親しい二つの家族の親交と南北戦争下での南北に分かれての戦い、そして混乱の中で起きる人種問題を描く、製作、監督、脚本、編集D・W・グリフィス、出演リリアン・ギッシュ、メエ・マーシュ、ヘンリー・B・ウォルソール、ミリアム・クーパー他共演のドラマ。 |
・ドラマ
■ スタッフ キャスト ■
監督:D・W・グリフィス
製作
D・W・グリフィス
ハリー・エイトキン
原作:トーマス・ディクソンJr.”The Clansman”
脚本
フランク・E・ウッズ
D・W・グリフィス
撮影:ビリー・ビッツァー
編集:D・W・グリフィス
音楽:ジョセフ・カール・ブレイル
出演
エルシー・ストーンマン:リリアン・ギッシュ
フローラ・キャメロン:メエ・マーシュ
ベンジャミン・キャメロン大佐:ヘンリー・B・ウォルソール
マーガレット・キャメロン:ミリアム・クーパー
リディア・ブラウン:メアリー・アルデン
オースティン・ストーンマン下院議長:ラルフ・ルイス
サイラス・リンチ:ジョージ・ジーグマン
ガス:ウォルター・ロング
鍛冶屋のジェフ:ウォレス・リード
エイブラハム・リンカーン:ジョセフ・ヘナベリー
フィル・ストーンマン:エルマー・クリフトン
トッド・ストーンマン:ロバート・ハロン
キャメロン夫人:ジョセフィン・クロウェル
キャメロン博士:スポティスウッド・エイトキン
ウェイド・キャメロン:ジョージ・ベレンジャー
デューク・キャメロン:マックスフィールド・スタンリー
マミー:ジェニー・リー
ユリシーズ・S・グラント将軍:ドナルド・クリスプ
ロバート・E・リー将軍:ハワード・ゲイ
・クレジットなし
キャメロン家の使用人:ハリー・ブラハム
KKKの一員:エドマンド・バーンズ
北軍兵士/南軍兵士:デヴィッド・バトラー
ジェイク:ウィリアム・フリーマン
チャールズ・サムナー上院議員:サム・ド・グラース
ローラ・キーン:オルガ・グレイ
ジンミルの所有者/奴隷競売人:エルモ・リンカーン
北軍兵士:ユージーン・パレット
ジェイク/ネルス:ハリー・ブラハム
ボランティア:チャールズ・スティーヴンス
ジプシー・ショールをまとった女性:マダム・スル・テ・ワン
ジョン・ウィルクス・ブース:ラオール・ウォルシュ
エルシーのメイド:レノア・クーパー
フローラ・キャメロン(少女期):ヴァイオレット・ウィルキー
ストーンマン家の使用人:トム・ウィルソン
1861年の美女:ドナ モントラン
メアリー・トッド・リンカーン:アルバータ・リー
KKKの一員:アラン・シアーズ
アポマトックス降伏の将軍:ダーク・クラウド
ラッセル・ヒックス
ヴェスター・ペッグ
アルマ・ルーベンス
メアリー・ウィン
ジュールス・ホワイト
モンテ・ブルー
ギブソン・ゴウランド
フレッド・バーンズ
チャールズ・キング
アメリカ 映画
配給 Epoch Producing Co.
1915年製作 195分
公開
北米:1915年2月8日
日本:1924年4月25日
製作費 $110,000
■ ストーリー ■
ワシントンD.C.。
19世紀、奴隷制度の廃止が叫ばれる中、オースティン・ストーンマン下院議長(ラルフ・ルイス)は、勢力を強めていた。
ペンシルベニア州。
ストーマンの娘エルシー(リリアン・ギッシュ)は、長男のフィル(エルマー・クリフトン)と次男トッド(ロバート・ハロン)と暮らしていた。
フィルとトッドは、親友のベンジャミン・キャメロン(ヘンリー・B・ウォルソール)を訪ねる予定だった。
サウスカロライナ州、ピエモント。
ベンジャミンは、妹で長女のマーガレット(ミリアム・クーパー)、次女フローラ(ヴァイオレット・ウィルキー)、次男ウェイド(ジョージ・ベレンジャー)、三男デューク(マックスフィールド・スタンリー)、父親(スポティスウッド・エイトキン)、母親(ジョセフィン・クロウェル)と共に平穏に暮らしていた。
ベンジャミンは、フィルとトッドが訪ねてくるという手紙を受け取る。
キャメロン家に到着したフィルとトッドは、ベンジャミンらに歓迎される。
フィルはマーガレットに惹かれ、ベンは、フィルから妹エルシーの写真を見せてもらい、その美しさに魅了される。
楽しい日々を過ごしたフィルは、マーガレットとの別れを惜しみながらトッドと共にキャメロン家を去る。
その後、エイブラハム・リンカーン大統領(ジョセフ・ヘナベリー)は布告書に署名し、7万5000人の義勇兵が招集される。
南北戦争が激化する中、フィルとトッドは、エルシーに別れを告げて北軍に入隊し、ベンジャミンは南軍に志願する。
そして、親しかったストーマン家とキャメロン家の若者は、南北に分かれて戦うことになる・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
1905年に発表された、トーマス・ディクソンJr.の小説”The Clansman”を基に製作された作品。
親しい二つの家族の親交と南北戦争下での南北に分かれての戦い、そして混乱の中で起きる人種問題を描くドラマ。
公開当時、人種差別映画として最も非難されるべき映画と言われ、物議を醸した作品。
歴史的な事件をまじえて描き、スケール感ある映像と共に壮大な叙事詩として賛否両論あった本作は、興行的に史上最高の大ヒットを記録し、映画文化に多大な影響を与えた。
1992年、アメリカ議会図書館が、国立フィルム登録簿に登録した作品でもある。
下院議員の娘リリアン・ギッシュ、その兄エルマー・クリフトン、ロバート・ハロン、2人の親友であるヘンリー・B・ウォルソール、その妹メエ・マーシュ、その姉ミリアム・クーパー、その弟ジョージ・ベレンジャー、マックスフィールド・スタンリー、下院議員のラルフ・ルイス、その家政婦メアリー・アルデン、黒人との混血である黒人指導者ジョージ・ジーグマン、キャメロン家の次女フローラ(メエ・マーシュ)に言い寄り、結果的に殺してしまう解放奴隷の兵士ウォルター・ロング、鍛冶屋のウォレス・リード、エイブラハム・リンカーンのジョセフ・ヘナベリー、ベンジャミン(ヘンリー・B・ウォルソール)の父親スポティスウッド・エイトキン、その妻ジョセフィン・クロウェル、ストーマン家の使用人ジェニー・リー、ユリシーズ・S・グラント将軍のドナルド・クリスプ、ロバート・E・リー将軍のハワード・ゲイなどが共演している。
・クレジットなし
キャメロン家の使用人:ハリー・ブラハム
KKKの一員:エドマンド・バーンズ
北軍兵士/南軍兵士:デヴィッド・バトラー
ジェイク:ウィリアム・フリーマン
チャールズ・サムナー上院議員:サム・ド・グラース
ローラ・キーン:オルガ・グレイ
ジンミルの所有者/奴隷競売人:エルモ・リンカーン
北軍兵士:ユージーン・パレット
ジェイク/ネルス:ハリー・ブラハム
ボランティア:チャールズ・スティーヴンス
ジプシー・ショールをまとった女性:マダム・スル・テ・ワン
ジョン・ウィルクス・ブース:ラオール・ウォルシュ
エルシーのメイド:レノア・クーパー
フローラ・キャメロン(少女期):ヴァイオレット・ウィルキー
ストーンマン家の使用人:トム・ウィルソン
1861年の美女:ドナ モントラン
メアリー・トッド・リンカーン:アルバータ・リー
KKKの一員:アラン・シアーズ
アポマトックス降伏の将軍:ダーク・クラウド
ラッセル・ヒックス
ヴェスター・ペッグ
アルマ・ルーベンス
メアリー・ウィン
ジュールス・ホワイト
モンテ・ブルー
ギブソン・ゴウランド
フレッド・バーンズ
チャールズ・キング