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危険な女 The Locket (1946)

美しく魅力的な女性に隠された過去と彼女の運命を描く、監督ジョン・ブラーム、主演ラレイン・デイブライアン・アハーンロバート・ミッチャムジーン・レイモンド他共演のフィルム・ノワール

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト
監督:ジョン・ブラーム
製作:バート・グラネット
脚本
シェリダン・ギブニー
ノーマ・バーズマン
撮影:ニコラス・ムスラカ
編集:J・R・ウィットリッジ
音楽:ロイ・ウェッブ

出演
ナンシー・モンクス・ブレア・パットン:ラレイン・デイ
ハリー・ブレア医師:ブライアン・アハーン
ノーマン・クライド:ロバート・ミッチャム
ジョン・ウィリス:ジーン・レイモンド
ナンシー・モンクス・ブレア・パットン(10歳):シャリン・モフェット
ドリュー・ボナー:リカルド・コルテス
ウィリス夫人:キャサリン・エメリー
モンクス夫人:ヘレン・ティミグ
ウェンデル:レジナルド・デニー
ウェンデル夫人:ネラ・ウォーカー
ウィンダム卿:ヘンリー・スティーヴンソン
ウィンダム夫人:リリアン・フォンテイン
テルマ:マーナ・デル
執事:ウィンダム・スタンディング(クレジットなし)

アメリカ 映画
配給 RKO
1946年製作 85分
公開
北米:1946年12月20日
日本:未公開


ストーリー
ニューヨークマンハッタンパーク・アベニュー
豪邸で開かれた上流階級の結婚式で、花嫁のナンシー・モンクス(ラレイン・デイ)は、新郎のジョン・ウィリス(ジーン・レイモンド)から、おじのウェンデル(レジナルド・デニー)とその妻(ネラ・ウォーカー)を紹介される。
ジョンは、招待されていない客で精神科医のハリー・ブレア(ブライアン・アハーン)に会い、新聞で花嫁のナンシーのことを知り気の毒に思ったと言われて戸惑う。
ハリーは、ナンシーは自分の元妻で、彼女が破滅に追いやった男性が、少なくとも3人いるとジョンに話す。
それを信じられないジョンだったが、ハリーがナンシーの誕生日を知っていたために彼の話を聞く。
__________
1938年、マイアミ
ハリーはナンシーと偶然に出会い、意気投合して、美しい彼女の虜になり、プロポーズして結婚する。
ニューヨークでナンシーと暮らし始めたハリーは、ある日、クリニックに現れた成年ノーマン・クライド(ロバート・ミッチャム)と話しをする。
ノーマンは、殺人犯であるナンシーが偽証したことで、ある男が処刑されるとハリーに伝える。
精神科医の立場でノーマンと話したハリーは、画家である彼から、ナンシーの過去を知らされる・・・。


解説 評価 感想
スリラーなどを得意とするドイツ出身のジョン・ブラームが監督し、主演はラレイン・デイブライアン・アハーンロバート・ミッチャムジーン・レイモンドなどが共演した作品。

美しく魅力的な女性に隠された過去と彼女の運命を描くフィルム・ノワール

主人公を知る関係者が過去を振り返り、その中で、別の関係者によりさらに過去が語られるという、複雑な構成で展開する心理サスペンスの秀作。

主演のラレイン・デイは、容姿からは想像できない卑劣で冷淡な女性を、謎めいた雰囲気で魅力的に演じている。

主人公の元夫で、過去がある主人公による被害を防ごうとする精神科医の:ブライアン・アハーン、主人公の過去を知る元婚約者で画家を印象的に演ずるロバート・ミッチャム、主人公の結婚相手である富豪ジーン・レイモンド、主人公の少女期シャリン・モフェット、主人公の元上司で画家であるノーマン(ロバート・ミッチャム)を支援するリカルド・コルテス、主人公の母親を家政婦として雇い、少女時代の主人公の盗みを疑ったジョン(ジーン・レイモンド)の母親キャサリン・エメリー、主人公の母親ヘレン・ティミグ、ジョンのおじウェンデル:レジナルド・デニー、その妻ウェンデル夫人:ネラ・ウォーカー、主人公がロンドン滞在中に世話になる貴族のヘンリー・スティーヴンソン、その妻リリアン・フォンテイン、ノーマンの助手マーナ・デル、主人公の身代わりとして殺人に問われ処刑される、ジョンの執事ウィンダム・スタンディングなどが共演している。


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