貯水池に沈む町の呪いにより荒廃した土地に住む家族の苦しみを描く、製作、監督、脚本ライアン・ゴズリング、主演クリスティーナ・ヘンドリックス、シアーシャ・ローナン、イアン・デ・カーステッカー、マット・スミス、エヴァ・メンデス、ベン・メンデルソーン他共演のミステリー。 |
・シアーシャ・ローナン / Saoirse Ronan / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督:ライアン・ゴズリング
製作
マーク・E・プラット
ライアン・ゴズリング
アダム・シーゲル
ミシェル・リトヴァク
デヴィッド・ランカスター
製作総指揮
ゲイリー・マイケル・ウォルターズ
ジェフリー・ストット
脚本:ライアン・ゴズリング
撮影:ブノワ・デビエ
編集
ヴァルディス・オスカードゥティル
ニコ・ルーネン
音楽:ジョニー・ジュエル
出演
ビリー:クリスティーナ・ヘンドリックス
ラット:シアーシャ・ローナン
ボーンズ:イアン・デ・カーステッカー
ブリー:マット・スミス
キャット:エヴァ・メンデス
デイヴ:ベン・メンデルソーン
祖母:バーバラ・スティール
タクシードライバー:レダ・カテブ
MC:ロブ・ザブレッキー
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
2015年製作 95分
公開
北米:2015年4月10日
日本:2015年5月30日
製作費 $2,000,000
北米興行収入 $45,430
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
デトロイト近郊のゴーストタウン。
経済破綻により、住人たちのほとんどが去った町に住むシングルマザーのビリー(クリスティーナ・ヘンドリックス)は、10代の息子ボーンズ(イアン・デ・カーステッカー)とその弟で幼いフランキーと暮らしていた。
車の部品を探しばがら、廃墟の銅管を集めて売り生計の足しにしていたボーンズは、ギャングのブリー(マット・スミス)に目をつけられ逆らうことはできなかった。
銀行の支店長デイヴ(ベン・メンデルソーン)に会ったビリーは、片耳が聞こえない彼に、今後もローンを払い祖母の家を維持したいと伝える。
仕事もない支払い能力のないビリーに、自分なら家を売って町を出ると助言したデイヴは、考えを変えない彼女に仕事を紹介しようとして名刺を渡す。
夜になり、連絡がとれなかったボーンズを責めるビリーは、自分は何をしていたのかと訊かれたために、銀行に行っていたと答える。
ローンの支払いが遅れているのかと訊かれたビリーは、心配いらないとボーンズに伝えてタクシーで出かける。
ボーンズの隣人である幼馴染のラット(シアーシャ・ローナン)は、祖母(バーバラ・スティール)と二人暮らしだった。
...全てを見る(結末あり)
(簡略ストー リー)
デトロイト近郊のゴーストタウン。
経済破綻により、住人たちのほとんどが去った町に住むシングルマザーのビリーは、10代の息子ボーンズとその弟で幼いフランキーと暮らしていた。
祖母の家を残したいビリーは、ローンを組んでいたものの支払いが遅れてしまい、銀行の支店長デイヴに相談して仕事を紹介されることになる。
廃墟の銅管を回収して売り生計の足しにしていたボーンは、ギャングのブリーに目を付けられる。
隣人で幼馴染のラットから、ダム工事で貯水池に沈んだ町”ロスト・リバー”の呪いのせいで、この地が荒廃したと言われたボーンズは、その謎を探ろうとする。
家族のためにデイヴが紹介してくれた仕事をすることを決めたビリーは、怪しげなショーが行われる店に向かうのだが・・・。
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ハリウッドを代表する人気スターとなったライアン・ゴズリングが、製作と脚本を兼ねた監督デビュー作品。
第67回カンヌ国際映画祭(2014)、”ある視点”部門でプレミア公開された作品でもある。
貯水池に沈む町の呪いにより荒廃した土地に住む家族の苦しみを描くミステリー。
小作ではあるが、魅力的なキャスティングは注目で、やや理解不能な描写があるものの、水没した町などをミステリアスに描く幻想的な映像など、ライアン・ゴズリングの意欲や感性の表現などが興味深い作品に仕上がっている。
生活苦の中で、息子達のために怪しげなショーを行う店で働くことになるシングルマザーのクリスティーナ・ヘンドリックス、その息子で水没した町の呪いを解こうとするイアン・デ・カーステッカー、その隣人で幼馴染のシアーシャ・ローナン、町を支配しようとするギャングのマット・スミス、主人公に仕事を世話する銀行の支店長ベン・メンデルソーン、彼が経営する店のダンサーで、ライアン・ゴズリングのパートナーであるエヴァ・メンデス、主人公に協力するタクシードライバーのレダ・カテブ、ラット(シアーシャ・ローナン)の祖母バーバラ・スティール、ショーのMCロブ・ザブレッキーなどが共演している。