しかし、サムは突然、姿を消し、何者かに森に連れて行かれる。
サムをさらった魔女は、彼を殺して体を粉砕し、それを使って空中に浮かぶための棒を作る。
ショックを受けたキャサリンの悲しみは消えず、ウィリアムは、狼が殺さなくても餓死していると思えるサムの捜索を止めることをケイレブに伝える。
食料がなくなりかけているため、ワナを仕掛けてある森に向かうことを考えたウィリアムは、ケイレブを連れて行こうとする。
子供は森に入るなと言われていたケイレブだったが、冬になる前に食料を確保する必要があることを知らされる。
森に入ったウィリアムは、ワナに獲物がかかっていないことを確認して、サムを捜さないのは罪だと言うケイレブを落ち着かせる。
ワナのことを訊かれたウィリアムは、キャサリンの銀杯を先住民に売って手に入れたことをケイレブに伝える。
鶏の卵が一つしかないことを確認したトマシンは、落としてしまったそれが孵化しかけていたことに気づく。
銀杯のことはキャサリンには黙っているようにと言うウィリアムは、彼女の悲しみが癒えたら話すとケイレブに伝える。
姿を消していた愛犬のファウラーがウサギを見つけたため、それを撃とうとしたウィリアムだったが失敗する。
家に戻ったウィリアムは、マーシーとジョナスが黒ヤギをからかっていたため、それを捕えて柵の中に入れる。
騒ぎを知ったキャサリンは、双子を見ていなかったトマシンを叱り、どこに行っていたのかウィリアムに訊いても答えてもらえない。
谷にリンゴがあったはずなので探しに行ったと言うケイレブは、喜ばせたかったとキャサリンに伝える。
ケイレブは、納得したキャサリンから、農地の外には行かないようにと言われる。
ウィリアムに言われて川に水を汲みに行ったケイレブは、父の服の泥を落としていたトマシンの胸元が気になる。
何を見ていたと言われたケイレブは話を逸らすが、トマシンは可愛い弟を呼び寄せて抱きしめる。
そこにマーシーが現れ、魔女の真似をしてトマシンとケイレブをからかい、ヤギのフィリップがここに来ていいと言ったと伝える。
魔女がサムをさらったと言うマーシーは、そのケープ姿を見たとトマシンとケイレブに話す。
その通りであり自分が魔女だと伝えたトマシンはマーシーに近づき、悪魔が求めたためにサムをさらい渡したと言って信じさせようとする。
何でも消せると言うトマシンはマーシーを怖がらせ、正体をばらしたら殺すと脅して誰にも話さないことを誓わせる。
嘘をついたトマシンを責めるケイレブは、サムは狼の仕業だと伝えるものの、両親に告げ口すればいいと言われる。
その夜、ウィリアムが祈りを捧げて食事が始まり、トマシンは、キャサリンから銀杯がないと言われ、随分前から見当たらないことを知らされる。
触っていたのを見たと言うキャサリンはトマシンを疑い、父から譲られた銀杯をなくした彼女を責める。
キャサリンがこの土地は気味が悪いと言うため、心に光が必要だと考えるウィリアムは、聖書を読んでほしいとケイレブに伝える。
ヤギの寝床を整えてくるようにとキャサリンに指示されたトマシンは、小屋にウサギがいることに気づく。
悲しい思いをするキャサリンに、神が苦難を与えているがそれは愛だと言うウィリアムは、銀杯は高く売れたはずだと嘆く彼女に話があると伝える。
村に残るべきだったと後悔するキャサリンは、トマシンを奉公に出す歳だが、ここでは何もできないと言いながら取り乱しそうになる。
ケイレブらと両親の話を聞いていたトマシンは、ウィリアムが、明日、自分を村に連れて行き、ホワイティング家に奉公させる考えであることを知る。
トマシンを奉公に行かせたくないケイレブは、馬で森に向かい食料を手に入れようとする。
それを知ったトマシンはケイレブと共に森に向かい、ワナにかかっていたウサギを見つける。
そこに別のウサギが現れ、ケイレブはファウラーと共にそれを追い、トマシンは落馬して気を失う。
ウィリアムとキャサリンは、姿が見えないトマシンとケイレブを捜す。
ケイレブは、見失ったファウラーが傷つけられていることを知る。
意識が戻ったトマシンは、ウィリアムの声が聴こえる方に向い、現れた父に抱きしめられる。
ウサギを追ったケイレブは、小屋から出てきた魔女(サラ・スティーブンス)にキスされる。
村に戻るべきだったと言ってウィリアムを責めるキャサリンは、トマシンに森に行った理由を尋ねるものの、何も答えない。
自分に厳しくしないでほしいとキャサリンに意見するトマシンは、正直に話せばそうすると言われ、母に話そうとする。
責められるトマシンを気の毒に思うウィリアムは、自分が銀杯を売ったことをキャサリンに伝える。
二人に謝罪したウィリアムは、昨日の朝、食べ物と金になるような獲物を得るためにケイレブと森に行ったことをキャサリンに話す。
ウィリアムを責めるキャサリンは、自分のためだと言いながら息子にまで嘘をつかせた彼を殴ってしまう。
雨の中、ヤギの様子を見に行ったトマシンは、全裸のケイレブが戻ってきたことに気づく。
トマシンと共にケイレブを介抱したキャサリンは、神に祈りを捧げる。
翌朝、マーシーから、ケイレブに悪魔をとり憑かせた魔女だと両親に話すと言われたトマシンは、搾った白ヤギ、フローラの乳が血だったために驚く。
全て魔女の呪いだと考えるキャサリンの言葉を遮ったウィリアムは、トマシンの奉公先とケイレブの医者を探すために、明日、村に向かうことを伝える。
キャサリンから、馬なしでは家族が村には行けないと言われたウィリアムは、ケイレブを医者に任せ、作物とヤギを馬に換えて迎えに来ると伝えるものの、置き去りにしないでほしいと言われる。
自分の考えを否定してばかりいるキャサリンにどうしたいのか尋ねたウィリアムは、イングランドに帰りたいと言われ、サムを失って以来、心が石になってしまったと話す彼女の信仰が弱くなったことを知る。
天国で救われると言うウィリアムは、作物を探すために手を貸してほしいとキャサリンに伝えて作業を始める。
その後、意味不明のことを話しながらもだえ苦しむケイレブは、口からリンゴを吐き出す。
それを見て怖がるマーシーは、魔女のトマシンがサムを悪魔に渡したことを両親に伝え、ジョナスが、ヤギの乳を血に変えたと話す。
トマシンにが魔女でないことを確認したウィリアムは、家族全員でケイレブのために祈りを捧げる。
マーシーとジョナスは苦しみ始め、ケイレブは神に救いを求めながら息を引き取り、泣き崩れるキャサリンは近づこうとするトマシンを追い払う。
悲しむトマシンを抱き寄せるウィリアムは、この件を評議会に話す義務があると伝える。
自分が魔女の呪いにかかったと思うウィリアムに、奉公に出す話を聞いてしまい、銀杯のことで疑われたのに黙っていたことを責めるトマシンは、娘も信じようとしない父を罵倒する。
それが悪魔の言葉かを確かめたウィリアムは、トマシンから、悪魔が姿を変えているヤギと話せる、マーシーとジョナスに訊けばいいと言われる。
マーシーが自分で森の魔女だと言っていたと話すトマシンは、ウィリアムに家に連れて行かれ、キャサリンにマーシーとジョナスの話をするよう指示される。
トマシンは、黒ヤギに変身した悪魔とマーシーとジョナスが契約したと話し、ウィリアムは、意識を失っている双子にそれを問うが、これ以上、子供の遊びには付き合えないとキャサリンに伝える。
ウィリアムにヤギと共に小屋に閉じ込められたトマシンは、マーシーとジョナスに魔女なのかを問い、自分はどうかと訊かれてそれを否定する。
その後、ウィリアムとキャサリンは、ケイレブを埋葬する。
夜になり、神に祈りを捧げるウィリアムは、罪を犯した自分は罰を受けるが、未熟な子供達だけは許してほしいと主に願い、トマシンはその様子を見ていた。
夜中に目覚めたキャサリンは、ケイレブがサムと共に戻ったことに気づく。
白ヤギのフローラに近づいたマーシーとジョナスは、その場に魔女がいることに気づく。
サムにお乳を飲ませているつもりのキャサリンは、カラスに胸を突かれていた。
翌朝、外に出たウィリアムは、ヤギの小屋が壊されてフローラが殺されていることに気づく。
次の瞬間、ウィリアムは、黒ヤギのフィリップに角で突かれて殺される。
それを見ていたトマシンは、叫び声をあげてウィリアムに近づくものの、現れたキャサリンにマーシーとジョナスの居場所を訊かれる。
魔女が空から来たと話すトマシンは、キャサリンから、自分が皆を殺した魔女だと言われる。
ケイレブとウィリアムを誘惑したと言って取り乱し、襲い掛かるキャサリンに押し倒され首を絞められたトマシンは、地面に落ちていたナイフで彼女刺し殺す。
血に染まった服を脱ぎ眠ってしまったトマシンは、夜になり、小屋に向かいフィリップに話しかける。
望みを訊かれたトマシンは何をくれるのか尋ね、バターを味わうことやきれいなドレスはどうかと言われる。
魅惑的な暮らしを与えると言われたトマシンは、服を脱いで目の前にある本に署名するようにと指示される。
字を知らないと伝えたトマシンは、フィリップから手を貸すと言われる。
フィリップと全裸のまま森に向かったトマシンは、焚火を囲み踊る”カヴン/魔女”の仲間に入り、笑いながら空中に浮かぶ。