日本のゲームメーカー”カプコン”のゲームソフト”バイオハザード”を原案にして製作された、映画「バイオハザード」シリーズ第6作となる最終作。 元特殊部隊員アリス・アバーナシーとT-ウイルスを開発したアンブレラ社との最後の戦いを描く、製作、脚本、監督ポール・W・S・アンダーソン、主演ミラ・ジョヴォヴィッチ、イアン・グレン、アリ・ラーター、ショーン・ロバーツ他共演のSFホラー・アクション。 |
・SF
■ スタッフ キャスト ■
監督:ポール・W・S・アンダーソン
製作
ジェレミー・ボルト
ポール・W・S・アンダーソン
ロバート・クルツァー
サミュエル・ハディダ
製作総指揮
マルティン・モスコヴィッツ
ヴィクター・ハディダ
原案:カプコン”バイオハザード”
脚本:ポール・W・S・アンダーソン
撮影:グレン・マクファーソン
編集:ドゥービー・ホワイト
音楽:ポール・ハスリンジャー
出演
アリス・アバーナシー/クローン:ミラ・ジョヴォヴィッチ
アレクサンダー・ローランド・アイザックス博士/クローン:イアン・グレン
クレア・レッドフィールド:アリ・ラーター
アルバート・ウェスカー:ショーン・ロバーツ
ドク:オーエン・マッケン
レイザー:フレイザー・ジェームズ
アビゲイル:ルビー・ローズ
クリスチャン:ウィリアム・レビー
コバルト:ローラ
レッドクイーン/アリシア・マーカス(少女期):エヴァー・アンダーソン
チュウ司令官:イ・ジュンギ
ジェームズ・マーカス教授:マーク・シンプソン
アメリカ/イギリス/ドイツ 映画
配給 Sony Pictures Releasing
2016年製作 106分
公開
イギリス:2017年2月3日
北米:2017年1月27日
日本:2016年12月23日
製作費 $40,000,000
北米興行収入 $26,830,070
世界 $312,242,630
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
アンブレラ社の創設者ジェームズ・マーカス教授(マーク・シンプソン)は、早老症”プロジェリア”の娘アリシア(エヴァー・アンダーソン)を救おうとした。
その方法を探す過程でマーカスは、アリシアの声などを記録して残した。
傷ついた細胞を修復する”T-ウイルス”の投与でアリスは回復し、それは他の病気にも効果があり、病気のない世界が来るかに見えた。
しかしT-ウイルスには副作用があり、治療を受けた子供は死亡し、凶暴なアンデッドとして蘇り、その事件は隠蔽された。
マーカスは共同創設者のアレクサンダー・ローランド・アイザックス博士(イアン・グレン)と対立し、治療計画を中止しようとしたために彼に殺される。
アイザックスはアリシアの後見人となり、会社の利益を守るためにAIを開発し、それにアリシアの情報をインプットして”レッドクイーン”と名づけた。
10年前にラクーンシティで事故が起き、ハイテク施設”ハイブ”からウイルスが漏れ、アメリカ政府は爆撃により感染防止を図るものの、都市は壊滅し空気感染は防げなかった。
ウイルスは数日で世界に蔓延し、人類は屈服したのだった。
生存者はワシントンD.C.に集まり抵抗するのだが、それは罠だった。
ワシントンD.C.。
事件の後、アンブレラの上級幹部アルバート・ウェスカー(ショーン・ロバーツ)に裏切られたアリス・アバーナシー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、ポポカリムに襲われるものの爆弾を使って倒す。
...全てを見る(結末あり)
参考:
・「バイオハザード」(2002)
・「バイオハザードII アポカリプス」(2004)
・「バイオハザードIII」(2007)
・「バイオハザードIV アフターライフ」(2010)
・「バイオハザードV リトリビューション」(2012)
・「バイオハザード: ザ・ファイナル」(2016)
・「バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」(2021)
*(簡略ストー リー)
T-ウイルスが蔓延し“アンデッド”が溢れる世界で、アリス・アバーナシーは、AIのレッドクイーンから、48時間後に人類は滅亡することを知らされる。
アリスは、ラクーンシティのアンブレラ社の研究施設”ハイブ”にある、抗ウイルス剤だけが望みだと知らされる。
単独でその場に向かったアリスは、殺したはずだったアイザックス博士やアンデッドの大群の妨害に遭いながら、生存者のクレアらと共にハイブに侵入しようとするのだが・・・。
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元特殊部隊員アリス・アバーナシーとT-ウイルスを開発したアンブレラ社との最後の戦いを描くSFアクション。
世界中でヒットした人気シリーズの最終作ということで話題になった作品。
そのため、前作までの全5作品の映像が多く使われている。
また、アンブレラ社の創設者であるジェームズ・マーカス教授が、T-ウイルスの開発者として初めて登場し、彼とその娘のアリシアが、主人公のアリスに大きく関わっている秘密も明かされる。
そして、3作目で死亡したはずのアイザックス博士が再び登場するという、最終作にふさわしい見せ場の多い作品に仕上がっている。
爆発的に人気があるわけでもない北米での評価は低く、本作も過去最低の興行収入約2700万ドルに留まるものの、日本などでの人気は高く、全世界では約3億1200万ドルのヒットを記録し、シリーズ最高となった。
主演のミラ・ジョヴォヴィッチは、最後の戦いに挑む主人公を熱演している。
*ラストからすると最後の戦いでないようにも思える・・・。
主人公と壮絶な戦いを繰り広げる、再び登場したアンブレラ社の共同創設者アレクサンダー・ローランド・アイザックス博士とクローンを演ずるイアン・グレン、主人公と共に戦う女戦士クレア・レッドフィールドのアリ・ラーター、抗ウイルス剤を管理するアンブレラ社の上級幹部アルバート・ウェスカーのショーン・ロバーツ、主人公と共に行動を共にする生存者グループのオーエン・マッケン、フレイザー・ジェームズ、ルビー・ローズ、ウィリアム・レビー、ローラ、レッドクイーンとアリシア・マーカスの少女期を演ずる、ポール・W・S・アンダーソンとミラ・ジョヴォヴィッチの娘エヴァー・アンダーソン、アイザックスの部下イ・ジュンギ、ジェームズ・マーカス教授のマーク・シンプソンなどが共演している。