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ワイルドシングス Wild Things (1998)

高校で人気者の指導カウンセラーによる女子高生レイプ事件の裏に仕組まれた陰謀を描く、製作総指揮、主演ケビン・ベーコンマット・ディロンネーブ・キャンベルデニス・リチャーズビル・マーレイロバート・ワグナージョン・マクノートン他共演のサスペンス。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■
監督:ジョン・マクノートン

製作総指揮:ケビン・ベーコン
製作
ロドニー・リバー

スティーブン・A・ジョーンズ
脚本:スティーブン・ピーターズ
撮影:ジェフリー・L・キンボール
編集:エレナ・マガニーニ
音楽:ジョージ・S・クリントン

出演
レイ・デュケ:ケビン・ベーコン

サム・ロンバート:マット・ディロン
スージー・トーラー:ネーブ・キャンベル
ケリー・ヴァンライアン:デニス・リチャーズ
ケン・ボウデン:ビル・マーレイ
サンドラ・ヴァンライアン:テレサ・ラッセル
グロリア・ペレーズ:ダフネ・ルービン=ヴェガ
トム・バクスター:ロバート・ワグナー
ルビー・トーラー:キャリー・スノッドグレス

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ

1998年製作 108分
公開
北米:1998年3月20日
日本:1999年1月
製作費 $20,000,000
北米興行収入 $29,753,940


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
フロリダ
高校の人気者で、指導カウンセラーのサム・ロンバート(マット・ディロン)が、生徒ケリー・ヴァンライアン(デニス・リチャーズ)をレイプする事件が起きる。

ケリーの母親で、富豪の未亡人サンドラ(テレサ・ラッセル)は、直ちに警察に被害届けを出す。

地元警察のレイ・デュケ刑事(ケビン・ベーコン)とグロリア・ペレーズ(ダフネ・ルービン=ヴェガ)は、ケリーの事情聴取を始める。

ペレーズは、直感でケリーの狂言ではないかと疑うのだが、ロンバートの女好きなどを理由に、彼の容疑は深まる。

街の実力者であるサンドラに対して、勝ち目はないと諦めつつも、ロンバートは弁護士ケン・ボウデン(ビル・マーレイ)の元に向かう。

ボウデンと話をつけたロンバートだったが、ヴァンライアン家の弁護士トム・バクスター(ロバート・ワグナー)から圧力をかけられ、当然、交際していた彼の娘に近づくなと警告される。

その後、サンドラが差し向けた男にロンバートは襲われて脅され、苦悩の日々を送る。

その後、デュケとペレーズは、ケリーの同級生であるスージー・トーラー(ネーブ・キャンベル)に呼び出され、彼女もロンバートにレイプされたことを知らされる。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
人気者である、高校の指導カウンセラーのサム・ロンバートは、女子生徒のケリーをレイプした罪で起訴されてしまう。
しかし、それが、ロンバートに相手にされなかった腹いせだったことが、共謀者スージーの証言で明らかになる。
ロンバートは釈放され、弁護士ボウデンの働きで、ケリーの母親サンドラから賠償金の850万ドルを受け取ることになる。
事件は解決したかに見えたが、実はロンバートと関係を持っていたケリーとスージーの、大金を手に入れる陰謀だった。
その陰謀に気づきかけた、地元警察の刑事レイ・デュケは、三人を牽制しながら捜査を始めるのだが・・・。
__________

人気スターのケビン・ベーコンが、製作を兼ねて主演した作品で、これでもかというほど二転三転する展開と、セクシー・シーンも交え、気の利いたギャグやユーモアも楽しめる、娯楽サスペンスに仕上がっている。

エンドロールで、陰謀の裏舞台が明らかにされるという、奇抜なアイデアも注目だ。

主役ではあるがサポート役的に登場するケビン・ベーコンが、一気に悪役に変貌するクライマックスは、なかなか盛り上がる。

高校の人気指導カウンセラー、用意周到な切れ者のような役柄のマット・ディロンが、陰謀の影で、IQ200という”黒幕”ネーブ・キャンベルに操られているという展開も面白い。

結局は、現金を手に入れるために利用されていた富豪令嬢デニス・リチャーズ、その母親テレサ・ラッセル、ミステリアスなドラマの中でも、彼らしいユーモアで楽しませてくれる弁護士役のビル・マーレイ、冷静な捜査をする刑事ダフネ・ルービン=ヴェガ、富豪夫人の顧問弁護士役のロバート・ワグナー、その他キャリー・スノッドグレスなどが共演している。


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