルシソ
クリス・モレノの医師:マーク・ルイス

アメリカ 映画
配給 フォックス・サーチライト・ピクチャーズ
2015年製作 101分
公開
北米:2016年4月8日
日本:2017年2月18日
製作費 $10,000,000
北米興行収入 $1,978,590
世界 $4,366,500


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
ニューヨーク
デイヴィス・ミッチェル(デイヴィス・ミッチェル:ジェイク・ジレンホール)は、義父フィル・イーストウッド(クリス・クーパー)が経営する金融会社のエリート社員だった。

ある朝、妻ジュリア(ヘザー・リンド)が運転する車で出社の途中、冷蔵庫の水漏れの話をされたデイヴィスは、興味がないので聞き流そうとする。

父からもらった工具で直してほしい言われたデイヴィスは、そのことも覚えていなかった。

次の瞬間、車は衝突される。

ジュリアと共に病院に運ばれたデイヴィスは無傷だったが、駆け付けたフィルから、彼女が亡くなったことを知らる。

待機する間に、自動販売機で”M&Ms”のチョコレートを買おうとしたデイヴィスは、それが引っ掛かり出てこないために、そのことを受付に伝える。

自販機会社の管理だと言われたデイヴィスは諦め、社名の写真を取る。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
ニューヨーク
金融会社のエリート社員デイヴィス・ミッチェルは、車を運転中だった妻ジュリアを交通事故で亡くす。
同乗していたものの無傷だったデイヴィスは、悲しみを感じられないまま、葬儀の翌日から義父フィルが経営する会社に出社する。
自販機会社に苦情の手紙に、最近の出来事も書いたデイヴィスは、顧客担当のカレンからの電話を受け、彼女が気になる存在になる。
そんなデイヴィスは、ジュリアから冷蔵庫を直してほしいと言われていたことをきっかけに、様々なものを分解し始める・・・。
__________

ヴィクトリア女王」(2009)や「ダラス・バイヤーズクラブ」(2013)など、話題作を手掛けるカナダの映画監督ジャン=マルク・ヴァレが製作を兼ねて演出した作品。

妻を亡くし、無感情のまま自分を見失った男の奇妙な行動を描くドラマ。

世間では成功者と言われるものの、人間らしい生活を送っていなかった男が、妻の死に直面しても辛く思えないまま行う行動は、常に迷いながら生きる現代人の人間性を象徴的に描いている。

主演のジェイク・ジレンホールは、まともな人間には理解できない奇異な行動をとる主人公を、彼の持ち味を活かして快演している。

主人公の行動を理解し、その人間性に惹かれる女性ナオミ・ワッツ、金融会社の経営者であり、主人公を雇う義父を深く演ずるクリス・クーパー、問題児ではあるが、自分を理解する主人公と親交を深めるカレン(ナオミ・ワッツ)の息子ジュダ・ルイス、自販機会社の経営者であるカレンの恋人C・J・ウィルソン、主人公の義母ポリー・ドレイパー、主人公の両親マラキー・クリーリーとデブラ・モンク、主人公の妻ヘザー・リンド、カレンにマリファナを提供する老人で、主人公と共にメリーゴーランドを改修するアルフレド・ナルシソなどが共演している。


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