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銀の鞭 The Silver Whip (1953)

駅馬車を襲った無法者を捕えようとする御者の戦いを描く、監督ハーモン・ジョーンズ、主演デイル・ロバートソンロリー・カルホーンロバート・ワグナー他共演の西部劇。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇


スタッフ キャスト
監督:ハーモン・ジョーンズ
製作
マイケル・アベル
ロバート・バスラー
原作:ジャック・シェーファー
脚本:ジェシー・L・ラスキーJr.
撮影:ロイド・エイハーン
編集:ジョージ・A・ギッテンス
音楽:ライオネル・ニューマン

出演
レイス・クリム:デイル・ロバートソン
トム・デイヴィソン保安官:ロリー・カルホーン
ジェス・ハーカー:ロバート・ワグナー
キャシー・ライリー:キャスリーン・クロウリー
ルーク・ボーエン:ジェームズ・ミリカン
ウェイコ:ローラ・オルブライト
ライリー:J・M・ケリガン
スレイター:ジョン・ケロッグ
ハンク:イアン・マクドナルド
ジョシュ:ジョン・ドーセット

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
1953年製作 73分
公開
北米:1953年2月4日
日本:未公開
製作費 $560,000


ストーリー
駅馬車の御者レイス・クリム(デイル・ロバートソン)を尊敬する若者ジェス・ハーカー(ロバート・ワグナー)は、ラバの荷馬車で郵便などを運んでいたが、駅馬車の御者になるのが夢だった。
駅馬車路線責任者ルーク・ボーエン(ジェームズ・ミリカン)は、未熟なジェスにはまだ御者を任せられないと考える。
それが不満なジェスだったが、レイスに励まされ、友人で保安官のトム・デイヴィソン(ロリー・カルホーン)と共に酒場に向かう。
その後ジェスは、恋人のキャシー・ライリー(キャスリーン・クロウリー)の元に向かい、このままでは将来がないので町を出るつもりだと伝える。
キャシーは身勝手だと言ってジェスを批判するが、彼が考えを変えないためにレイスに相談する。
レイスは、ジェスを引き止めてほしいと言うキャシーの頼みを聞く。
ルークと話したレイスは、彼を説得しジェスを御者にして出発することになる。
今回の旅は、過去5年で最大量の2万7000ドルの金と、姉の結婚式に向かうレイスが惹かれるウェイコ(ローラ・オルブライト)ら乗客を守る必要があった。
銀の持ち手の鞭を手に入れたレイスは、それをジェスに渡して出発する。
それを確認した無法者のスレイター(ジョン・ケロッグ)は、中継所に先回りして仲間と合流し、駅馬車を待ち伏せする。
中継所に着いたレイスは異変に気づき、銃撃戦が始まり、護衛のベンとジェスが撃たれる。
金を奪われた馬車は暴走し、軽傷だったジェスはそれにしがみつく。
駅馬車で戻ったジェスはベンが死んだことを知り、レイスは、流れ弾を受けた瀕死のウェイコを看取る。
納屋に閉じ込められていたバートを助けたレイスは、犯人が酒場にいたスレイターだと知り、ジェスを駅馬車で目的地に向かわせて犯人を追うのだが・・・。


解説 評価 感想
編集技師としても知られるハーモン・ジョーンズが監督し、主演はデイル・ロバートソンロリー・カルホーンロバート・ワグナーなどが共演した作品。

駅馬車を襲った無法者を捕えようとする御者の戦いを描く西部劇。

駅馬車の御者が、花形な職業として描かれている内容が興味深い。

主人公はベテランの御者を演ずるデイル・ロバートソンなのだが、彼を慕い、一人前の御者として認めてもらうために、失敗も経験しながら奮闘して成長する青年を演ずるロバート・ワグナーの熱演が光る。

ライオネル・ニューマンの勇ましい音楽も印象に残る。

主人公の友人である保安官のロリー・カルホーン、ジェス(ロバート・ワグナー)の恋人キャスリーン・クロウリー、駅馬車路線の責任者ジェームズ・ミリカン、無法者に殺されてしまう、主人公が惹かれる女性ローラ・オルブライト、町民のJ・M・ケリガン、無法者のリーダー、ジョン・ケロッグ、その手下イアン・マクドナルド、リンチ集団を扇動するジョン・ドーセットなどが共演している。


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