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逃走した囚人を追跡する警部補の執念の捜索を描く、監督ジョセフ・H・ルイス、主演ヴィットリオ・ガスマン、バリー・サリヴァン、ポリー・バーゲン他共演のフィルム・ノワール。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ジョセフ・H・ルイス
製作:ウィリアム・グラディJr.
原案
ジャック・レナード
マリオン・ウルフ
脚本:ジャック・レナード
撮影:ハロルド・リップスタイン
編集:コンラッド・A・ネルヴィッヒ
音楽:ルドルフ・G・コップ
出演
ジョリー:ヴィットリオ・ガスマン
タナー警部補:バリー・サリヴァン
ジャネット・タナー:ポリー・バーゲン
グッドウィン:ウィリアム・コンラッド
エラ:メアリー・ザヴィアン
キーリー刑務所長:ロバート・バートン
ブラウン保安官:ハリー・シャノン
デイヴィス保安官補:ジョナサン・コット
アメリカ 映画
配給 MGM
1953年製作 80分
公開
北米:1953年5月8日
日本:1958年5月27日
製作費 $544,000
■ ストーリー ■
ブラッドビル刑務所。
警備責任者のタナー警部補(バリー・サリヴァン)は、受刑者のジョリー(ヴィットリオ・ガスマン)について、キーリー刑務所長(ロバート・バートン)と話をする。
ジョリーの元に向かったタナーは、情報を得ようとするものの、独房内で殴り合いになる。
その後タナーは、部下のグッドウィン(ウィリアム・コンラッド)がジョリーから情報を聞きだしたことを知り、検事のところに連行するよう指示する。
帰宅したタナーは、ジョリーの件を知っていた妻ジャネット(ポリー・バーゲン)と、彼の話をする。
翌日ジョリーは、デイヴィス保安官補(ジョナサン・コット)が運転する車でグッドウィンに連行される。
デイヴィスが事故を起こし、ジェリーはその隙に逃亡する。
追跡したグッドウィンはジョリーを見失い、タナーとキーリーは、その報告を受ける。
タナーは、ジョリーが故郷のルイジアナに向かうと考え、キーリーから、責任者として捜索するよう指示される。
帰宅したタナーは、既に出張することを知り支度をしていたジャネットに、1週間でジョリーを連れ戻すと言って旅立つのだが…。
■ 解説 評価 感想 ■
「私の名前はジュリア・ロス」(1945)で高く評価されたジョセフ・H・ルイスが監督し、主演はヴィットリオ・ガスマン、バリー・サリヴァン、ポリー・バーゲンなどが共演した作品。
逃走した囚人を追跡する警部補の執念の捜索を描くフィルム・ノワール。
逃走した囚人と追跡する警部補は、時にいがみ合い争うのだが、互いの立場を理解し、ほのかな友情が芽生えて終わる爽やかなラストが印象的だ。
主演のヴィットリオ・ガスマンは、逃亡する受刑者を熱演している。
主人公を追跡する刑務所の警備責任者バリー・サリヴァン、その妻ポリー・バーゲン、主人公を連行中に逃がしてしまう刑事ウィリアム・コンラッド、主人公の妻メアリー・ザヴィアン、刑務所長のロバート・バートン、保安官のハリー・シャノン、保安官補のジョナサン・コットなどが共演している。











