5480 Movies

小聯隊長 The Little Colonel (1935)

快活な少女と頑固な祖父の関係を描く、監督デヴィッド・バトラー、主演シャーリー・テンプルライオネル・バリモアイヴリン・ヴェナブルジョン・ロッジビル”ボージャングル”ロビンソンハティ・マクダニエル他共演のコメディ・ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(コメディ)


スタッフ キャスト
監督:デヴィッド・バトラー
製作:バディ・G・デシルヴァ
原作:アン・フェローズ・ジョンストン”The Little Colone”
脚本:ウィリアム・M・コンセルマン
撮影
アーサー・C・ミラー
ウィリアム・V・スコール
音楽
シリル・J・モックリッジ
ヒューゴ・フリードホーファー(クレジットなし)

出演
ロイド・シャーマン:シャーリー・テンプル
ロイド大佐:ライオネル・バリモア
エリザベス・ロイド・シャーマン:イヴリン・ヴェナブル
ジャック・シャーマン:ジョン・ロッジ
スウェイジー:シドニー・ブラックマー
ハル:スティーヴン・チェイス
スコット医師:ウィリアム・バーレス
ネブラー:フランク・ダリエン
ウォーカー:ビル”ボージャングル”ロビンソン
グレイ大佐:ロバート・ワーウィック
ベッキー”マム・ベック”ポーター:ハティ・マクダニエル
マリア:ジュネーヴァ・ウィリアムズ
メイ・リリー:アヴォニー・ジャクソン
ヘンリー・クレイ:ニャンザ・ポッツ

アメリカ 映画
配給 Fox Film
1935年製作 80分
公開
北米:1935年2月22日
日本:1935年9月


ストーリー
1870年代、ケンタッキー
南北戦争で戦った、軍人気質で頑固なロイド大佐(ライオネル・バリモア)は、1人娘エリザベス(イヴリン・ヴェナブル)と共に田舎で平穏な日々を送っていた。
エリザベスは、北軍だった青年ジャック・シャーマン(ジョン・ロッジ)と知り合い恋に落ちる。
ジャックとの関係を父に理解してもらえないと考えるエリザベスは、家を出る決心をする。
ロイド大佐は、敷地内にいたジャックに気づき銃を向ける。
エリザベスは、反対されると考え、ジャックと駆け落ちするつもりだと父に伝える。
ロイド大佐は、考えを変えないエリザベスがジャックと共に去ろうとするため、入口を出たら二度と戻れないと思えと彼女に伝える。
6年後、西部の開拓地。
エリザベスとジャックの娘ロイド(シャーリー・テンプル)は、駐屯地の司令官グレイ大佐(ロバート・ワーウィック)から、名誉大佐”小連隊長”の称号を与えられる。
生活環境に恵まれなかったエリザベスとジャックは、暫く別れて暮らすことになり、ジャックは、故郷に戻るエリザベスとロイドを見送る。
以前にもまして頑固になったロイド大佐は、近所のロッジに引っ越してきた住人に会ってみることにする。
ロッジを訪ねたロイド大佐は、住人がエリザベスだったために驚き、何も言わずに憤慨してその場を去る。
ロイドは、エリザベスが悲しい顔をしているのを知り、訪ねて来た父親が会おうとしないことを不思議に思う。
ロイドは、メイドのベッキー”マム・ベック”ポーター(ハティ・マクダニエル)から、祖父が母の結婚に反対したことを知る。
その後ロイドは、近所に祖父が住んでいることを知り、その屋敷の敷地内で遊んでいた。
そこに現れたロイド大佐に叱られたロイドは、自分は小連隊長だと言って口答えする。
ロイドが自分の孫だと知ったロイド大佐は驚き、彼女が気になる存在になるのだが・・・。


解説 評価 感想

1895年から発表された、アン・フェローズ・ジョンストン原作の人気シリーズ”The Little Colone”を基に製作された作品。

ミュージカルを得意とするデヴィッド・バトラーが前年の「輝く瞳」(1934)と同じく主演のシャーリー・テンプルと組んで監督し、ライオネル・バリモアイヴリン・ヴェナブルジョン・ロッジビル”ボージャングル”ロビンソンハティ・マクダニエルなどが共演した作品。

快活な少女と頑固な祖父の関係を描くコメディ・ドラマ。

前年の「輝く瞳」(1934)と同じくシャーリー・テンプルの代表作。

シャーリー・テンプルとタップ・ダンサー、ビル”ボージャングル”ロビンソンとの最初の共演作であり、大佐の屋敷の階段での2人のダンスは有名なシーンであり、史上初の異人種間ダンスが注目され、南部での上映の際は、2人が手を触れるシーンはカットされた。

主演のシャーリー・テンプルは、様々なことを体験しながら、持ち前の明るさで周囲に幸せをもたらす快活な少女を愛らしく演じている。

主人公の祖父である頑固な大佐ライオネル・バリモア、その娘イヴリン・ヴェナブル、その夫ジョン・ロッジ、彼を騙すシドニー・ブラックマースティーヴン・チェイス、医師のウィリアム・バーレス、電報技師のフランク・ダリエン、大佐の屋敷の使用人ビル”ボージャングル”ロビンソン、駐屯地の司令官である大佐ロバート・ワーウィック、主人公の家のメイド、ハティ・マクダニエル、大佐の使用人ジュネーヴァ・ウィリアムズ、主人公と仲がいい近所の少女アヴォニー・ジャクソン、少年のニャンザ・ポッツなどが共演している。


Translate / 翻訳
About TMT        Privacy Policy        Sitemap
That's Movie Talk! © 2022