青年医師が理想と違う環境の中で女性患者に心惹かれたことから破滅に向かう姿を描く、製作、主演オーランド・ブルーム、ライリー・キーオ、タラジ・P・ヘンソン、ロブ・モロー、マイケル・ペーニャ、J・K・シモンズ他共演のドラマ。 |
・ドラマ
■ スタッフ キャスト ■
監督:ランス・デイリー
製作総指揮:シャロン・ミラー
製作
ジョナサン・キング
ダン・エセリッジ
オーランド・ブルーム
脚本:ジョン・エンボム
撮影:ヤーロン・オーバック
編集:エマー・レイノルズ
音楽:ブライアン・バーン
出演
マーティン・E・ブレイク:オーランド・ブルーム
ダイアン・ニクソン:ライリー・キーオ
テレサ:タラジ・P・ヘンソン
ウェイランズ医師:ロブ・モロー
ジミー・ベガ:マイケル・ペーニャ
ダン・ページ医師:トロイ・ギャリテ
ニクソン夫人:モリー・プライス
ニクソン:ウェイド・ウィリアムズ
ヴァレリー・ニクソン:ソーレル・キャラダイン
リッチ:ネイサン・キーズ
クラウス刑事:J・K・シモンズ
アメリカ 映画
配給 マグノリア・ピクチャーズ
2011年製作 98分
公開
北米:2012年8月31日
日本:2012年1月21日
製作費 $6,000,000
北米興行収入 $5,210
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
研修医として病院に勤務を始めたイギリス人の内科医マーティン・E・ブレイク(オーランド・ブルーム)は、良い医師を目指すには、”それらしく振舞え”と上司の医師ウェイランズ(ロブ・モロー)に助言される。
同僚医師や看護師らとの意思の疎通に今一つ戸惑うマーティンは、”腎盂腎炎”で入院中の18歳のダイアン・ニクソン(ライリー・キーオ)や母親(モリー・プライス)に、命を助けられたと言って感謝される。
そんな時マーティンは、自分の指示でペニシリンを投与した患者が、アレルギー反応を起こしてしまったことを看護師テレサ(タラジ・P・ヘンソン)から知らされる。
言葉が通じないラテン系の患者だったために、マーティンはそれを確認していなかったのだが、テレサはアレルギーを知りながら、医師の判断に従ったと言い張る。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
研修医として病院勤務を始めたイギリス人の内科医マーティン・E・ブレイクは、良い医者になるために理想を追い求めるが、現実は大きく違っていた。
同僚医師や看護師テレサとの意思の疎通もうまくいかず、思いをめぐらすマーティンだったが、”腎盂腎炎”で入院中の18歳の少女ダイアンに心惹かれるようになる。
自分を信頼して、医師としても尊敬してくれるダイアンだけが心の支えとなったマーティンだったが、彼女の症状は改善して退院してしまう。
マーティンは、ダイアンへの思いを抑えきれなくなり、彼女の薬を入れ替えて症状を悪化させてしまう。
そしてマーティンは、再入院したダイアンを見守りながらも、手放したくないがために、彼女の症状が改善されないように、薬剤を投与し続けるのだが・・・。
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人気スターのオーランド・ブルームが、彼とは見間違うほどの、質素な青年医師に扮する役柄が注目の作品。
志は高いものの孤立する研修医が、美しい女性患者との淡い恋が芽生え・・・という単純な恋物語なのかと思いきや、医師にあるまじき行為に走る主人公の暴走を描く、サスペンス・タッチのドラマに仕上がっている。
とは言うものの、それに傾倒し過ぎることもなく、青年の苦悩を描く人間ドラマでもある。
誰もが通る人としての成長の過程としては、あまりにも過激な体験をすることになり、それにより、医師としての自信を身に付けてしまうラストも恐ろしい。
苦悩する研修医を好演するオーランド・ブルーム、彼の行動を知らずに命を落とす患者、エルヴィス・プレスリーとプリシラの孫、リサ・マリーの娘であるライリー・キーオ、主人公と意見が合わない看護師のタラジ・P・ヘンソン、主人公の上司ロブ・モロー、薬物依存症の職員マイケル・ペーニャ、同僚医師トロイ・ギャリテ、少女の両親ウェイド・ウィリアムズとモリー・プライス、姉でデヴィッド・キャラダインの孫、キース・キャラダインの娘であるソーレル・キャラダイン、少女のボーイ・フレンド、ネイサン・キーズ、刑事のJ・K・シモンズなどが共演する。