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ディープ・ブルー Deep Blue Sea (1999)

海洋研究施設で飼育される高度な知能を持ったサメとその場に取り残されたスタッフとの戦いを描く、監督レニー・ハーリン、主演トーマス・ジェーンサフロン・バロウズサミュエル・L・ジャクソンステラン・スカルスガルドLL・クール・J他共演のスリラー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト
監督:レニー・ハーリン

製作
アキヴァ・ゴールズマン
アラン・リッチー
製作総指揮
ブルース・バーマン
ダンカン・ヘンダーソン
脚本
ダンカン・ケネディ
ウェイン・パワーズ
ドナ・パワーズ
撮影:スティーヴン・F・ウィンドン
編集
ダラス・プエット
フランク・J・ユリオステ
音楽:トレヴァー・ラビン

出演
カーター・ブレイク:トーマス・ジェーン
スーザン・マカレスター:サフロン・バロウズ
ラッセル・フランクリン:サミュエル・L・ジャクソン
ジャニス・ヒギンズ:ジャクリーン・マッケンジー
トム・スコギンズ:マイケル・ラパポート
ジム・ウィットロック:ステラン・スカルスガルド
シャーマン”プリーチャー”ダドリー:LL・クール・J
ブレンダ:アイダ・タートゥーロ
バード:メアリー・ケイ・バーグマン/フランク・ウェルカー
重役:ロニー・コックス
作業員:レニー・ハーリン
ヘリコプター・パイロット:ダニエル・レイ
ヘリコプター・パイロット:ヴァレント・ロドリゲス
ボートの女:エリン・バートレット
ボートの女:サブリナ・ギーリンクス
ボートの男:イール・ポデル
ケヴィン:ダン・ティール

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1999年製作 105分
公開
北米:1999年7月28日
日本:1999年10月9日
製作費 $60,000,000
北米興行収入 $73,648,140
世界 $164,648,140


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
太平洋
ボート上のサメに襲われた若者達を、海洋医学研究施設”アクアティカ”の所員カーター・ブレイク(トーマス・ジェーン)が助ける。

カーターは、アクアティカで飼育されていたものの施設から逃げた、第1世代のサメを捕獲して戻る。

ロサンゼルス
キマイラ製薬の医学研究部部長スーザン・マカレスター(サフロン・バロウズ)は、アクアティカから研究用のサメが逃げた問題を、社長のラッセル・フランクリン(サミュエル・L・ジャクソン)から追及される。

研究の成果が出ることが間近に迫っていることを伝えるスーザンだったが、ラッセルは投資を見直すことを伝える。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
太平洋
キマイラ製薬の医学研究部部長スーザンは、アルツハイマー病の治療薬を開発するため、海洋医学研究施設”アクアティカ”でサメを利用した研究を続けていた。
予算カットを考える社長ラッセルは、最終段階を迎えた研究の成果を確認するため、スーザンと共にアクアティカに向かう。
スタッフに迎えられたラッセルは、サメの番人と言われるカーター・ブレイクらに会い、第1~3世代として飼育されているサメを確認する。
実験の成功を喜ぶラッセルだったが、医療学者ジムがサメに襲われて救急隊を呼ぶ。
しかし、嵐の中、到着した救急ヘリの爆発の影響で、施設が壊滅状態になってしまう。
更に、生けすから浸水した施設内に侵入したサメがカーターらに襲いかかり、次々とスタッフが殺されてしまう。
サメの行動に驚くラッセルは、盟約を破ったスーザンが、遺伝子操作をしてサメの脳を大きくして、利口にしてしまったことを知る・・・。
__________

サメの恐怖を描いた作品は、「ジョーズ」(1975)シリーズやその亜流作などが多々あり、当然、元祖的な「ジョーズ」を上回るものはないと言える。

しかし、斬新なアイデアと舞台設定など「ジョーズ」を意識させない内容で迫る、スリリング且つ軽快なレニー・ハーリンらしい演出で、見応えある作品に仕上がっている。

CGを駆使した迫力映像なども見もので、高度な知能を得たサメの習性なども細かく描かれていて実に興味深い。

北米興行収入は約7400万ドル、全世界では約1億6500万ドルのヒットとなった。

主演のトーマス・ジェーンはアウトロー的な役柄で、”サメの番人”という男臭い主人公を熱演している。

研究員というより、スーパーモデルにしか見えない美しさが際立つサフロン・バロウズは、レニー・ハーリンが、前年離婚したジーナ・デイヴィスに未練があり配役したようにも思える、その雰囲気を感じさせる役柄だ。

製薬会社社長のサミュエル・L・ジャクソン、海洋生物学者のジャクリーン・マッケンジー、施設の構造に詳しいスタッフのマイケル・ラパポート、医療学者のステラン・スカルスガルド、味のあるいい役を演ずるコックのLL・クール・J、彼のペットの声メアリー・ケイ・バーグマンフランク・ウェルカー、通信係アイダ・タートゥーロ、冒頭のみ登場する製薬会社の重役ロニー・コックス、施設の作業員役でレニー・ハーリンも一瞬登場する。


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