2004年のフランス映画”ブルー・レクイエム/Cash Truck/Le Convoyeur”を基に製作された作品。 現金輸送警備会社に採用された男の謎の行動を描く、製作、監督、脚本ガイ・リッチー、主演ジェイソン・ステイサム、ホルト・マッキャラニー、ジョシュ・ハートネット、ジェフリー・ドノヴァン、スコット・イーストウッド、アンディ・ガルシア、エディ・マーサン他共演のサスペンス・アクション。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ガイ・リッチー
製作
ガイ・リッチー
アイヴァン・アトキンソン
ビル・ブロック
製作総指揮
ルイーズ・キラン
ジョシュア・スローン
スティーヴン・チャスマン
アンドリュー・ゴロヴ
原作
”ブルー・レクイエム/Cash Truck”
ニコラ・ブークリエフ
エリック・ベナール
脚本
ガイ・リッチー
アイヴァン・アトキンソン
マーン・デイヴィス
撮影:アラン・スチュワート
編集:ジェームズ・ハーバート
音楽:クリストファー・ベンステッド
出演
パトリック“H”ヒル/メイソン・ハーグリーヴス:ジェイソン・ステイサム
ハイデン”ブレット”ブレア:ホルト・マッキャラニー
”ボーイ・スウェット”デイヴ・ハンコック:ジョシュ・ハートネット
ジャクソン・エインズリー:ジェフリー・ドノヴァン
ジャン:スコット・イーストウッド
キングFBI捜査官:アンディ・ガルシア
ブラッド:デオビア・オパレイ
カルロス:ラズ・アロンソ
サム:ラウル・カスティーリョ
トム:クリス・ライリー
テリー・ロッシ:エディ・マーサン
デイナ・カーティス:ニアフ・アルガー
シャーリー:タイグ・マーフィー
スチュアート:アレッサンドロ・ババロラ
マイク:ダレル・デシルヴァ
モギー:バブス・オルサンモクン
ブレンダン:キャメロン・ジャック
”ホロー”ボブ・マーティン:ロッチ・ウィリアムズ
スーパー:マーク・アーノルド
ハバードFBI捜査官:ジョシュ・カウダリー
オーケーFBI捜査官:ジェイソン・ウォン
ブレイク・ホールズ:ロブ・ディレイニー
ダグラス”ダギー”ハーグリーヴス:イーライ・ブラウン
ジェローム:トーマス・ドミニク
スティッキー・ジョン:アレックス・ファーンズ
カースティ:リン・レネー
ジェーン:イヴ・マックリン
強盗:ポスト・マローン
アメリカ/イギリス 映画
配給
United Artists Releasing(北米)
Lionsgate(イギリス)
MGM(世界)
ミラマックス(世界)
2021年製作 119分
公開
イギリス:2021年12月10日
北米:2021年5月7日
日本:2021年10月8日
製作費 $40,000,000
北米興行収入 $27,466,490
世界 $103,966,490
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
ロサンゼルス。
現金輸送専門警備会社”フォーティコ”。
装甲車に現金を積み出発した2人の警備員は、工事作業員に扮した強盗に襲われる。
現金を奪われた警備員2人は殺され、付近にいた一般人も犠牲となる。
悪霊
ファーティコ。
勤めていた警備会社が倒産したイギリス人のパトリック・ヒル(ジェイソン・ステイサム)は、管理者のテリー・ロッシ(エディ・マーサン)の面接を受ける。
ロッシは、先日、起きた警備員が殺された事件で、一般人も犠牲になったことをヒルに話す。
トレーナーのハイデン”ブレット”ブレア(ホルト・マッキャラニー)が現れ、ヒルに挨拶して”H”と呼ぶことにする。
ブレットの監督下テストとトレーニングを受けたヒルは、最低ラインで合格する。
ブレットは同僚にヒルを紹介し、”ボーイ・スウェット”デイヴ・ハンコック(ジョシュ・ハートネット)と共に装甲車に現金を積み込み出発する。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストーリー)
ロサンゼルス。
現金輸送警備会社ファーティコのテストを受けたイギリス人のパトリック・ヒルは、ぎりぎりの成績で採用される。
ブレットやデイヴら同僚と共に、装甲車による現金輸送を始めたヒルは、強盗に襲われる。
テストの時とは違う正確な射撃で強盗団を全滅させたヒルは、その後に襲われた際も、強盗に顔を見せただけで追い払ってしまう。
そんな謎の男ヒルは、ある目的で会社に潜入ししていた・・・。
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2004年のフランス映画”ブルー・レクイエム/Cash Truck/Le Convoyeur”を基に製作された作品。
製作、監督、脚本のガイ・リッチーと主演のジェイソン・ステイサムは、「リボルバー」(2005)以来となる4度目のコラボレーション。
現金輸送警備会社に採用された男の謎の行動を描くサスペンス・アクション。
タフガイの雰囲気を抑えた主人公を演ずるジェイソン・ステイサムが、平凡な警備員として採用される冒頭から物語は怪しげに進行し、ガイ・リッチーらしいスタイリッシュ且つ軽快な演出と共に、その目的が次第に明らかになっていく展開は、ガンアクションを含めて見応え十分。
製作費は4000万ドルで、北米興行収入は”COVID-19”の影響もあり伸び悩み約2800万ドルに終わるものの、全世界では1億ドルを超すまずまずの成績を残した。
主演のジェイソン・ステイサムは平凡な男として登場するものの、正体が明らかになると共に、他を圧倒する凄味で目的を果たす主人公を、いつもながら魅力的に演じている。
主人公の同僚であり、犯罪グループと手を組んでいたホルト・マッキャラニー、その同僚で、主人公を嫌うやや頼りない警備員のジョシュ・ハートネット、退役軍人犯罪グループのリーダー役ジェフリー・ドノヴァン、彼に敬意を払わない部下で、主人公の息子を殺したことでターゲットとなるスコット・イーストウッド、主人公に協力するFBI捜査官のアンディ・ガルシア、退役軍人犯罪グループの一員デオビア・オパレイ、ラズ・アロンソ、ラウル・カスティーリョ、クリス・ライリー、現金輸送警部会社の主人公の上司エディ・マーサン、会社のオーナー役ロブ・ディレイニー、警備員のニアフ・アルガー、タイグ・マーフィー、アレッサンドロ・ババロラ、犯罪組織のリーダーである主人公の部下ダレル・デシルヴァ、バブス・オルサンモクン、キャメロン・ジャック、警備員ロッチ・ウィリアムズ、その同僚マーク・アーノルド、アレックス・ファーンズ、FBI捜査官のジョシュ・カウダリーとジェイソン・ウォン、主人公の息子イーライ・ブラウン、主人公に脅される犯罪者トーマス・ドミニク、主人公に協力する情報提供者リン・レネー、主人公の妻イヴ・マックリン、主人公に殺される強盗のポスト・マローンなどが共演している。