That's Movie Talk!     4034 Movies

アンカーウーマン Up Close & Personal (1996) 3.61/5 (33)

  •  
  •  
  •  
  •  

■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1988年に発表された、アランナ・ナッシュの著書”Golden Girl: The Story of Jessica Savitch”を基に製作された作品。
ネットワークのアンカーを夢見る女性と彼女を支える上司との恋そして成功を描く、製作、監督ジョン・アヴネット、主演ロバート・レッドフォードミシェル・ファイファーストッカード・チャニング他共演のロマンス。


ドラマ(ロマンス)


スタッフ キャスト ■

監督:ジョン・アヴネット
製作総指揮
エド・フックストラッテン

ジョン・フォアマン
製作
ジョン・アヴネット

ジョーダン・カーナー
デヴィッド・ニックセイ
原作:アランナ・ナッシュ”Golden Girl: The Story of Jessica Savitch”
脚本
ジョーン・ディディオン

ジョン・グレゴリー・ダン
撮影:カール・ウォルター・リンデンローブ
編集:デブラ・ニール=フィッシャー
音楽:トーマス・ニューマン
主題歌:セリーヌ・ディオンBecause You Loved Me

出演
ウォーレン・ジャスティス:ロバート・レッドフォード
サリー“タリー”アトウォーター:ミシェル・ファイファー
マーシャ・マクグラス:ストッカード・チャニング
バッキー・テラノヴァ:ジョー・マンテーニャ
ジョアンナ・ケネリー:ケイト・ネリガン
ネッド・ジャクソン:グレン・プラマー
ジョン・メリノ:ジェームズ・レブホーン
ロブ・サリヴァン:スコット・ブライス
フェルナンド・ブタンダ:レイモンド・クルス
ダン・デュアーテ:ミゲル・サンドバル
ビュフォード・セルス:ノーブル・ウィリンガム
トム・オール:ジェームズ・カレン
本人:フェビアン

アメリカ 映画
配給 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ

1996年製作 124分
公開
北米:1996年3月1日
日本:1996年5月18日
製作費 $60,000,000
北米興行収入 $51,045,801
世界 $100,688,705


アカデミー賞 ■

第69回アカデミー賞
・ノミネート
歌曲賞:ダイアン・ウォーレン

Because You Loved Me


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ネットワークのアンカーを夢見るサリー・アトウォーター(ミシェル・ファイファー)は、デモテープを国内各局に送り、マイアミの地方局に採用される。

”チャンネル9”。
サリーは、不躾なデイレクターのウォーレン・ジャスティス(ロバート・レッドフォード)の態度を気にする。

サリーは、ウォーレンの前でドジを踏みながら、彼が大統領の取材などをしたことを思い出す。

ウォーレンの下で雑用係として働くことになったサリーは、番組の天気キャスターに志願する。

アンカーのロブ・サリヴァン(スコット・ブライス)に任せるつもりでいたウォーレンだったが、プロデューサーのダン・デュアーテ(ミゲル・サンドバル)に、タリーを使うことを伝える。

ところが、サリーはオン・エアー直前で怖気づいてしまい、ウォーレンに責任を果たすよう言われカメラの前に立つ。

サリーは、ロブに”タリー”と呼ばれて動揺しながら役を終えるが、大失態を演じてしまう。

ダンはタリーに失望するが、ウォーレンは、カメラを前にした彼女の存在感に目をつける。

タリーのアパートに向かったウォーレンは、彼女のデモテープや経歴などが殆ど嘘であることを知らされる。

ウォーレンは、カメラの前で怯まなかったタリーを、天気キャスターからリポーターにすることだけを伝えてその場を去る。

その後、ウォーレンの期待の応え始めたタリーは、ロブに言い寄られるものの相手にしない。

ウォーレンは、ネットワーク局のリポーターである、元妻のジョアンナ・ケネリー(ケイト・ネリガン)をタリーに紹介し、互いの過去などを知る。

妹の借金問題で、休暇を取ったタリーはリノに向かい、それを知ったウォーレンは彼女の元に向かう。

タリーは、男のためにいつも夢を失う自分の人生を語り、ウォーレンの行為を迷惑に思う。

ウォーレンは、タリーの気持ちを察し、妹のために休暇を求める彼女にそれを許可して、多くを語らずその場を去る。

タリーはウォーレンに感謝し、かつてホワイトハウス担当のネットワーク”IBS”の記者だった彼が、辞職したことなどを知る。

ウォーレンとタリーは仕事以外でも親交を深めるようになるが、カメラマンのネッド・ジャクソン(グレン・プラマー)は、それを気にして彼女に助言する。

ある日タリーは、番組中にアンカーのロブと意見が合わずに口論になり、それがオン・エアされてしまう。

ウォーレンは、局の方針に逆らうタリーを非難するが、自分の考えを変えない、彼女の意見が正しいことは認める。

タリーは、大物エージェントのバッキー・テラノヴァ(ジョー・マンテーニャ)に会う機会があり、フィラデルフィアの局”チャンネル7”に売り込む提案をされる。

そんな話をジョアンナから聞かされていたウォーレンは、現れたタリーに、それがチャンスであり、移るべきだと伝える。

お互いを理解した二人は愛し合い、タリーは一緒に行くことをウォーレンに提案する。

別れが辛くなることだけを伝えたウォーレンは、出発するまでの時間を楽しみ、旅立つ彼女を見送る。

フィラデルフィア
アンカーのマーシャ・マクグラス(ストッカード・チャニング)やプロデューサーのジョン・メリノ(ジェームズ・レブホーン)と食事をしたタリーは、マイアミとは違う雰囲気に戸惑う。

一方、番組内容でダンと意見が割れるウォーレンも、以前のような仕事ができずに苛立つ。

タリーはマーシャの番組でリポーターを務めるが、その評判の悪さを指摘したメリノは、彼女にイメージチェンジをするよう指示する。

電話で話していたタリーが、落ち込んでいることを気にしていたウォーレンは、バッキーから、彼女の傍に付いていてほしいと頼まれる。

ウォーレンはタリーの元に向かい、自分を失っている彼女に厳しく意見し、マーシャに感化されつつあることを痛烈に非難する。

ウォーレンは、タリーを支えることも伝えて、二人は愛を確かめる。

その後ウォーレンは、タリーが以前の彼女を取り戻したことを確認してバッキーに会う。

タリーが、ネットワークを狙えることを確信したウォーレンは、マイアミからカメラマンのネッドを呼び寄せ、彼女の才能を最大限に引き出すことをバッキーに提案する。

マーシャの株は下がり、メリノは彼女を降ろしてタリーをアンカーにすること決める。

そんな時タリーは、ダンと意見が合わないウォーレンが、マイアミを追い出されたことをマーシャから知らされる。

タリーを支援したいために職を探すウォーレンは、親友である、”IBS”の重役ビュフォード・セルス(ノーブル・ウィリンガム)に会い、パナマ返還に関する取材の仕事を得る。

ジョアンナを訪ねたタリーは、情報源に裏切られてミスを犯し、ワシントンD.C.を追い出されたウォーレンのことなどを話す。

その情報源がジョアンナだと知ったタリーは、ウォーレンが、ネットワークに邪魔者扱いされていたのことも知らされる。

そんなウォーレンが、ビュフォードに仕事を頼むことが、よほどのことだと知ったタリーは、バッキーの元に向う。

タリーは、ウォーレンのために力になってほしいことをバッキーみ、彼はメリノにその件で交渉する。

ウォーレンに結婚したいことを伝えたタリーは、それを承諾した彼と式を挙げる。

タリーは、マイアミで取材をした囚人フェルナンド・ブタンダ(レイモンド・クルス)の一日を追う企画を、ウォーレンと共にメリノに提案する。

しかしメリノは、かつて諍いがあったウォーレンに賛同できず二人は意見が割れる。

ウォーレンがいないまま、ネッドと共に刑務所に向かったタリーは、フェルナンドとの取材を終える。

その直後に所内で暴動が起き、囚人が独房棟などを占拠してしまう。

それを知ったウォーレンは現場に急行し、人質となっているタリーに連絡を取り、内部の状況を取材させようとする。

特殊部隊が配置され、メリノも到着して、ネットワークで全米中継されることがウォーレンに知らされる。

しかし、部隊の突入も考えられ緊張が高まる中、映像が途切れてしまう。

映像が回復し、ネットワーク”IBS”のアンカー、トム・オール(ジェームズ・カレン)は、タリーに状況を聞く。

暴動発生から10時間が経過し、特殊部隊が突入して囚人達は制圧されるが、タリーの安否は不明だった。

フェルナンドは死亡し、ネッドは負傷するもののタリーは救出され、二人は現場で取材を続ける。

犠牲になったフェルナンドのことを伝えたタリーは、刑務所の件に言及した、選挙を控える知事の発言に対して意見してリポートを締めくくる。

ウォーレンは、タリーのリポートを称賛して、疲れ切った彼女に寄り添い抱きしめる。

暴動の取材が評価されたタリーは、バッキーの働きで”IBS”に迎えられ、ワシントン支局の週末のアンカーを務めることになる。

それをためらうタリーに、パナマ返還に関する取材に行くことを伝えたウォーレンは、自分のことで気を使わせたくないことを彼女に語る。

離れたくはないが、仕事をする勇気を与えられたことに感謝したウォーレンは、タリーに見送られて旅立つ。

ビュフォードに呼ばれたタリーは、彼の計らいで、特派員として取材を続けるウォーレンと衛星中継で話す。

ウォーレンは、取材現場で最高の時を過ごしていることを伝えながら映像は切れる。

フィラデルフィアを去る日、局で別れの挨拶をしていたタリーは、パナマからのニュースが入ったことをネッドに知らされる。

飛行場で襲撃を受けた受けた、ウォーレンの安否は不明だったが、映像に映る倒れた男性の靴が、彼のものだということにタリーは気付く。

アンカー、オールは、ウォーレンの死亡を伝え、泣き崩れるタリーに、ネッドとメリノが寄り添う。

悲しみを堪えながら、苦難を乗り切ったタリーは”IBS”を支えるアンカーとなる。

タリーを称える表彰の場で、ウォーレンの面影に支えられながら、彼女はスピーチを始める。

プロンプターの原稿を無視したタリーは、”事実を伝えることだけが役目です”と、ウォーレンに教えられたことを語る。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

アンカーを夢見るサリー・アトウォーターは、デモテープを作り自分を売り込み、マイアミの地方局に採用される。
不躾なニュース番組ディレクター、ウォーレン・ジャスティスに、雑用係をするよう命ぜられたサリーだったが、彼女は天気キャスターに志願する。
サリーを使うことに決めたウォーレンだったが、彼女は本番で、”タリー”と呼ばれて戸惑い、その後、大失態を演じてしまう。
しかし、かつてネットワーク局の記者であったウォーレンは、カメラを恐れないタリーの才能を見抜き、彼女をリポーターに抜擢する。
ウォーレンに支えられながら次第に認められるようになったタリーは、エージェントのバリーにフィラデルフィアの局に推薦される。
その後ウォーレンとタリーは親交を深め、仕事以上の関係になりつつあった。
そして、タリーの夢を実現させることを考えるウォーレンは、同行を求める彼女を説得して、一人で旅立たせる・・・。
__________

主演の二人を考えると、洒落たラブ・ロマンスを想像するものの、冒頭はそれに反し泥臭い雰囲気で始まる。

ジョン・アヴネットの軽快な演出で進行していくドラマは、大人の恋の物語となり、ファンの心を捉えるのだが、終盤にかけて、心に迫るところがない。
メロドラマ風のクライマックス、そしてラストを受け入れるかどうかで、本作の評価も変わるのでは・・・。

主人公二人の、心通い合う密接な関係を意味する粋な原題の”Up Close & Personal”を表現していない、ヒロイン一人を強調するような邦題は、個人的には受け入れ難い。

キャスティングなどから、大いに期待された作品ではあったが、北米だけでは製作費の6000万ドルを回収できず約5100万ドルに終わり、全世界では、1億ドルに達するまずまずのヒットとなった。

また、ダイアン・ウォーレン作詞・作曲の、セリーヌ・ディオンが歌う主題曲”Because You Loved Me”は大ヒットした。
第69回アカデミー賞で歌曲賞にノミネートされた。

ダイアン・ウォーレングラミー賞も受賞。

親子ほどの22歳の年齢差がある、60歳手前にして余りにも魅力的な主人公ロバート・レッドフォードと、才能光る落ち着いた雰囲気のヒロインミシェル・ファイファーだが、全く違和感のない二人の大人の恋は、ファンを魅了する。

ドラマの中で主人公が、子供が産まれて間もなく亡くなったと語る場面があるが、実際にロバート・レッドフォードは、最初の妻との子を、乳児の時に亡くしている。

ヒロインを敵対視するアンカー、ストッカード・チャニング、ヒロインのエージェント、ジョー・マンテーニャ、主人公の元妻ケイト・ネリガン、カメラマンのグレン・プラマーフィラデルフィア局のプロデューサー、ジェームズ・レブホーンマイアミ局のアンカー役のスコット・ブライス、プロデューサーのミゲル・サンドバル、囚人のレイモンド・クルス、ネットワーク”IBS”の重役ノーブル・ウィリンガム、アンカー、ジェームズ・カレン、本人役でフェビアンなどが共演している。


That's Movie Talk! © 2019 Frontier Theme
Translate / 翻訳
Scroll Up