過去の問題を抱える保安官補が敏腕刑事と共に猟奇連続殺人事件の捜査に挑む姿を描く、製作、監督、脚本ジョン・リー・ハンコック、主演デンゼル・ワシントン、ラミ・マレック、ジャレッド・レト他共演の心理サスペンス。 |
・デンゼル・ワシントン / Denzel Washington 作品一覧
■ スタッフ キャスト ■
監督:ジョン・リー・ハンコック
製作
マーク・ジョンソン
ジョン・リー・ハンコック
製作総指揮
マイク・ドレイク
ケヴィン・マコーミック
脚本:ジョン・リー・ハンコック
撮影:ジョン・シュワルツマン
編集:ロバート・フレイゼン
音楽:トーマス・ニューマン
出演
ジョー”ディーク”ディーコン保安官:デンゼル・ワシントン
ジム・バクスター刑事:ラミ・マレック
アルバート・スパルマ:ジャレッド・レト
サル・リゾリ刑事:クリス・バウアー
フロー・ダニガン:マイケル・ハイアット
カール・ファリス署長:テリー・キニー
ジェイミー・エストラーダ刑事:ナタリー・モラレス
アナ・バクスター:イザベル・アライザ
ロジャース巡査部長:ジョリス・ジャースキー
ヘンリー・デイヴィス署長:グレン・モーシャワー
ティナ・サルヴァトーレ:ソフィア・ヴァジリーヴァ
ロンダ・ラスバン:マヤ・カザン
メアリー・ロバーツ: アナ・マッキトリック
ペイジ・キャラハン:シェイラ・ホーラハン
タマラ・ユーイング:エボニー・N・マヨ
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
2021年製作 128分
公開
北米:2021年1月29日
日本:未公開
製作費 $30,000,000
北米興行収入 $15,342,750
世界 $30,863,430
■ ストーリー ■
街道を車で走行中のティナ・サルヴァトーレ(ソフィア・ヴァジリーヴァ)は、背後から迫る車に恐怖を感じ逃げようとする。
ティナは、ガソリンスタンドに寄り助けを求めるものの、誰もいなかったために焦る。
追ってきた車が現れ、その場から逃れたティナは街道に向かいトラックを止める。
カリフォルニア州、カーン郡、ベーカーズフィールド。
保安官補のジョー”ディーク”ディーコン保安官(デンゼル・ワシントン)は、最近起きた殺人事件の証拠品を集めるために軍保安官事務所に向かう。
かつての職場に着いたディークは、元同僚で署長のカール・ファリス署長(テリー・キニー)と話をする。
主任刑事のジム・バクスター刑事(ラミ・マレック)は、連続殺人事件の解決に意欲を燃やしていた。
ディークは、バクスターが担当する事件と、かつて捜査した事件の類似点に気づく。
ロンダ・ラスバン(マヤ・カザン)がジョギング中に車につけられ、翌朝に行方不明と報告される。
バクスターは、かつて敏腕刑事だったディークが、未解決事件への執念から心臓発作を起こし、離婚したことなどをファリスから知らされる。
これ以上ディークと関わるなと忠告されたバクスターだったが、彼の捜査能力を認めて、事件解決のために協力を求める。
その後、捜査を続けたディークは、電器店に勤めるアルバート・スパルマ(ジャレッド・レト)という男に目をつけ、監視を始めるのだが・・・。
製作と脚本を兼ねるジョン・リー・ハンコックが監督し、主演はデンゼル・ワシントン、ラミ・マレック、ジャレッド・レトなどが共演した作品。
過去の問題を抱える保安官補が敏腕刑事と共に猟奇連続殺人事件解決に挑む姿を描く心理サスペンス。
ジョン・リー・ハンコックが1993年に原案を書き、スティーブン・スピルバーグの監督でプロジェクトを始めるものの、その後に問題が続き、2019年にようやく撮影が開始されたという経緯がある作品。
ジョン・リー・ハンコックの演出と脚本は平凡であり、批評家の評価は低かった。
しかし、デンゼル・ワシントン、ラミ・マレック、ジャレッド・レトという魅力的なキャスティングが話題になった。
呆気ない結末も気になるが、容疑者として疑われるジャレッド・レトの演技は高く評価され、ゴールデングローブ賞と全米映画俳優組合賞の助演男優賞にノミネートされた。
主演のデンゼル・ワシントンは、過去に担当した事件にこだわりながら捜査を続ける保安官補を好演し、彼のスキルを認めて共に捜査する敏腕刑事を演ずるラミ・マレックの熱演も見ものだ。
主人公の元同僚クリス・バウアー、同じく鑑識のマイケル・ハイアット、同じく元同僚で署長のテリー・キニー、バクスター(ラミ・マレック)の部下ナタリー・モラレス、バクスターの妻イザベル・アライザ、主人公の元同僚ジョリス・ジャースキー、主人公の上司である署長グレン・モーシャワー、被害者になりかける女性ソフィア・ヴァジリーヴァ、行方不明になる女性マヤ・カザンなどが共演している。