1975-1978年にイギリスで放映されたテレビ・ドラマ”ロンドン特捜隊スウィーニー”を基に製作された作品。 強引な捜査で事件解決する警察特捜隊の活躍を描く、監督、脚本ニック・ラヴ、主演レイ・ウィンストン、ベン・ドリュー、ダミアン・ルイス、ヘイリー・アトウェル他共演の犯罪アクション。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ニック・ラヴ
製作
ジェームズ・リチャードソン
アラン・ニブロ
ルパート・プレストン他
脚本
ニック・ラヴ
ジョン・ホッジ
撮影:サイモン・デニス
音楽:ローン・バルフェ
出演
ジャック・リーガン:レイ・ウィンストン
ジョージ・カーター:ベン・ドリュー
フランク・ハスキンズ:ダミアン・ルイス
ナンシー・ルイス:ヘイリー・アトウェル
アイヴァン・ルイス:スティーヴン・マッキントッシュ
フランシス・アレン:ポール・アンダーソン
ハリー:アラン・フォード
イギリス 映画
配給 Entertainment One
2012年製作 112分
公開
イギリス:2012年9月12日
北米:2013年3月1日
日本:2013年1月19日
製作費 £3,000,000
北米興行収入 $26,700
世界 $6,294,160
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
ロンドン。
”スコットランドヤード”内の”メトロポリタン・ポリス・サービス”特捜隊“スウィーニー”のリーダー、ジャック・リーガン(レイ・ウィンストン)のチームは、金塊強奪を阻止する。
彼らの上司フランク・ハスキンズ(ダミアン・ルイス)は、その仕事振りに満足する。
リーガンは、部下のナンシー・ルイス(ヘイリー・アトウェル)と不倫関係だった。
そんなリーガンは、押収した金塊を情報屋のハリー(アラン・フォード)に横流しすることで新たな銀行強盗の情報を得る。
リーガンは、部下のジョージ・カーター(ベン・ドリュー)と銀行の警備体制などを調べる。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
ロンドン。
”メトロポリタン・ポリス・サービス”内部の特捜隊“スウィーニー”のリーダー、ジャック・リーガンは、過激な捜査で事件を解決して、押収した金塊を情報屋に流す。
その見返りとして次の犯行を知らされたリーガンは、部下カーターと共に警戒する。
リーガンは、部下のナンシーと不倫関係にあったが、その夫で内部捜査官のルイスは、その行動と金塊がなくなったことで彼に疑いをかける。
それを無視するリーガンは、小さな宝石店が襲われ、セルビア人女性が犠牲になった事件の捜査を始める。
リーガンは、何度も犯行を繰り返すアレンが犯人だと断定して、彼を逮捕するのだが・・・。
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ハード・アクションと登場人物のキャラクター、更にその内容の良さが評判となった名作テレビ・ドラマの映画化ということで、に日本でも放送されたためにファン必見の作品と言える。
ハリウッド映画とはまた違った雰囲気を楽しめる作品でもあり、脚本的はやや平凡とも言えるが、スムーズなドラマ展開と、テレビと同じく主人公らの個性が見事に生かされた、なかなか見応えのある作品。
アメリカ人の無鉄砲な刑事の個性が二、三人合わさったような、強面のタフガイを演ずる、特捜隊のリーダー、レイ・ウィンストンの迫力たるや、どちらが悪党か分からないほどの凄みがある。
彼を支える部下のベン・ドリューも、暴走するボスを最後まで裏切らない熱血警官を好演している。
主人公の上司ダミアン・ルイス、主人公の部下で不倫関係にあるヘイリー・アトウェル、その夫で内部捜査官スティーヴン・マッキントッシュ、事件の黒幕ポール・アンダーソン、情報屋役のアラン・フォードなどが共演している。