契約上の問題を抱えた葬儀社のオーナーと共に大企業に立ち向かう辣腕弁護士の闘いを描く、監督、脚本マギー・ベッツ、製作、主演ジェイミー・フォックス、トミー・リー・ジョーンズ、ジャーニー・スモレット、アラン・ラック、ママドゥ・アティエ、パメラ・リード、ビル・キャンプ他共演の実録ドラマ。 |
・ドラマ
・トミー・リー・ジョーンズ / Tommy Lee Jones / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督:マギー・ベッツ
製作
セリーヌ・ラトレイ
トゥルーディ・スタイラー
ジェイミー・フォックス
ダタリ・ターナー
ジェネット・カーン
アダム・リッチマン
ロバート・シュライバー
原作:ジョナサン・ハー”The Burial”
原案:ダグ・ライト
脚本
ダグ・ライト
マギー・ベッツ
撮影:マリーズ・アルベルティ
編集
リー・パーシー
ジェイ・キャシディ
音楽:マイケル・エイベルス
出演
ウィリー・E・ゲイリー:ジェイミー・フォックス
ジェレマイア・オキーフ:トミー・リー・ジョーンズ
メイム・ダウンズ:ジャーニー・スモレット
マイク・アルレッド:アラン・ラック
ハル・ドキンス:ママドゥ・アティエ
アネット・オキーフ:パメラ・リード
レイモンド・ローウェン:ビル・キャンプ
ジョリア・ゲイリー:アマンダ・ウォーレン
レジー・ダグラス:ドリアン・ミシック
ジェームズ・E・グレイブスJr.:ランス・E・ニコルズ
ロバート・スペリー:ビリー・スローター
アメリカ 映画
配給
アマゾン・スタジオ
2023年製作 126分
公開
北米:2023年10月6日
日本:2023年10月13日
■ ストーリー ■
1995年、フロリダ州。
型破りな敏腕弁護士ウィリー・E・ゲイリー(ジェイミー・フォックス)は、教会で素晴らしい演説をしたことを、妻ジョリア(アマンダ・ウォーレン)から誇りに思うと言われながら自宅に向かう。
ミシシッピ州、ビロクシ。
100年以上続く葬儀社を経営するジェレマイア・オキーフ(トミー・リー・ジョーンズ)は、誕生日を家族と共に祝い、妻アネット(パメラ・リード)に感謝する。
フロリダ州、キシミー。
ウィリーの裁判を傍聴したジェレマイアは、新人の顧問弁護士ハル・ドキンス(ママドゥ・アティエ)と共に、ウィリーの弁護士事務所に向かう。
ジェレマイアは、ウィリーが人身傷害専門と知りながら、契約上の問題で揉めていることを話す。
ウィリーは、契約法は専門外であったために、気乗りしないままジェレマイアの話を聞く。
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借金が膨らんでいたジェレマイアは、友人である顧問弁護士マイク・アルレッド(アラン・ラック)に相談し、会社の一部売却を提案される。
ジェレマイアは、カナダを本拠地にして北米で大規模に展開する葬儀社”ローウェン・グループ”から買収の話があることをマイクから知らされ、彼と新人のハルと共にカナダに向かう。
ローウェン・グループのCEOレイモンド・ローウェン(ビル・キャンプ)に会ったジェレマイアは、埋葬保険を販売しない条件で、一部の事業を売却することで合意する。
その後、数か月経ってもローウェン側の動きはなく、焦るジェレマイアは、ハルから、ローウェンが資金難により破産した会社を買いたたくつもりだと指摘される。
マイクは、若くて経験のないハルを見下すが、ジェレマイアは彼の言葉を信じ、ローウェン側を相手に訴訟を起こす。
ハルは、人身傷害専門で地方の弁護士ではあるが、無敗のウィリーに目をつけていたことをジェレマイアに話し、彼と共にフロリダに向かい裁判を傍聴する。
その後、ジェレマイアはハルと共にウィリーの事務所に向かうのだが、専門外と賠償額の少なさで相手にされなかった。
諦めようとしないハルから、地方の一弁護士からトップになるチャンスだと言われたウィリーは、ジェレマイアを弁護することを決めてミシシッピに向かうのだが・・・。
1999年に”ザ・ニューヨーカー”に掲載されたジョナサン・ハーの記事”The Burial”を基に製作された作品。
マギー・ベッツが脚本を兼ねて監督し、主演はジェイミー・フォックス(製作兼)、トミー・リー・ジョーンズ、ジャーニー・スモレット、アラン・ラック、ママドゥ・アティエ、パメラ・リード、ビル・キャンプなどが共演した作品。
契約上の問題を抱えた葬儀社のオーナー、ジェレマイア・オキーフと共に大企業に立ち向かう、辣腕弁護士ウィリー・E・ゲイリーの闘いを描く実録ドラマ。
人間味あふれる型破りな辣腕弁護士ウィリー・E・ゲイリーを熱演するジェイミー・フォックスの製作を兼ねた意欲作であり、その演技は絶賛された。
ハリソン・フォードの配役も検討されたジェレマイア・オキーフを演ずるトミー・リー・ジョーンズも、葬儀社の老経営者をいつもながらにいい味で演じている。
北米では、2023年10月13日にAmazonプライム・ビデオで配信される前に、2023年10月6日にアマゾン・スタジオによって限定公開された。
小規模な葬儀社が、北米で展開する大企業に立ち向かい、苦難の末に勝訴するとい物語を、当事者の友情と共にエネルギッシュに感動的に描くマギー・ベッツの演出手腕と、実力派スターの見事な演技が見どころの作品。
人種問題をはじめ、アメリカの抱える様々な問題を描く深いドラマとして、見応えのある作品に仕上がっている。
ローウェン・グループ側の主任弁護士ジャーニー・スモレット 、ジェレマイア・オキーフの長年の友人である顧問弁護士アラン・ラック、その補佐を務めることになる新人弁護士ママドゥ・アティエ、ジェレマイア・オキーフの妻パメラ・リード、ローウェン・グループのCEOレイモンド・ローウェン役ビル・キャンプ、主人公の妻アマンダ・ウォーレン、主人公の同僚ドリアン・ミシック、ジェームズ・E・グレイブスJr.判事のランス・E・ニコルズ、ローウェンの補佐ビリー・スローターなどが共演している。