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ジェシカ・アルバの“しあわせの方程式” An Invisible Sign (2011)

2001年に発表された、エイミー・ベンダーの小説”An Invisible Sign of My Own”を基に製作された作品。
何にでも興味を抱く数学好きの快活な少女の苦悩と成長を描く、主演ジェシカ・アルバクリス・メッシーナJ・K・シモンズ他共演、監督マリリン・アグレロによるコメディ・ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(コメディ)


スタッフ キャスト ■
監督:マリリン・アグレロ
製作総指揮:レイチェル・コーエン他
製作:パメラ・フォーク他
原作:エイミー・ベンダー

脚本
パメラ・フォーク
マイケル・エリス
編集:サビーヌ・ホフマン
音楽:アンドリュー・ホランダー

出演
モナ・グレイ:ジェシカ・アルバ

ベン・スミス:クリス・メッシーナ
ジョーンズ先生:J・K・シモンズ
父:ジョン・ショア
母:ソニア・ブラガ
モナ・グレイ(少女期):ベイリー・マディソン
リサ・ヴィーナス:ソフィー・ナワイデ

アメリカ 映画
配給 IFC Films

2011年製作 96分
公開
北米:2011年5月6日
日本:未公開


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
数学好きの10歳少女モナ・グレイ(ベイリー・マディソン)は、ある日、大好きな父(ジョン・ショア)が、原因不明の病気にかかりショックを受ける。

自分が好きなものを諦めれば、父の病気が治ると信じたモナは、お菓子や映画、友達、そして走ることも諦めてしまう。

父のために全てを犠牲にして、人付き合いもよくないモナ(ジェシカ・アルバ)だったが、数字とはいつまでも付き合い成長する。

そんなモナは、母(ソニア・ブラガ)から自立することを強要され、父の世話もできなくなる。

家を借りたモナは、ある日、小学校からの依頼で算数を教えることになる。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
数学好きの快活な少女モナ・グレイは、大好きな父親が病気になり、子供心に思い悩む。
自分が好きなことを全て諦めれば、父が回復すると考えたモナは、それを実行する。
やがて成長したモナは、子供の頃とは一変し、人付き合いもよくない内気な女性彼女だったが、数字とだけは付き合い続けていた。
そんなモナに、小学校の算数の教師の依頼があり、実は大学も中退して学位も持っていなかった彼女は、引け目を感じながらもそれを受けてしまう。
授業を始めたモナは、思い通りにならない生徒達に梃子摺り、同僚の教師ベンに声をかけられても、当然のごとく積極的になれない・・・。
__________

セクシー女優ジェシカ・アルバが、人付き合いが苦手の内気な女性(ほぼノーメイク)を演ずるという、興味深い作品。

当然、誰が見ても”ジェシカ・アルバ”にしか見えないのだが、無理矢理に地味な女性に扮しているとしか思えない。
まずまず熱演しているものの、結果的には、どうして彼女がこの役を演じなければならなかったのかが疑問だ。

娘が親に対し、過剰な世話をして”過保護”になり過ぎて、全く自立できないという設定、それに絡む、ベテラン俳優の確かな演技が見られるだけに、やや惜しい気がする。

北米では、公開されたとは言えないような状態も寂しい限りで、もちろん日本では劇場未公開に終わった。

主人公に思いを寄せる同僚教師役のクリス・メッシーナ、隣人の元教師J・K・シモンズ、父ジョン・ショア、母親ソニア・ブラガ、主人公の少女期のベイリー・マディソン、主人公を慕う生徒ソフィー・ナワイデなどが共演している。


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