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君が生きた証 Rudderless (2014)

息子を銃乱射事件で亡くし悲しみに暮れる男性が息子の遺した曲を歌いながら再生していく姿を描く、製作総指揮、監督、脚本、出演ウィリアム・H・メイシー、主演ビリー・クラダップアントン・イェルチンフェリシティ・ハフマンローレンス・フィッシュバーンマイルズ・ハイザー他共演のドラマ。 

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ


スタッフ キャスト
監督:ウィリアム・H・メイシー
製作
キース・キャルヴァル
ブラッド・グライナー
製作総指揮
ジェフ・ジョンソン
ネイサン・ケリー
ウィリアム・H・メイシー
アーロン・L・ギルバート
ジョン・レイモンズ
アリ・ジャザイェリ
脚本
ケイシー・トゥエンター
ジェフ・ロビンソン
ウィリアム・H・メイシー
撮影:エリック・リン
編集:ジョン・アクセルラッド
音楽:イーフ・バーズレイ

出演
サム・マニング:ビリー・クラダップ
ジョシュ・マニング:マイルズ・ハイザー
クエンティン:アントン・イェルチン
エミリー:フェリシティ・ハフマン
デル:ローレンス・フィッシュバーン
酒場のオーナー/司会者:ウィリアム・H・メイシー
リサ・マーティン:ジェイミー・チャン
ウィリー:ベン・クウェラー
エイケン:ライアン・ディーン
ケイト・アン・ルーカス:セレーナ・ゴメス
ピーチズ:ケイト・ミクッチ
アレアード・デュプリー:ピーター・スプルート
バーティ・デュプリー:スザンヌ・クルル
リジー:ゾーイ・グラハム
デビー・D:モリー・ミリガン
ターク:ブラッド・グレイナー
ジェイコブ・テイラー:デヴィッド・フラナリー
ジョイス:ステイシー・カニンガム
クイック:ジョーイ・ビッチ
ケリー:ケネイシャ・トンプソン
ティナ:ミケーレ・ルネ
ニュースレポーター:モーリス・ジョンソン
ニュースカメラマン:ポール・キャロル

アメリカ 映画
配給 Samuel Goldwyn Films
2014年製作 105分
公開
北米:2014年10月17日
日本:2015年2月21日
製作費 $5,000,000
北米興行収入 $58,290
世界 $546,150


ストーリー
オクラホマ州。
広告代理店で働くサム・マニング(ビリー・クラダップ)は、プレゼンを成功させて、大学生の息子ジョシュ(マイルズ・ハイザー)に電話しランチに誘う。
作曲が趣味のジョシュは、寮の部屋でデモ用の曲を録音していた際、他の学生に邪魔されて苛立っていた。
サムからの連絡でランチに誘われたジョシュだったが、付き合うと言いながら図書館に向かう。
その後サムは、ランチに現れないジョシュの電話にメッセージを残し、テレビのニュースで、大学の図書館で起きた銃乱射事件があったことを知る。
事件で死亡したジョシュの葬儀が行われ、サムは、元妻エミリー(フェリシティ・ハフマン)と共に悲しみを堪えるものの、現実を受け止められなかった。
報道陣の取材にも応じないサムは、ジョシュの部屋を訪れたガールフレンドのケイト・ルーカス(セレーナ・ゴメス)と話をする。
悲しみが癒えないサムは酔って出勤してしまい、上司から休暇をとるよう勧められる。
2年後、建築現場で働くサムは、湖のマリーナのヨットで暮らしていた。
エミリーからジョシュの遺品を受け取ったサムは、それを廃棄しようとするものの、ジョシュの曲を録音したディスクに気づく。
曲を聴いたサムは、仕事の同僚と飲みに行った酒場でオープンマイクが開催されていたため、ステージに上がり歌う。
サムの曲を聴いた青年クエンティン(アントン・イェルチン)はそれが気に入り、彼に声をかけて親交を深めようとするのだが・・・。


解説 評価 感想

名バイプレイヤーとして活躍するウィリアム・H・メイシーが製作総指揮、脚本、出演を兼ねて監督し、主演はビリー・クラダップアントン・イェルチンフェリシティ・ハフマンローレンス・フィッシュバーンマイルズ・ハイザーなどが共演した作品。

息子を銃乱射事件で亡くし悲しみに暮れる男性が息子の遺した曲を歌いながら再生していく姿を描くドラマ。

テレビ映画で脚本を担当した作品があることで知られるウィリアム・H・メイシーの監督デビュー作であり、繊細な人物描写の他、実力派でもあるビリー・クラダップアントン・イェルチンの見事な演技を引き出し、その才能を活かした演出やサウンドトラックは高く評価された。

主人公の息子が加害者だったと分かる後半はショッキングであり、アメリカが抱える問題が作品に影を落とす。

主演のビリー・クラダップは、息子を亡くした悲しみから抜け出すことができないまま、遺された曲により再生していく父親を見事に演じ、その曲に惹かれ主人公と親交を深める青年をアントン・イェルチンが好演している。

主人公の息子マイルズ・ハイザー、その母親である主人公の元妻でウィリアム・H・メイシー夫人のフェリシティ・ハフマン、主人公と親しくなる楽器店の店主ローレンス・フィッシュバーン、酒場のオーナー役ウィリアム・H・メイシー、テレビレポーターのジェイミー・チャン、バンドのメンバー、ベン・クウェラーとライアン・ディーン、主人公の息子の恋人セレーナ・ゴメス、酒場で歌う女性ケイト・ミクッチ、マリーナ管理委員会の代理人ピーター・スプルート、他スザンヌ・クルルモリー・ミリガンなどが共演している。


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