民間軍事会社の作戦に加わった元陸軍特殊部隊員の孤独な戦いを描く、監督タリク・サレー、主演クリス・パイン、ベン・フォスター、ギリアン・ジェイコブス、エディ・マーサン、J・D・パルド、フロリアン・ムンテアヌ、キーファー・サザーランド他共演のアクション・スリラー。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:タリク・サレー
製作
ベイジル・イヴァニク
エリカ・リー
脚本:J・P・デイヴィス
撮影:ピエール・エイム
編集:タイス・シュミット
音楽:アレックス・ベルチャー
出演
ジェームス・ハーパー:クリス・パイン
マイク・ホーキンス:ベン・フォスター
ブリアン・ハーパー:ギリアン・ジェイコブス
ヴァージル:エディ・マーサン
エリック:J・D・パルド
カウフマン:フロリアン・ムンテアヌ
ラスティ・ジェニングス:キーファー・サザーランド
カティア:ニーナ・ホス
シルヴィー:アミラ・カサール
サリム:ファレス・ファレス
アメリカ 映画
配給
パラマウント・ピクチャーズ(北米)
STXエンターテインメント(世界)
2022年製作 103分
公開
北米:2022年4月1日
日本:2022年10月7日
製作費 $50,000,000
北米興行収入 $1,035,270
世界 $2,122,290
■ ストーリー ■
勲章を受けた陸軍特殊部隊”グリーンベレー”のジェームズ・ハーパー一等軍曹(クリス・パイン)は、膝の損傷治療に違法なステロイドを使用したために名誉除隊となり、退職金と恩給も支給されない処罰を課せられる。
ハーパーは、妻ブリアン(ギリアン・ジェイコブス)と息子ジャックと暮らしていたが、返済などがあり経済的に困窮する。
そんなハーパーは、亡くなった親友の葬儀の際、退役軍人ラスティ・ジェニングス(キーファー・サザーランド)の指揮下にある民間軍事会社で働く、元同僚のマイク・ホーキンス(ベン・フォスター)と話し、会社に誘われる。
ハーパーは同様の企業から高収入のオファーを受けていたが、祖国に対する義務を感じ、ラスティに紹介してほしいことをマイクに伝える。
ハーパーはマイクの家に招かれ、その後、2人でラスティの元に向かい、彼と話をする。
ラスティは、国家の安全にかかわる秘密任務を請け負っていることをハーパーに話す。
ハーパーは、マイクのチームと共にベルリンの作戦にに加わることに同意する。
ラスティは、生活費として5万ドルを渡すことをハーパーに約束する。
帰宅したハーパーは、ブリアンに小切手を見せて、身辺警護の仕事で危険はないことを伝える。
ベルリン。
現地のチームのメンバー、カティア(ニーナ・ホス)に会ったハーパーは、中東系のウイルス学者で大学教授のサリム(ファレス・ファレス)の監視を行い、情報を収集する。
ハーパーと合流したマイクは、アルカイダと関係するサリムが、細菌兵器を開発している可能性をハーパーに話す。
そしてマイクのチームは、サリムの研究室を襲撃して研究データを回収しようとするのだが・・・。
スウェーデンの映画監督タリク・サレーが監督し、主演はクリス・パイン、ベン・フォスター、ギリアン・ジェイコブス、エディ・マーサン、J・D・パルド、フロリアン・ムンテアヌ、キーファー・サザーランドなどが共演した作品。
民間軍事会社の作戦に加わった元陸軍特殊部隊員の孤独な戦いを描くアクション・スリラー。
魅力的なキャスティングは注目だが、サスペンス・タッチで展開するストーリー、アクション共に平凡で、都合主義的過ぎる内容も残念だ。
主演のクリス・パインは、グリーンベレーを除隊させられ、家族のために民間軍事会社で命懸けで戦う男を熱演している。
主人公を民間軍事会社に誘う元同僚である友人ベン・フォスター、主人公の妻ギリアン・ジェイコブス、主人公を匿う男エディ・マーサン、主人公の命を狙う元海兵隊員J・D・パルド、同じくフロリアン・ムンテアヌ、主人公を雇う民間軍事会社のオーナー、キーファー・サザーランド、チームのメンバー、ニーナ・ホス、作戦のターゲットとなる科学者ファレス・ファレス、その妻アミラ・カサールなどが共演している。