1992年に公開された「沈黙の戦艦」の続編で、製作も兼ねるスティーヴン・セガールが再び主人公を演ずる、エリック・ボゴシアン、キャサリン・ハイグル、モリス・チェストナット、エヴェレット・マッギル他共演のサスペンス・アクション。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ジェフ・マーフィー
製作
スティーヴン・セガール
スティーブ・ペリー
アーノン・ミルチャン
製作総指揮:ゲイリー・W・ゴールドステイン他
脚本
リチャード・ヘイテム
マット・リーヴス
撮影:ロビー・グリーンバーグ
編集:マイケル・トロニック
音楽:ベイジル・ポールドゥリス
出演
ケイシー・ライバック:スティーヴン・セガール
トラヴィス・デイン:エリック・ボゴシアン
サラ・ライバック:キャサリン・ハイグル
ボビー・ザックス:モリス・チェストナット
マーカス・ペン:エヴェレット・マッギル
トム・ブレーカー:ニック・マンキューゾ
ベイツ提督:アンディ・ロマーノ
スタンリー・クーパー将軍:カートウッド・スミス
ガーザ大佐:デイル・ダイ
傭兵1:ピーター・グリーン
傭兵2:パトリック・キルパトリック
傭兵3:スコット・ソワーズ
パティマ:アフィフィ・アラオウィー
スコッティ:ジョナサン・バンクス
リンダ・ギルダー大尉:ブレンダ・バーキ
デヴィッド・トリリング大尉:デヴィッド・ジャノプロス
ライバックのカフェのコック:ロイス・D・アップルゲート
ウィリアムズ大佐:レン・T・ブラウン
ジム:D・C・ダグラス
バーテンのケリー:サンドラ・テイラー
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1995年製作 99分
公開
北米:1995年7月14日
日本:1996年1月20日
製作費 $60,000,000
北米興行収入 $50,024,080
世界 $104,324,080
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
ペンタゴン。
アメリカ空軍少将スタンリー・クーパー(カートウッド・スミス)は、”ATAC”最新技術評価部で高性能衛星兵器”グレイザー1”のテストを視察して満足する。
クーパーとスタッフのリンダ・ギルダー大尉(ブレンダ・バーキ)と
デヴィッド・トリリング大尉(デヴィッド・ジャノプロス)らは、開発者だが解雇されたトラヴィス・デイン(エリック・ボゴシアン)が、車で湖に転落したことなどを話す。
デインの遺体は発見されていなかったが、クーパーはスタッフ達の労を労う。
コロラド州、デンバー。
元海軍特殊部隊”SEALs” 部隊長のケイシー・ライバック(スティーヴン・セガール)は、引退してカフェのシェフになっていた。
ライバックは、事故で亡くなった軍人だった兄の娘サラ(キャサリン・ハイグル)と駅で落ち合い、ロサンゼルス行きの列車に乗る。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
コロラド州、デンバー。
元海軍特殊部隊”SEALs” 部隊長のケイシー・ライバックは、事故死した兄の娘サラと共にロサンゼルス行きの列車に乗る。
高性能衛星兵器”グレイザー1”の開発者でありながら解雇され、事故を起こし消息不明となっていたデイルは、狂暴なペン率いる傭兵集団と共に衛星システムを制御しようとする。
信号をキャッチされないよう、移動するライバックらの乗る列車を襲い制圧したデインらは、”グレイザー1”の制御に成功し、ペンタゴンに連絡を入れ10億ドルを要求する。
それに気づいたライバックは、身を潜めながらポーターのボビーの協力を得て、サラを救いデインの陰謀を阻もうとするのだが・・・。
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前作「沈黙の戦艦」(1992)の内容には全く触れないまま、無敵の主人公”ケイシー・ライバック”が、姪の命を救い悪を倒そうとする激しい戦いが展開するハード・アクションとしてまずまず楽しめる。
しかし、既に前作あたりからデビュー当時の衝撃的な格闘アクションがやや影を潜め、今一物足りなさを感じていたスティーヴン・セガール・ファンも多いはずで、その後も活動を続ける彼が、一級作品主演として登場してくれないのは淋しいばかりだ。
凶悪な敵に対して素手で立ち向かい圧倒するシーンも少なく、列車を舞台にした派手なアクションばかりが目立つのもよろしくない。
とは言え、まだまだスティーヴン・セガール人気の余韻は残っている時期で、北米興行収入は約5000万ドル、全世界では1億ドルを超すヒットとなった。
陰謀を企むエンジニアのエリック・ボゴシアン、主人公の姪役で、撮影当時15~16歳だったその後スターとなるキャサリン・ハイグル、主人公に協力するポーターのモリス・チェストナット、凶悪な傭兵のリーダー、エヴェレット・マッギル、CIAのニック・マンキューゾ、ペンタゴンで指揮を執る提督アンディ・ロマーノ、空軍少将カートウッド・スミス、海軍大佐デイル・ダイ、傭兵ピーター・グリーン、パトリック・キルパトリック、スコット・ソワーズ、ジョナサン・バンクス、衛星兵器のシステム・エンジニア、ブレンダ・バーキなどが共演している。