実在の賞金稼ぎラルフ・ソーソン(バーテンダーで出演)の活躍を描く、主演スティーブ・マックイーン、イーライ・ウォラック、キャスリン・ハロルド、レヴァー・バートン、ベン・ジョンソン共演、監督バズ・キューリックによりアクション。 |
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■ スタッフ キャスト ■
監督:バズ・キューリック
製作:モート・エンゲルバーグ
原作:クリストファー・キーン
脚本:ピーター・ハイアムズ
撮影:フレッド・コーネカンプ
編集:ロバート・L・ウォルフ
音楽:ミシェル・ルグラン
出演
ラルフ”パパ”ソーソン:スティーブ・マックイーン
リッチー・ブルーメンソール:イーライ・ウォラック
ドティー:キャスリン・ハロルド
トミー・プライス:レヴァー・バートン
ロッコ・メイソン:トレーシー・ウォルター
ピート・スポタ:リチャード・ヴェンチュラ
ストロング保安官:ベン・ジョンソン
アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
1980年製作 96分
公開
北米:1980年8月1日
日本:1980年12月
製作費 $8,000,000
北米興行収入 $16,274,150
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
賞金稼ぎラルフ”パパ”ソーソン(スティーヴ・マックイーン)は、逃亡者卜ミー・プライス(レヴァー・バートン)を捕らえる。
別のお尋ね者の件でストロング保安官(ベン・ジョンソン)に協力を要請するソーソンだったが、相手は保安官の甥だった。
保安官に脅されたソーソンは、彼の警告を無視して、その件も処理してしまう。
トミーを警察に連行したソーソンは、保釈後は、自分が面倒を見ると彼に言い残してその場を去る。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
賞金稼ぎラルフ”パパ”ソーソンは、逃亡者卜ミーを捕らえ、別のお尋ね者の件でストロング保安官に協力を要請するが、相手は保安官の甥だった。
保安官に脅されたソーソンだったが、彼の警告を無視してその件も処理し、トミーは保釈後に自分が面倒を見ることにする。
その頃、ソーソンに恨みを持つ男メイソンが、密かに彼の命を狙う。
脅迫電話を受けたソーソンは、メイソンが異常者だと知り、同棲中のドティーに警戒させる。
ドティーは妊娠中だったが、父親になる自信のないソーソンは、不安を抱えていた。
保釈金保証人リッチーから、別の仕事を依頼され、ソーソンはネブラスカに向かう。
しかし、ソーソンの留守中、メイソンがドティーの勤める学校に現れ、彼女を脅す・・・。
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本作が遺作となり、公開から3ヶ月後に亡くなるスティーブ・マックイーンは、アクション・スターらしい渾身の演技で、最後の雄姿を見せてくれる。
しかし、必死の演技にも拘らず、精悍だった顔はやつれ、痛々しい感じは否めない。
当時まだ50歳の彼の死を、ハリウッドの大きな損失だと感じたものだ。
今でも彼の熱狂的ファンは多く、永遠のヒーローとして、映画史上にその名を残す大スターだったことは間違いない。
彼への敬意を表してか、共演作もあるイーライ・ウォラックとベン・ジョンソンの出演、ミシェル・ルグランの音楽もファンには嬉しい。
主人公の恋人役キャスリン・ハロルド、保釈後に主人公に世話になるレヴァー・バートン、主人公の命を狙う男トレーシー・ウォルター、知人の警官リチャード・ヴェンチュラなどが共演している。
レーサーでもあるマックイーンが、運転がとんでもなく不得意なところや、おもちゃ集めの趣味があるところなどが、なかなか面白い。