1813年に発表された、ジェーン・オースティンの”高慢と偏見”をベースにした、セス・グレアム=スミスの小説”高慢と偏見とゾンビ”を基に製作された作品。 ゾンビ感染による国内が混乱する中、高慢な男性の態度を誤解した女性の偏見から起きるすれ違う恋を描く、監督、脚本バー・スティアーズ、主演リリー・ジェームズ、サム・ライリー、ベラ・ヒースコート、ダグラス・ブース、ジャック・ヒューストン、チャールズ・ダンス、レナ・ヘディ他共演のアクション・ホラー。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:バー・スティアーズ
製作
マーク・バタン
ブライアン・オリヴァー
タイラー・トンプソン
ショーン・マッキトリック
アリソン・シェアマー
ナタリー・ポートマン
アネット・サヴィッチ
製作総指揮
スー・ベイドン=パウエル
エドワード・H・ハムJr.
エイリーン・ケシシアン
ニック・マイヤー
キンバリー・フォックス
原作
”高慢と偏見とゾンビ”
ジェーン・オースティン
セス・グレアム=スミス
脚本:バー・スティアーズ
撮影:レミ・アデファラシン
編集:パドレイク・マッキンリー
音楽:フェルナンド・ベラスケス
出演
エリザベス・ベネット:リリー・ジェームズ
フィッツウィリアム・ダーシー:サム・ライリー
ジェーン・ベネット:ベラ・ヒースコート
リディア・ベネット:エリー・バンバー
メアリー・ベネット:ミリー・ブレイディ
キティ・ベネット:スキ・ウォーターハウス
チャールズ・ビングリー:ダグラス・ブース
ジョージ・ウィカム:ジャック・ヒューストン
ベネット夫人:サリー・フィリップス
ベネット:チャールズ・ダンス
コリンズ牧師:マット・スミス
レディ・キャサリン・ド・バーグ:レナ・ヘディ
キャロライン・ビングリー:エマ・グリーンウェル
シャーロット・ルーカス:エイズリング・ロフタス
フェザーストーン夫人:ドリー・ウェルズ
デニー中尉:トム・ローカン
カサンドラ:ハーマイオニー・コーフィールド
アナベル・ネザーフィールド:イェス・ラドムスカ
イギリス/アメリカ 映画
配給
ライオンズゲート
Sony Pictures Releasing
2016年製作 108分
公開
イギリス:2016年2月11日
北米:2016年2月5日
日本:2016年9月30日
製作費 $28,000,000
北米興行収入 $10,938,130
世界 $16,457,490
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
19世紀初頭、イングランド。
感染した者はゾンビと化す謎のウィルスが国中に蔓延していた。
ゾンビ退治を行うフィッツウィリアム・ダーシー大佐(サム・ライリー)は、屋敷にいた者が全員ゾンビに襲われたネザーフィールド邸に到着する。
フェザーストーン夫人(ドリー・ウェルズ)に歓迎されたダーシーは、カードを楽しむ人々の仲間に加わり、死肉を見破るハエを放つ。
ハエがたかった紳士に襲い掛かったダーシーは、感染者がいないことを確認してその場を去る。
カサンドラ(ハーマイオニー・コーフィールド)は、二階にいた姪のアナベル・ネザーフィールド(イェス・ラドムスカ)の元に向かい、ゾンビと化していた彼女に襲われる。
ネザーフィールド邸に新しい住人が入ることを知ったベネット(チャールズ・ダンス)は、その話をする妻(サリー・フィリップス)から、それがチャールズ・ビングリー(ダグラス・ブース)という若く独身の大金持ちだと言われ、話を聞く5人の娘たちも興味を示す。
娘の誰かがビングリーと結婚してほしいと言う妻に、脳を食われたら大変だと伝えたベネットは、中国で東洋の武術を身につけている娘たちなら大丈夫だと考える妻に呆れる。
しかし、妻の意見を聞き入れたベネットは、ビングリーのパーティーに出席することにする。
長女ジェーン(ベラ・ヒースコート)、次女エリザベス(リリー・ジェームズ)、三女メアリー(ミリー・ブレイディ)、四女キティ(スキ・ウォーターハウス)、五女リディア(エリー・バンバー)は、出かける支度をしながら、身を守る剣を隠し持つ。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
19世紀初頭、イングランド。
感染した者がゾンビと化す謎のウィルスが国中に蔓延していた。
ベネット家の5人姉妹は、財産を受け継ぐ権利がないため、良き結婚相手を探す必要があった。
ベネット夫人は、ネザーフィールド邸に越してきた資産家の青年ビングリーに娘を嫁がせることを考える。
次女のエリザベスは、ビングリーの友人であり、彼以上の財産を持つダーシーに出会う。
不躾で傲慢なダーシーの態度を嫌い避けるエリザベスだったが、彼が気になる存在となる・・・。
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ジェーン・オースティンの”高慢と偏見”ベースにした、セス・グレアム=スミスの小説”高慢と偏見とゾンビ”を基にした作品。
ゾンビ感染による国内が混乱する中、高慢な男性の態度を誤解した女性の偏見から起きるすれ違う恋を描くホラー・アクション。
ジェーン・オースティンの古典的名作を、ウィルス感染によるゾンビが国を支配しようとする世界を舞台に描くアイデアは注目を集めた。
製作を担当したナタリー・ポートマンがエリザベス役の予定だった作品は、様々な問題を抱えながら何とか完成し、期待されながら公開されたものの、批評家の評価は賛否両論に分かれて批判的な意見が多く、興行的にも失敗作に終わった。
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製作費 $28,000,000
北米興行収入 $10,938,130
世界 $16,457,490
ジェーン・オースティンのドラマを期待した者は失望したものの、ゾンビの描写や登場シーンなどはまずまずの好評価を得た。
聡明であり戦士とも描かれているエリザベス・ベネットを熱演するリリー・ジェームズ、彼女とは反発し合いながらも誤解が解けて結ばれるフィッツウィリアム・ダーシーのサム・ライリー、ベネット家の長女ジェーンのベラ・ヒースコート、五女リディアのエリー・バンバー、三女メアリーのミリー・ブレイディ、四女キティのスキ・ウォーターハウス、ジェーンと結ばれる資産家の青年チャールズ・ビングリーのダグラス・ブース、その妹キャロラインのエマ・グリーンウェル、ゾンビ軍を組織して国の支配を考えるジョージ・ウィカムのジャック・ヒューストン、娘の良縁ばかり考えるベネット夫人のサリー・フィリップス、その夫で娘たちの幸せを考えるベネットのチャールズ・ダンス、その相続人である甥コリンズ牧師のマット・スミス、領主であり最強の戦士であるレディ・キャサリン・ド・バーグのレナ・ヘディ、エリザベスの友人シャーロット・ルーカスのエイズリング・ロフタス、ゾンビと化すフェザーストーン夫人ドリー・ウェルズ、中尉のトム・ローカン、他ハーマイオニー・コーフィールドなどが共演している。