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メキシコ領カリフォルニアのアメリカによる併合を実現させようとする者たちの戦いを描く、監督ルー・ランダース、主演コーネル・ワイルド、テレサ・ライト、アルフォンソ・ベドヤ他共演の西部劇。 |
・西部劇
■ スタッフ キャスト ■
監督:ルー・ランダース
製作:サム・カッツマン
脚本:ロバート・E・ケント
撮影:エリス・W・カーター
編集:リチャード・ファントル
音楽:ミーシャ・バカレコフ
出演
ドン・アルトゥーロ・ボルデガ:コーネル・ワイルド
ジュリア・ローレンス:テレサ・ライト
ホセ・マルティネス:アルフォンソ・ベドヤ
ヘレナ・デ・ガガリン:リサ・フェラデイ
フレド・ブリオス:ジョン・デナー
エルネスト・ブリオス:ユージーン・イグレシアス
アレクサンダー・ロチェフ:イヴァン・レベデフ
ドン・ベルナルド・ミラーナ:ティト・レナルド
リンドス神父:レンツォ・シザーナ
イグナシオ:ベインズ・バロン
ペドロ:リコ・アラニス
サム・ローレンス:ハンク・パターソン
ジョン・C・フレモント:ジョージ・エルドレッジ
フェルナンド:ウィリアム・ウィルカーソン
フアン・ジュニペロ:エドワード・コールマンズ
フアン:アレックス・モントーヤ
アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
1952年製作 79分
公開
北米:1952年7月4日
日本:1953年1月11日
■ ストーリー ■
スペインの旧貴族出身であるドン・アルトゥーロ・ボルデガ(コーネル・ワイルド)は、メキシコ領カリフォルニアのアメリカによる併合を指示してい。
武器を買う資金を運ぶボルデガは、併合支持者による秘密会議に向かう途中、ホセ・マルティネス(アルフォンソ・ベドヤ)率いる盗賊団に襲撃されるものの、それを逃れる。
ロサンゼルスに着いたボルデガは、ガンスミスのサム・ローレンス(ハンク・パターソン)の娘ジュリア(テレサ・ライト)が気になる。
ボルデガは、秘密会議に出席する予定の、アメリカ陸軍大尉ジョン・C・フレモント(ジョージ・エルドレッジ)が到着していないことと、フレド・ブリオス(ジョン・デナー)と弟エルネスト(ユージーン・イグレシアス)も出席することを知り、2人を警戒して外すことを考える。
エルネストとトラブルを起こしたボルデガは一触即発となるが、ジュリアが2人を制止する。
街道で待ち伏せするマルティネスらは、会議に向かう途中のフレモントを暗殺しようとするが、軽傷を負わせるだけに終わる。
その夜、舞踏会に出席したボルデカは、雰囲気に馴染めないジュリアと話をする。
フレモントが着いたことを知ったボルデカは、彼が襲撃され、リンドス神父(レンツォ・シザーナ)に救われたことを知る。
フレモントは、メキシコを友好国とするアメリカ側が、カリフォルニアを併合する計画がないことを話す。
その場に居たフレドとエルネストは、カリフォルニアをロシア皇帝に引き渡す計画に加担していたため、併合派のリーダーであるボルデカを排除しようとする。
エルネストは、侮辱されたことを理由にボルデカに決闘を申し込み、2人は剣を交える。
剣の達人であるボルデカは、エルネストを圧倒して倒す。
その時、マルティネスらが町を襲撃し、サムを殺害して大量の銃を奪う。
ボルデカは、自分たちの計画を知るマルティネスの、妨害工作を支援する黒幕を突き止めようとする。
リンドス神父に資金を預けたボルデカは、農民に扮して敵に潜入しようとする
それを知ったジュリアは、父を殺したマルティネスに復讐するために、ボルデカに同行しようとするのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
西部劇、コメディ、ホラーなど様々な作品を手がけたルー・ランダースが監督し、主演はコーネル・ワイルド、テレサ・ライト、アルフォンソ・ベドヤなどが共演した作品。
メキシコ領カリフォルニアのアメリカによる併合を実現させようとする者たちの戦いを描く西部劇。
他の作品でも題材にされる、カリフォルニアのアメリカによる併合秘話である内容自体は平凡だが、併合派のリーダーである旧貴族コーネル・ワイルドの活躍と、彼と惹かれ合うようになる、男勝りの勇敢な女性を演ずるテレサ・ライトの新鮮な演技は見ものだ。
ロシアの支援で併合を妨害する盗賊のリーダー、アルフォンソ・ベドヤ、彼を支援しロシアの計画に加担する兄弟ジョン・デナーとユージーン・イグレシアス、ロシアの王女リサ・フェラデイ、その同行者イヴァン・レベデフ、主人公に協力する神父レンツォ・シザーナ、盗賊のベインズ・バロン、リコ・アラニス、ジュリア(テレサ・ライト)の父親であるガンスミスのハンク・パターソン、併合派の秘密会議に出席する軍人ジョン・C・フレモントのジョージ・エルドレッジ、主人公の仲間エドワード・コールマンズ、アレックス・モントーヤなどが共演している。











