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LIFE! The Secret Life of Walter Mitty (2013)

1939年に雑誌”ザ・ニューヨーカー”に掲載され、1942年に出版されたジェームズ・サーバーの短編”The Secret Life of Walter Mitty”を基に製作された作品で、1947年に公開されたダニー・ケイ主演の「虹を掴む男」のリメイク。
休刊となる雑誌”LIFE”の最終号の表紙を飾る写真を撮影した写真家を捜す平凡な男性の冒険と人生を見つめ直す姿を描く、製作、監督、主演ベン・スティラークリステン・ウィグショーン・ペンアダム・スコットシャーリー・マクレーン他共演のコメディ・ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(コメディ)

ショーン・ペン / Sean Penn / Pinterest
シャーリー・マクレーン / Shirley MacLaine / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:ベン・スティラー

製作
スチュアート・コーンフェルド
サミュエル・ゴールドウィンJr.
ジョン・ゴールドウィン
ベン・スティラー
原作:ジェームズ・サーバーThe Secret Life of Walter Mitty
脚本:スティーブン・コンラッド
撮影:スチュアート・ドライバーグ
編集:グレッグ・ハイデン
音楽:セオドア・シャピロ

出演
ウォルター・ミティ:ベン・スティラー
シェリル・メルホフ:クリステン・ウィグ
ショーン・オコンネル:ショーン・ペン
テッド・ヘンドリックス:アダム・スコット
エドナ・ミティ:シャーリー・マクレーン
オデッサ・ミティ:キャスリン・ハーン
トッド・マハール:パットン・オズワルト
ヘルナンド:アドリアン・マルティネス
ヘリコプターのパイロット:オラフル・ダッリ・オラフソン
ティム・ノートン:ジョン・デイリー
ゲーリー・マンハイム:テレンス・バーニー・ハインズ
リッチ・メルホフ:マーカス・アントゥーリ
フィル・メルホフ:カイ・レノックス
本人:コナン・オブライエン
本人:アンディ・リクター
老人ホームの管理者:ジョーイ・スロトニック

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
2013年製作 114分
公開
北米:2013年12月25日
日本:2014年3月19日
製作費 $90,000,000
北米興行収入 $58,236,840
世界 $188,133,320


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
ニューヨーク
雑誌”LIFE”のネガ管理部に勤務するウォルター・ミティ(ベン・スティラー)は、写真部のシェリル・メルホフ(クリステン・ウィグ)に想いを寄せていた。

マッチングサイト”イーハーモニー”を利用していたウォルターは、シェリルにウインクしようとする。

それができないために、ウォルターは、イーハーモニーのカスタマーサービスのトッド・マハール(パットン・オズワルト)と話す。

何一つ代わり映えのしない平凡な日々を送っていたウォルターだったが、空想の世界ではスーパーマンのような行動ができた。

出社したウォルターは、現れた妹のオデッサ(キャスリン・ハーン)から、42歳の誕生日だということで母親からのケーキを渡される。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
ニューヨーク
雑誌”LIFE”のネガ管理部に勤務するウォルター・ミティは、平凡な日々を送るものの、空想の世界では超人的な行動ができた。
そんなウォルターは、写真部のシェリルに惹かれていた。
休刊が決まり人員削減が始まった社内で、最終号の表紙を飾る写真を提供する、冒険家である著名な写真家ショーン・オコネルのネガをウォルターは受け取る。
ところが、表紙に指定された25番のネガが見つからないため、ウォルターは、他の写真を参考にしてショーンの居場所を捜そうとする。
シェリルの協力で、ショーンがグリーンランドにいる可能性を知ったウォルターは、旅立つ決意をするのだが・・・。
__________

長年世界に影響を与えながら休刊することになった、雑誌”LIFE”のネガ管理責任者である平凡な男性が、生き方を変える冒険を体験しながら、人生を見つめ直す姿を描くコメディ・ドラマ。

内気で気弱な男性が、個性の強いスケボー少年だったことから、潜在的に持つチャレンジ精神と冒険心により、空想の世界では超人的な行動力を発揮するという、ファンタジックな描写も面白い。

父の死により家計を助けるために働き始めたことで、主人公の性格が変わってしまったことが一つのポイントとして描かれ、随所でそれは語られるノスタルジックなシーンが胸を打つ。

雑誌”LIFE”社内が舞台のドラマであるため、その映像センスの良さにも注目したい。

北米興行収入は約5800万ドルに終わるが、全世界では約1億8800万ドルのヒットとなった。

製作と監督を兼ねる主演のベン・スティラーは、コメディ・ドラマではあるが、シリアスな役柄に徹した深い演技を見せてくれる。

主人公が思いを寄せる女性として登場するが、当初から彼を意識している描写を意識して観ると、より彼女の役柄が生きてくる、主人公に接する優しさなど、実にいい雰囲気で演じている、ベン・スティラーとは盟友と言えるクリステン・ウィグの好演も見逃せない。

主人公が捜す冒険家である著名な写真家ショーン・ペン、意地の悪い再編担当責任者アダム・スコット、主人公の母親シャーリー・マクレーン、主人公の妹キャスリン・ハーン、マッチングサイト”イーハーモニー”の顧客担当者パットン・オズワルト、主人公の同僚アドリアン・マルティネス、ヘリコプターのパイロット、オラフル・ダッリ・オラフソン、主人公の同僚で営業マンのジョン・デイリーテレンス・バーニー・ハインズ、ヒロイン(クリステン・ウィグ)の息子マーカス・アントゥーリと元夫のカイ・レノックス、老人ホームの管理者ジョーイ・スロトニック、本人役でコナン・オブライエンアンディ・リクターなどが共演している。


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