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X-MEN: アポカリプス X-Men: Apocalypse (2016)

1963年にマーベル・コミックに初登場した、スタン・リージャック・カービーによる”X-メン”の映画化シリーズの6作品目。
復活した世界最初にして最強のミュータントの世界支配を阻止しようとするミュータントの戦いを描く、製作、原案、監督ブライアン・シンガー、主演ジェームズ・マカヴォイマイケル・ファスベンダージェニファー・ローレンスオスカー・アイザックニコラス・ホルトローズ・バーンヒュー・ジャックマン他共演のアクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー

ジェームズ・マカヴォイ / James McAvoy / Pinterest
マイケル・ファスベンダー / Michael Fassbender / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:ブライアン・シンガー

製作
ブライアン・シンガー
ローレン・シュラー・ドナー
サイモン・キンバーグ
ハッチ・パーカー
製作総指揮
スタン・リー
トッド・ハロウェル
ジョシュ・マクラグレン
原案
ブライアン・シンガー
マイケル・ドハティ
ダン・ハリス
サイモン・キンバーグ
脚本:サイモン・キンバーグ
撮影:ニュートン・トーマス・サイジェル
編集
ジョン・オットマン
マイケル・ルイス・ヒル
音楽:ジョン・オットマン

出演
チャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX:ジェームズ・マカヴォイ
エリック・レーンシャー/マグニートー:マイケル・ファスベンダー
レイヴン・ダークホルム/ミスティーク:ジェニファー・ローレンス
エン・サバ・ヌール:オスカー・アイザック
ハンク・マッコイ/ビースト:ニコラス・ホルト
モイラ・マクタガート:ローズ・バーン
ピーター・マキシモフ/クイックシルバー:エヴァン・ピーターズ
ジーン・グレイ/フェニックス:ソフィー・ターナー
スコット・サマーズ/サイクロップス:タイ・シェリダン
アレックス・サマーズ/ハボック:ルーカス・ティル
カート・ワグナー/ナイトクローラー:コディ・スミット=マクフィー
オロロ・マンロー/ストーム:アレクサンドラ・シップ
サイロック:オリヴィア・マン
エンジェル:ベン・ハーディ
ウィリアム・ストライカー大佐:ジョシュ・ヘルマン
ジュビリー:ラナ・コンドル
キャリバン:トーマス・レマルキス
ホースマンーデス:モニーク・ガンダートン
スコットの担任:アリー・シーディ
ペンタゴンの科学者:ジェリコ・イヴァネク
本人:スタン・リー
ローガン/ウェポンX:ヒュー・ジャックマン

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
2016年製作 分144
公開
北米:2016年5月27日
日本:2016年8月11日
製作費 $178,000,000
北米興行収入 $154,985,090
世界 $543,934,790


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
紀元前3600年、ナイル・ヴァレー。
世界最初にして最強のミュータント、エン・サバ・ヌール(オスカー・アイザック)は、古代エジプトを支配していた。

老いる度に他のミュータントの体に魂を移していたエン・サバ・ヌールは、ピラミッド内でその儀式を始めるものの、彼に反感を持つ者達の反乱に遭う。

4人の従者がそれを阻止しようとするが、ピラミッドは崩壊して、エン・サバ・ヌールは閉じ込められ、その中で眠ることになる。

1983年、オハイオ州。
ミュータントの存在が初めて明らかになったのが、1973年、ベトナム戦争後の”パリ協定”調印時であることを生徒達に話す教師(アリー・シーディ)は、その6日後に、ミュータントのエリック・レーンシャー/マグニートー(マイケル・ファスベンダー)が、ホワイトハウスで大統領と閣僚を襲撃し、それを救ったのがレイヴン・ダークホルム/ミスティーク(ジェニファー・ローレンス)であることを伝える。

...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

参考:
・「X-メン」(2000)
・「X-MEN2」(2003)
・「X-MEN:ファイナル ディシジョン」(2006)
・「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」(2011)
・「X-MEN: フューチャー&パスト」(2014)
・「X-MEN: アポカリプス」(2016)
____________

・「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」(2009)
・「ウルヴァリン: SAMURAI」(2013)
・「デッドプール」(2016)
・「ローガン」(2017)

*(簡略ストー リー)
紀元前3600年、古代エジプトを支配していた世界最初にして最強のミュータント、エン・サバ・ヌールは、他のミュータントの体に魂を移す儀式の最中に反乱に遭い、4人の従者を殺され眠りにつく。
1983年、エジプトカイロ、ミュータントが初めて明らかになってから10年、復活を信じる教団の儀式によりエン・サバ・ヌールは目覚め、新たな4人の従者を探し始める。
CIAのモイラがそれに関係したことを知ったチャールズ・エグゼビア/プロフェッサーXは、自分との記憶を消した彼女から、エン・サバ・ヌールのことを知らされる。
同じ頃、ポーランドで妻子と共に潜伏生活を送っていた、指名手配中のエリック・レーンシャー/マグニートーや、東ベルリンにいたレイヴン/ミスティークらもその異変を感じていた。
エン・サバ・ヌールは、オロロ、サイロック、エンジェルらミュータントと、正体を知られ妻子を殺されたエリックも加えた4人の従者を従え、愚かしい現在の世界を壊滅させ、自分の考える世界を創造し支配しようとする。
エリックを捜したエグゼビアがったが、エン・サバ・ヌールに捕らえられてしまい、彼と世界を救うために、レイヴンらは最強の敵に立ち向かおうとするのだが・・・。
__________

復活した世界最初にして最強のミュータントの世界支配を阻止しようとする、ミュータント同士の戦いを描く、人気シリーズの6作目で、スピンオフ作品を含めると9作目となる。

新シリーズで続いた歴史的背景に基づく内容はなく、”X-MEN”の主要メンバーが編成されていく過程で起きる、最強の敵との戦いを描いた作品。

シリーズの顔と言えるチャールズ・エグゼビア/プロフェッサーXのパトリック・スチュワートとエリック・レーンシャー/マグニートーのイアン・マッケランが登場しないことと、ローガンのヒュー・ジャックマンが、突然異変研究施設でウェポンXとしてゲスト出演程度であることが、ファンにとっては何んとも寂しい。

上記のように、”X-MEN”の編成過程で起きる事件を描いた内容であるため、ティーンエイジャー的なチームであるため、存在感のあるジェニファー・ローレンスニコラス・ホルト以外は、今一インパクトに欠けるキャラクターなのが気になる。

特に、エグゼビアも能力を認めるジーン・グレイが物語で重要な役を演ずるのだが、熱演はするものの、ソフィー・ターナーではやや荷が重いという感じで、同年代であれば、シアーシャ・ローナンくらいの実績のある女優に演じてもらいたかった。

興行収入は北米で約1億5500万ドル、全世界では約5億4400万ドルの大ヒットとなるのだが作品の評価は低く、前作に比べると激減してしまった。

・「X-MEN: フューチャー&パスト」(2014)
北米興行収入 $233,921,530
世界 $748,121,530

捕らえられて苦しみながら、仲間達と力を合わせて敵に立ち向かうチャールズ・エグゼビア/プロフェッサーXのジェームズ・マカヴォイ、潜伏生活を送るものの妻子を殺され、その怒りで世界を壊滅させようとするエリック・レーンシャー/マグニートーのマイケル・ファスベンダー、”X-MEN”の編成過程でリーダー的な活躍を見せるレイヴン・ダークホルム/ミスティークのジェニファー・ローレンス、人間の作った現在の世界を壊滅させようとする、世界最初にして最強のミュータント、エン・サバ・ヌールのオスカー・アイザック、エグゼビアを支える科学者でもあるハンク・マッコイ/ビーストのニコラス・ホルト、エグゼビアに記憶を消される元恋人で、CIA諜報員のモイラ・マクタガートのローズ・バーン、超高速移動能力を持つピーター・マキシモフ/クイックシルバーのエヴァン・ピーターズ、テレパシー能力を持つジーン・グレイ/フェニックスのソフィー・ターナー、両目から光線オプティック・ブラストを発するスコット・サマーズ/サイクロップスのタイ・シェリダン、その兄である、オプティック・ブラストを発する能力を持つアレックス・サマーズ/ハボックのルーカス・ティル、瞬間移動能力を持つカート・ワグナー/ナイトクローラーのコディ・スミット=マクフィー、天候を操るオロロ・マンロー/ストームのアレクサンドラ・シップ、エネルギーを武器に変える能力を持つサイロックのオリヴィア・マン、翼を持つエンジェルのベン・ハーディ、火花を発する能力を持つジュビリーのラナ・コンドル、ミュータントを実験材料に使う軍人ウィリアム・ストライカー大佐のジョシュ・ヘルマン、ミュータントのパスポート手配などをビジネスにするトーマス・レマルキス、エン・サバ・ヌールの従者モニーク・ガンダートン、スコットの担任アリー・シーディ、ペンタゴンの科学者ジェリコ・イヴァネク、本人役でスタン・リー、ローガン/ウェポンXのヒュー・ジャックマンなどが共演している。


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