ポスト印象派の画家フィンセント・ファン・ゴッホの晩年を描く、監督、脚本、編集ジュリアン・シュナーベル、主演ウィレム・デフォー、ルパート・フレンド、マッツ・ミケルセン、マチュー・アマルリック、オスカー・アイザック他共演のドラマ。 |
・ドラマ
■ スタッフ キャスト ■
監督:ジュリアン・シュナーベル
製作:ジョン・キリク
製作総指揮
カール・シュポエリ
マルク・シュミットハイニー
ニック・バウアー
ディーパック・ナヤール
シャルル=マリー・アントニオーズ
ムーラッド・ベルケダール
ジャン・デュアメル
ニコラ・レルミット
トーステン・シューマッハー
クレア・テイラー
フェルナンド・サリシン
マキシミリアン・アルヴェライズ
脚本
ジャン=クロード・カリエール
ジュリアン・シュナーベル
ルイーズ・クーゲルベルク
撮影:ブノワ・ドゥローム
編集
ルイーズ・クーゲルベルク
ジュリアン・シュナーベル
音楽:タチアナ・リソヴスカヤ
出演
フィンセント・ファン・ゴッホ:ウィレム・デフォー
テオドルス”テオ”ファン・ゴッホ:ルパート・フレンド
司祭:マッツ・ミケルセン
ポール・ガシェ医師:マチュー・アマルリック
マダム・ジヌー:エマニュエル・セニエ
ポール・ゴーギャン:オスカー・アイザック
療養院の収容者:ニエル・アレストリュプ
フェリックス・レイ医師:ヴラジミール・コンシニ
ギャビー:ステラ・シュナーベル
ヨハンナ”ヨー”ファン・ゴッホ=ボンゲル:アミラ・カサール
責任者:ヴァンサン・ペレーズ
教師:アンヌ・コンシニ
タンバリン:アレクシス・ミシャリク
田舎道の女性:ロリータ・シャマー
精神病院の看守:ディディエ・ジャレ
アルベール・オーリエの評論を読む声:ルイ・ガレル
イギリス/フランス/アメリカ 映画
配給
Netflix(フランス)
Curzon Artificial Eye(イギリス)
CBS Films(アメリカ)
2018年製作 110分
公開
イギリス:2019年3月29日
フランス:2019年2月15日
北米:2018年11月16日
日本:2019年11月8日
北米興行収入 $2,294,920
世界 $11,473,640
■ アカデミー賞 ■
第91回アカデミー賞
・ノミネート
主演男優賞(ウィレム・デフォー)
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
パリ。
フィンセント・ファン・ゴッホ(ウィレム・デフォー)は、芸術を追及しながら精神的に疲弊していた。
フィンセントは、芸術家のグループ展ということで作品を展示してくれていたカフェのオーナーに絵を批判され、運び出すよう指示される。
画商である弟のテオ(ルパート・フレンド)と共に、グループ展のメンバーの討議を見守っていたフィンセントは、意見が合わずに席を立ったポール・ゴーギャン(オスカー・アイザック)を呼び止めて話をする。
フィンセントは、自分独自の芸術を追及しようとするゴーギャンから、南に向かうことを勧められる。
南フランス、アルル。
フィンセントは、周囲の風景に魅了されながら、一気に描き上げる独自のスタイルで作品を仕上げていく。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストーリー)
画家フィンセント・ファン・ゴッホは、画商である弟テオの支援を受けながら芸術を追及していたが、精神的に疲弊していた。
ゴーギャンと出会ったフィンセントは南に行くことを勧められ、アルルに向かい自然の中で作品を描く。
人付き合いが苦手なフィンセントは、住人に嫌われてトラブルを起こし、精神科の療養院に入れられてしまう。
フィンセントは、自分のことを心配するテオが呼び寄せたゴーギャンと共に、意見し合いながら絵を描く共同生活を始めるのだが・・・。
__________
ポスト印象派の画家フィンセント・ファン・ゴッホの晩年を描くドラマ。
新表現主義の画家としても知られるジュリアン・シュナーベルが、脚本と編集を兼ねて監督した意欲作。
孤高の画家フィンセント・ファン・ゴッホが、周囲との人間関係が築けず、苦悩しながらもら芸術を追及する姿を、主人公の目に映る美しい映像と共に描く、ジュリアン・シュナーベルの芸術的センスを活かした、映画そのものが美術のような作品。
主人公が様々なことを体験しながら、後に歴史的な名画となる数々の作品を描くエピソードなどが興味深い。
主演のウィレム・デフォーは、孤独の中で芸術を追及するフィンセント・ファン・ゴッホを見事に演じ、第91回アカデミー賞では、主演男優賞にノミネートされ、第75回ヴェネチア国際映画祭で男優賞を受賞した。
*第76回ゴールデングローブ賞では主演男優賞(ドラマ)にノミネートされた。
兄フィンセントを支えるテオドルス”テオ”ファン・ゴッホのルパート・フレンド、フィンセントと話し合う療養院の司祭マッツ・ミケルセン、フィンセントの主治医ポール・ガシェのマチュー・アマルリック、フィンセントがアルルで親交を深めるカフェの経営者マダム・ジヌーのエマニュエル・セニエ、フィンセントと交流するポール・ゴーギャンのオスカー・アイザック、フィンセントと話をする療養院の収容者ニエル・アレストリュプ、アルルでのフィンセントの主治医ヴラジミール・コンシニ、フィンセントの世話をするカフェの店員ステラ・シュナーベル、テオの妻ヨハンナ”ヨー”ファン・ゴッホ=ボンゲルのアミラ・カサール、フィンセントとトラブルになる教師のアンヌ・コンシニ、芸術家のアレクシス・ミシャリク、フィンセントが田舎道で出会う女性ロリータ・シャマー、アルベール・オーリエの評論を読むルイ・ガレル、他ヴァンサン・ペレーズなどが共演している。