末期ガンを宣告された女性が家族の問題に悩み友人達との最後の日々を過ごしながら主治医と恋に落ちる姿を描く、ケイト・ハドソン、ガエル・ガルシア・ベルナル、ウーピー・ゴールドバーグ、キャシー・ベイツ他共演、監督ニコール・カッセルによるコメディ・ドラマ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ニコール・カッセル
製作総指揮
ニール・サッカー
マイケル・ゴーゲン
マイケル・ウェザリル
スコット・ブライト
製作
ジョン・デイヴィス
マーク・ギル
アダム・シュローダー
ロバート・カッツ
脚本:グレン・ウェルズ
撮影:ラッセル・カーペンター
編集:スティーヴン・A・ロッター
音楽:エイトール・ペレイラ
出演
マーリー・コーベット:ケイト・ハドソン
ジュリアン・ゴールドスタイン:ガエル・ガルシア・ベルナル
神:ウーピー・ゴールドバーグ
ベェヴァリー・コーベット:キャシー・ベイツ
サラ・ウォーカー:ルーシー・パンチ
ジャック・コーベット:トリート・ウィリアムズ
レネー・ブレア:ローズマリー・デウィット
ヴィニー:ピーター・ディンクレイジ
ピーター・クーパー:ロマニー・マルコ
サンダース教授:アラン・デール
ロブ・ランドルフ:スティーヴン・ウェーバー
アメリカ 映画
配給 Millennium Entertainment
2012年製作 106分
公開
北米:2012年5月4日
日本:2011年12月17日
北米興行収入 $15,380
世界 $1,296,940
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
広告代理店勤務のマーリー・コーベット(ケイト・ハドソン)は、30歳で仕事も順調だった。
マーリーは独身生活を楽しみ、友人達に囲まれ、気ままな毎日を送っていた。
遅刻しながらもプレゼンを成功させたマーリーは、同僚のサラ・ウォーカー(ルーシー・パンチ)と共に、友人達の集まるバーで祝杯を挙げる。
特定な恋人を持たずに深い関係も拒むマーリーは、親友のレネーー・ブレア(ローズマリー・デウィット)から、恋人を作るべきだと助言される。
そんなマーリーは、医師のジュリアン・ゴールドスタイン(ガエル・ガルシア・ベルナル)の検診を受ける。
ジュリアンによる腸の検査を受けたマーリーは、麻酔で眠った後、”ウーピー・ゴールドバーグ”の外見をした神に会い、死を知らされる。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
仕事も順調な、広告代理店勤務のマーリー・コーベットは、特定の恋人も持たずに、気ままな毎日を過ごしていた。
そんなマーリーは、検診を受けた結果、医師のジュリアン・ゴールドスタインから、末期の大腸ガンを宣告される。
検診の際、麻酔で意識を失ったマーリーは神に会い、三つの願い事を叶えると言われる。
マーリーは、監査結果を正直に友人や両親に伝え、周囲の過剰な気遣いを嫌いながらも、化学療法を受けることになる。
しかしマーリーは、自分らしく生きることを決めて治療を止め、残された時間を、従来通り自由気ままに過ごすことを考える。
その間マーリーは、自分とは対照的な、実直な青年ジュリアンと親交を深め、心触れ合うようになるのだが・・・。
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人間関係や厳しいビジネスの世界など、世知辛い世の中を生き抜く逞しさを持つ雰囲気のヒロインが、彼女とは対照的な誠実な人物との恋で、本当の自分らしさを発見するという、ファンタジーの要素もある、古典的とも言える展開のラブ・ストーリー。
プライドも高く、自分をさらけ出すことを嫌い、それを恐れるヒロインは、気丈には見えるが、それらを隠すため相手をジョークなどで翻弄するという、ユニークな女性像に共感できる方も多いはずだ。
ヒロインを演ずるケイト・ハドソンは、キュートな魅力が印象的だった、母親ゴールディ・ホーンのイメージを追うことなく、自分の個性を貫く姿勢が成功している理由だろう。
下ネタ満載の純なコメディと思いきや、メロドラマ風のクライマックスまで、痛々しい姿で熱演する主人公ケイト・ハドソン、彼女を支える誠実な主治医ガエル・ガルシア・ベルナル、神役のウーピー・ゴールドバーグ、主人公の母親を貫禄で演ずるキャシー・ベイツ、父親トリート・ウィリアムズ、友人ルーシー・パンチ、ローズマリー・デウィット、ロマニー・マルコ、エスコートクラブの男性ピーター・ディンクレイジ、末期ガン治療の権威アラン・デール、主人公の上司スティーヴン・ウェーバーなどが共演している。