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透視人間 The Clairvoyant (1935)

透視能力を身につけた芸人が巻き起こす混乱を描く、監督モーリス・エルヴェイ、主演クロード・レインズフェイ・レイジェーン・バクスター他共演のサスペンス。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト
監督:モーリス・エルヴェイ
製作:マイケル・バルコン(クレジットなし)
原作:エルンスト・ロータル“The Clairvoyant”
脚本
チャールズ・ベネット
ブライアン・エドガー・ウォレス
撮影:グレン・マクウィリアムズ
編集:ポール・カポン
音楽:アーサー・ベンジャミン

出演
マキシマス:クロード・レインズ
レネ:フェイ・レイ
クリスティーン・ショーン:ジェーン・バクスター
マキシマスの母親:メアリー・クレア
サイモン:ベン・フィールド
サウスウッド卿:アトール・スチュワート
ジェームズ・J・ビメーター:C・デニール・ウォーレン
検察官:フェリックス・エイルマー
放蕩者:ドナルド・カルスロップ
下宿屋の家政婦:マーガレット・デイヴィッジ
競馬解説者:カールトン・ホッブス
ベルボーイ:グラハム・モファット
税関職員:ジャック・レイン
陪審員:D・J・ウィリアムズ

イギリス 映画
配給
Gaumont British(イギリス)
Fox Film Corporation(北米)
1935年製作 81分
公開
イギリス:1935年8月9日
北米:1935年7月15日
日本:未公開


ストーリー
読心術師を演ずる芸人でアメリカ人のマキシマス(クロード・レインズ)は、妻レネ(フェイ・レイ)と母親(メアリー・クレア)、そしてマネージャーのサイモン(ベン・フィールド)と共にイングランドに渡った。
ミュージックホールで読心術を披露するマキシマスは、レネを助手として秘密のコードを使い、すべてのことを読み取れるように見せる、幻想的な芸を披露していた。
ある日、ショーの最中にアクシデントが起き、レネが観客席に戻れなくなる。
桟敷席にいたクリスティーン・ショーン(ジェーン・バクスター)が、戸惑うマキシマスを見つめる。
次の瞬間、マキシマスは何かを感じ、彼の透視能力は現実のものとなる。
マキシマスは、レネの助けを借りずに、男性客が手にした手紙の内容を言い当て、気を失い倒れ込む。
レネらと列車で移動するマキシマスは、車両内にいたクリスティーンに気づき、彼女に見覚えはあったものの思い出せない。
何かを感じたマキシマスは、衝突の危機を予知して、非常ブレーキで列車を止めてしまう。
列車内は混乱し、マキシマスは、車掌に事故が起きることを伝えるものの、誰も信じなかった。
危険を感じたマキシマスは、レネらとクリススティーンと共に列車を降りる。
発車した列車は、その後、衝突事故を起こす。
クリスティーンは、新聞社社主の父サウスウッド卿(アトール・スチュワート)に電話し、マキシマスと事件の件を話す。
サウスウッド卿はそれを記事にし、マキシマスは一躍有名人となり、仕事の依頼も殺到するのだが・・・。


解説 評価 感想
エルンスト・ロータルの小説”The Clairvoyant”を基に製作された作品。

イギリス映画界で最も多くの作品を手がけたモーリス・エルヴェイが監督し、主演はクロード・レインズフェイ・レイジェーン・バクスターなどが共演した作品。

透視能力を身につけた芸人が巻き起こす混乱を描くサスペンス。

主人公の芸人が、ある女性の出現により透視能力を身につけるのだが、モノクロ映像の中で、その女性と妻の雰囲気がやや似ているために、区別がつきにくいところなどが気になる。

現れた女性の影響により、突然、透視能力を身につける芸人を鬼気迫る演技で演ずる、クロード・レインズの熱演は見ものだ。

主人公の変化に戸惑う妻フェイ・レイ、主人公に関わり透視能力を彼に与える女性ジェーン・バクスター、主人公のメアリー・クレア、主人公のマネージャー、ベン・フィールド、クリスティーン(ジェーン・バクスター)の父親である新聞社社主アトール・スチュワート、主人公と契約しようとするC・デニール・ウォーレン、検察官のフェリックス・エイルマー、放蕩者のドナルド・カルスロップ、下宿屋の家政婦マーガレット・デイヴィッジ、競馬解説者のカールトン・ホッブス、ベルボーイのグラハム・モファット、税関職員のジャック・レイン、陪審員のD・J・ウィリアムズなどが共演している。


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