マザーズ・デイ Mother’s Day (2016)

ブラッドリーの妻ダナ（ジェニファー・ガーナー）は、海兵隊の中尉だった。

通販会社の社長ミランダ・コリンズ（ジュリア・ロバーツ）は、アトランタで自分の番組に出演して、母の日用のプレゼントを紹介する。

ギャビーと話したジェシーは、マックスのことを両親アール（ロバート・パイン）とフローレンス（マーゴ・マーティンデイル）に話したか尋ねる。

男性と婚約中にしてあると言われたジェシーは、先に告白してくれれば自分のことも話しやすいとギャビー伝える。

ジェシーは、反対する両親には内緒で、インド人の医師ラッセル（アーシフ・マンドヴィ）と国際結婚をしたのだった。

ジェシーとギャビーは、母の日が近いので、問題ばかり起こす母フローレンスのことも話す。

子供たちを学校に送り戻って来たヘンリーと話したサンディは、ティナ（シェイ・ミッチェル）という若い女性と再婚したことを知らされる。

子供達には話したと言われたサンディは、少々、動揺しながらヘンリーを見送る。

ジムを経営するブラッドリーは、客のジョディ（ルーシー・ウォルシュ）とグウェンダ（ベス・ケネディ）から、女性を紹介すると言われるものの、まだその気になれないと伝えて断る。

ブラッドリーがコーチをするサッカー・チームで活躍するレイチェルは、キーパーのトミー（グレイソン・ラッセル）が気になる。

アールと共にキャンピングカーで移動中のフローレンスは、”Skype”でギャビーと話す。

ジェシーとも話したフローレンスは、インド人の恋人と別れたことを確認する。

フローレンスに告白しようとしたジェシーは、そこに息子を抱いた夫ラッセルが現れたため、焦ってパソコンを閉じる。

サンディは、息子のピーターとマイキーを、ヘンリーの家に連れて行く。

若いティナが気になるサンディは、ヘンリーから、母の日に子供たちを半日、預けてほしいと言われるものの気が進まない。

ミランダの代理人のランス・ウォレス（ヘクター・エリゾンド）は、地元のインテリアデザイナーとしてサンディを紹介してもらう。

その夜、ダナが自分に送ってくれた映像を見て彼女を想うブラッドリーは、食事をしながらレイチェルから買い物を頼まれる。

子供たちに電話をしたサンディは、1人だけの寂しい夜を過ごす。

ウォリー・バーン（ジョン・ロヴィッツ）のクラブでコンテストに出場したザックは、恋人クリステンのことをネタにする。

帰宅したザックから結婚を迫られたクリステンは、もう少し考えたいと伝える。

翌日、公園でジェシーに会ったサンディは、友人のクリステンを紹介され、結婚について相談される。

サンディが去った後、ジェシーと話したクリステンは、結婚が怖いと言いながら、生みの母に会ったことがないと伝える。

母親を捜すしかないと言われたクリステンは、住所は知っているが連絡する勇気がないことをジェシーに伝え、問題に向き合うべきだと助言される。

子供たちの学芸会に向かったサンディは、突然、現れたティナを迷惑に思う。

スーパーで買い物をしていたブラッドリーは、レジでサンディに声をかけられ、互いに二人の子供がいることを知る。

ヘンリーからの電話を受けたサンディは、夏休みの旅行に子供たちをパリに連れて行くと言われて戸惑う。

電話を切ったサンディは、ヘンリーが自分とは一度も行かなかったパリ旅行のことを考えながら苛立ち、車の中で興奮する。

それに気づいたブラッドリーは、挙動がおかしいサンディのことを警戒する。

その後、サッカーの試合で審判の判定に抗議したブラッドリーは、退場させられたために、後を友人のキンバリー（ロニー・ラヴ）に任せる。

そんなブラッドリーにレイチェルは、母のことを想い沈んでばかりで、自分のことを気にしてくれないと言って不満を訴える。

ホテルに向かいミランダに会ったサンディは、恥をかいてしまい去ろうとする。

サンディが子供の話をしたために気になったミランダは、彼女を呼び戻して話をする。

スタジオセットの説明をしたサンディは、息子のことを訊くミランダに子供がいるか尋ねる。

いないと答えたミランダは、サンディが気に入り雇うことを決める。

突然、現れた両親に驚くジェシーは、ラッセルへの連絡をギャビーに頼む。

ジェシーは、キッチンにいたマックスと話すフローレンスに、ギャビーのビジネスパートナーだと伝える。

婚約者のことを訊かれたギャビーは、マックスが妻だとフローレンスに伝える。

そこにラッセルが戻り、彼がジェシーの夫だと知ったアールとフローレンスは驚く。

ジェシーとラッセルの息子タナーと、マックスが産んでギャビーが養子にしたチャーリー（オーウェン・ヴァッカロ）が現れたため、憤慨したアールとフローレンスはその場を去る。

アールに侮辱され、ジェシーが自分の存在を隠しウソをついていたことなどに腹を立てたラッセルは家を出る。

ジョディらと話しトミーのことを探ったブラッドリーは、悪い子ではないことは分かる。

そこにジムの会員だったサンディが現れ、トラブルに巻き込まれたくないブラッドリーは身を隠す。

ジェシーに連絡したサンディは、彼女とタナーをキッズ・パーティーに誘う。

タイヤがパンクしたアールとフローレンスは、ギャビーとジェシーの幼いころの写真を見ながら嘆き、キャンピングカーで過ごす。

ラッセルは、ギャビーの家に泊めてもらう。

ガレージに向かったブラッドリーは、ダナの車を見ながら彼女のことを想う。

翌日、ジェシーは、タナーとチャーリーを連れてサンディのパーティーに向かう。

タイヤを直したアールだったが、エンジンの部品が盗まれたことに気づき、1マイル先のカーショップに歩いて行こうとする。

アールとフローレンスは、子宮のオブジェに気づく。

子供たちを連れて来ないサンディを責めるヘンリーは、明日の母の日には二人を帰すと彼女に伝える。

ミランダのサイン会に向かったクリステンは、名前を訊かれたために、あなたの娘だと答える。

ランスと話したクリステンは、出生証明などを見ても信用しない彼から金は払わないと言われたため、ショックを受けその場を去る。

パーティーは失敗に終わり、ティナと張り合おうとしたことを後悔するサンディは、パーティーのピエロのランディ（マシュー・ウォーカー）から、母子の絆は特別なものだと言われて勇気づけられ、その助言に感謝する。

ジェシーの家のキッチンにビールを取りに行ったフローレンスは、”Skype”で通話してきたラッセルの母親ソニアと話す。

ジェシーとラッセルの件で、互いに驚かされたことなどを話したフローレンスは、ラスベガス在住のソニアと意気投合する。

その後、タナーと遊ぶフローレンスは、楽しい時を過ごす。

カフェにいたミランダと話をしたランスは、本名はラモーン・ナヴァロで、貧しい生活をしていた過去を語り、本当の姿は自分で決めるものであり、”誰に”会うかも同じだと伝える。

ケイティの面倒を見ていたザックは、参加者の一人が辞退したために決勝に出られることを、クリステンの電話にメッセージで残す。

トミーとのデートから戻ったレイチェルがキスしたことを確信したブラッドリーは、知らぬふりをして彼女に声をかけるものの、話をしてもらえない。

出番が迫るザックは焦り、連絡が取れないクリステンに電話をする。

メッセージを聴いていたクリステンは、ザックからクラブに来てほしいと言われても電話に出ようとしない。

ウォリーから出番だと言われたザックは、仕方なくケイティを抱いてステージに上がり、客のタイニー（ポール・C・ヴォート）に泣いている彼女を任せる。

ケイティが泣き止んだために驚くザックは、彼女を抱いてステージに戻り、クリステンが来てくれたことに気づく。

ザックから捨てられたかと思った言われたクリステンは、実の母に会いに行っていたことを伝えて、彼との愛を確かめる。

ウォリーが発表した優勝者はケイティで、彼女を抱いたザックは賞金の5000ドルを受け取る。

翌日、息子たちに起こされ、母の日を祝ってもらったサンディは、プレゼントを受け取る。

それがティナへのプレゼントだったために焦ったピーターとマイキーは、サンディにプレゼントを渡し、母を気遣う。

レイチェルとヴィッキーがいないことに気づいたブラッドリーは、キンバリーからの電話を受けて、二人の居場所を知る。

息子たちを抱きしめるサンディは、後でヘンリーの家に行くことを伝える。

ギャビーとジェシーは、キャンピングカーで両親と話し合う。

息子たちをヘンリーの家に送ったサンディは、彼から感謝される。

墓地に向かったブラッドリーは、キンバリーに連れられたレイチェルとヴィッキーが、ダナの墓参りをしている姿を見て家に戻る。

ジェシーからの連絡で、暫く両親と暮らしタナーも連れて行くと言われたラッセルは焦り、キャンピングカーに向かう。

自分を呼び出すためにウソをついたジェシーを非難するラッセルは、”Skype”で話す母ソニアから、仲直りするようにと言われるものの納得できない。

去ろうとしたラッセルを乗せたまま走り出したアールは、ギャビーから、引き留めるためにチャーリーにエンジンをいじらせたと言われるものの、怒る気はなかった。

ラッセルに謝罪したジェシーは、簡単には許してもらえない。

ブレーキが利かなくなったアールは暴走し、チャーリーとタナーを車に乗せていたマックスがそれに気づき、パトロール警官（ラリー・ミラー）のバイクとパトカーが追跡する。

車を止めたアールは皆を安心させ、フローレンスは、家族を一つにするために彼がわざと暴走したことに気づく。

抱き合っていたジェシーとラッセルは仲直りする。

警官から外に出るようにと言われて焦るラッセルは、警官のダニエルが患者であることに気づき安心し、見逃してもらえる。

帰宅したレイチェルとヴィッキーを、飾りつけをして迎えたブラッドリーは、二人を送ってくれたキンバリーに感謝する。

ヴィッキーはプレゼントのカラオケ・マシーンを見て喜び、レイチェルは、ブラッドリーから母の車の鍵を渡されて感激する。

パーティーに招待したトミーが現れたために、レイチェルは驚く。

ブラッドリーは、ジョディから魅力的なレクシー（サンドラ・テイラー）を紹介される。

ティナから電話を受けたサンディは、マイキーが喘息の発作で苦しんでいると言われ、冷蔵庫の冷気を吸わせるようにと指示する。

戻って来たヘンリーは、予備の吸引器を吸わせたマイキーを病院に連れて行く。

カラオケを楽しんだブラッドリーは、張り切り過ぎてテラスから落ちてしまい、レイチェルが車で病院に運ぶ。

クリステンを訪ねたミランダは、16歳で妊娠し、愛で結ばれていたはずの恋人は一家で引っ越してしまったことを話す。

休学して母親とは気まずくなり、養父母を探したことをクリステンに話したミランダは、互いの親は亡くなったことを確認し、今はあなただけだと伝える。

養子の条件として毎年、送ってもらっていた写真を見せたミランダは、クリステンから、連絡をくれなかった理由を訊かれる。

それも条件だったと答えたミランダは、かけがえのない存在を失ったために、仕事に打ち込んだことをクリステンに伝える。

ケイティとザックを紹介されたミランダは、孫を見つめながら涙する。

病院に駆けつけたサンディは、マイキーが正常に戻ったことをヘンリーから知らされて安心する。

サンディは、慌てたことを謝罪するティナに、母親としての務めを果たすには時間がかかると伝える。

番組を始めたミランダは、母の日であることを前置きして、娘のクリステンを紹介する。

バーで番組を見ていたザックは、クリステンが自分にプロポーズしたために驚く。

現れたクリステンから録画番組だったと言われたザックは、プロポーズの答えを訊かれてイエスと伝える。

ミランダの希望でその場で結婚式をすることになり、ランスがショーティと打ち合わせをする。

自動販売機でキャンディを買おうとしたサンディは、それが引っ掛かったために手を入れて取ろうとする。

治療を終えて娘たちと帰ろうとしたブラッドリーは、自動販売機でトラブっているサンディに気づき、彼女を避けようとする。

サンディから声をかけられたブラッドリーは、子供たちに鍵を持っている人を呼んでくるようにと指示し、ブレスレットが引っ掛かった彼女を助ける。

サンディからバツイチだと言われたブラッドリーは、妻が亡くなったことを彼女に伝える。

戻って来た子供たちから、ブラッドリーがジムの経営者だと知らされたサンディは名刺を渡され、自分のジムだと気づく。

ジムでサンディを見かけていたブラッドリーはシラを切り、また会うかもしれないと言って去る彼女と別れる。

和解した両親と共に楽しい時を過ごすジェシーは、訪ねて来たラッセルの母ソニアを、フローレンスと共に歓迎する。

クリステンは、ミランダと共にショーティのバーに着く。

受付で昨日のことをヘンリーから謝罪されたサンディは、去ろうとするブラッドリーたちから声をかけられる。

ブラッドリーのことを気にするヘンリーは、サンディをからかう。

結婚式は始まり、神父の資格があるランスの前で、クリステンとザックは永遠の愛を誓い、ケイティを抱くミランダら出席者に祝福される。

フローレンスとソニアは、話が盛り上がる。