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マルタの鷹 The Maltese Falcon (1941)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
5star

ハードボイルド小説の代表的作家ダシール・ハメットが1930年に発表した、同名小説の1931年と1936年に続く3度目の映画化。
400年前に消息を絶った謎の秘宝”マルタの鷹”を狙う者達と、その陰謀に巻き込まれる私立探偵が事件を解決するまでを描く、監督、脚本ジョン・ヒューストン、主演ハンフリー・ボガートメアリー・アスターシドニー・グリーンストリートピーター・ローレウォード・ボンドウォルター・ヒューストン他共演によるハードボイルド・サスペンスの傑作。


ドラマ(サスペンス/犯罪)

ハンフリー・ボガート / Humphrey Bogart / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:ジョン・ヒューストン
製作
ハル・B・ウォリス

ヘンリー・ブランク
原作:ダシール・ハメット
脚本:ジョン・ヒューストン
撮影:アーサー・エディソン
編集:トーマス・リチャーズ
音楽:アドルフ・ドイッチ

出演
ハンフリー・ボガート:サム・スペード
メアリー・アスター:ブリジッド・オショーネシー
シドニー・グリーンストリート:キャスパー・ガットマン
ピーター・ローレ:ジョエル・カイロ
ウォード・ボンド:トム・ポルハウス刑事
リー・パトリック:エフィー・ペリン
グラディス・ジョージ:アイヴァ・アーチャー
エリシャ・クックJr.:ウィルマー・クック
バートン・マクレーン:ダンディ警部
ジェローム・コーワン:マイルズ・アーチャー
ウォルター・ヒューストン:ジャコビー船長

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1941年製作 101分
公開
北米:1941年10月18日
日本:1951年1月26日
製作費 $300,000


アカデミー賞 ■
第14回アカデミー賞
・ノミネート
作品
助演男優(シドニー・グリーンストリート)
脚本賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
1539年に、スペインへの貢物として、宝石をちりばめた黄金の鷹の置物が、マルタ島より贈られることになった。

しかし、それを積んだ船は海賊に襲われてしまい、その後”マルタの鷹”の行方は謎のままだった。
__________

サンフランシスコ
私立探偵サム・スペード(ハンフリー・ボガート)は、”ワンダリー”というニューヨークから来たという女性(メアリー・アスター)の訪問を受ける。

ワンダリーは、駆け落ちした妹を、相手のフロイド・サーズビーから引き離す手伝いをして欲しいという依頼をする。

そこに、スペードのパートナー、マイルズ・アーチャー(ジェローム・コーワン)が現れ話に加わる。

アーチャーがそれを担当することになり、サーズビーに危険を感じているワンダリーは、一先ず安心してその場から立ち去る。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
私立探偵サム・スペードの元にある女性が現れ、彼は身内のトラブルの手助けの依頼を受ける。
スペードは、その件をパートナーのアーチャーに任せるのだが、彼は射殺されて遺体で発見される。
アーチャーが尾行した男も殺されたことを知ったスペードは、依頼人の女性ブリジッドが偽名を使い、何かを企んでいたということを知るが、その真相は掴めなかった。
自分が、殺人の犯人として疑われる中でブリジッドを追求したスペードは、ある”鷹の置物”を奪い合おうとする陰謀を知る。
そして、スペードの前には、次々と謎の人物が現れるのだが・・・。
__________

若きジョン・ヒューストンの監督デビュー作でもあり、力強く切れ味鋭い彼の演出は30代半ばにして早くも高い評価を得た。

1989年に、アメリカ議会図書館国立フィルム登録簿に登録した作品でもある。

第14回アカデミー賞では、作品、助演男優(シドニー・グリーンストリート)、脚本賞にノミネートされた。

一見、弱い者の見方のように思える主人公の私立探偵、謎の女の正体を暴き、殺し屋や警察の動きを巧みにかわし、自分のペースでことを運ぶ強かな男をハンフリー・ボガートは見事に演じている。

特にクライマックスで、既に自分の虜になり助けを乞う女に対し、探偵の生き様を説き罪を償わせようとして、冷酷に突き放してしまう非情な男の眼差しは、凄まじいばかりの迫力だ。

実はかなりのやり手だった謎の婦人メアリー・アスターが、上をいく主人公に観念して絶望するラストの表情は印象深い。

紳士的な悪党である事件の黒幕、偽の”鷹”を掴まされるながらもあっさりと諦めて立ち直りも早い、貫禄十分のシドニー・グリーンストリートは、存在感抜群の演技を見せてくれる。

弱々しい謎めいた男、その怪演が光るピーター・ローレ、タフな刑事が似合うウォード・ボンド、その同僚バートン・マクレーン、気の効く秘書リー・パトリック、やや頼りない殺し屋役のエリシャ・クックJr.、主人公のパートナー役のジェローム・コーワン、その妻グラディス・ジョージ、そして”鷹”を運んでくる船長でカメオ出演のジョン・ヒューストンの父ウォルター・ヒューストンなどが共演している。


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