![]() |
愛犬を猟犬として育てようとする少年の苦労と成長を描く、監督スチュアート・ヘイスラー、主演ビリー・リー、コーデル・ヒックマン、リチャード・レイン、レスター・マシューズ他共演のドラマ。 |
・ドラマ
■ スタッフ キャスト ■
監督:スチュアート・ヘイスラー
製作:ジャック・モス
原作:ジェームズ・ストリート”The Biscuit Eater”
脚本
スチュアート・アンソニー
リリー・ヘイワード
撮影:レオ・トーヴァー
編集:エヴェレット・ダグラス
音楽:フレデリック・ホランダー
出演
ロニー・マクニール:ビリー・リー
テクスト・リー:コーデル・ヒックマン
ハーヴェイ・マクニール:リチャード・レイン
エイムズ:レスター・マシューズ
マクニール夫人:ヘレン・ミラード
サーモン/スノーフレーク:フレッド・トゥーンズ
プロミス/ビスケット・イーター:ティヴァートン・インベーダー
アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
1940年製作 81分
公開
北米:1940年5月22日
日本:1950年1月24日
■ ストーリー ■
ジョージア州。
猟犬の訓練牧場で暮らす訓練士ハーヴェイ・マクニール(リチャード・レイン)は、最近、その牧場を買ったエイムズ(レスター・マシューズ)に、訓練したウズラ猟の猟犬を見せる。
ハーヴェイの息子ロニー(ビリー・リー)は、自分の犬を飼いたいと思っていた。
エイムズと話したロニーは、12歳になったら父から犬を貰える約束だと伝える。
メス犬ディクシーが子犬を産むのを楽しみにしているロニーは、犬を貰えたら、自分で訓練したいことをエイムズに伝える。
エイムズは、ディクシーの子犬をあげることをロニーに約束する。
喜んだロニーは、エイムズから、そのことは秘密にするようにと指示される。
ディクシーが子犬を産み、それを知ったロニーは、友人の黒人少年テクスト・リー(コーデル・ヒックマン)とその様子を覗き見る。
7匹の子犬が産まれるが、ハーヴェイは、血統を保つためには、一番小さい子は殺処分しなければならないことをロニーに説明する。
悲しむロニーは、ニューヨークに戻っていたエイムズからの手紙で、7匹の子犬を売却するよう指示されたことをハーヴェイから知らされて驚く。
競売が始まり、ディクシーの子犬は次々に売却されるが、それをやめさせたエイムズは、一匹を抱きかかえるロニーを見て、約束通りその子犬を与える。
感激したロニーは、テクストと共に、プロミスと名付けられた子犬を育てようとするのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
1939年に発表された、ジェームズ・ストリートの短編”The Biscuit Eater”を基に製作された作品。
「ハリケーン」(1937)などのスチュアート・ヘイスラーが監督し、主演はビリー・リー、コーデル・ヒックマン、リチャード・レイン、レスター・マシューズなどが共演した作品。
1972年にウォルト・ディズニー・ピクチャーズによりリ同名映画がメイクされた。
愛犬を猟犬として育てようとする少年の苦労と成長を描くドラマ。
名犬ティヴァートン・インベーダーが、様々な騒動を起こしながら、飼い主である少年との交流が描かれた、心温まる感動のドラマ。
愛犬を育てながら苦労して成長する少年を好演するビリー・リー、彼と共に犬をかわいがる黒人少年コーデル・ヒックマン、主人公の父親である犬の訓練士リチャード・レイン、その雇い主である牧場主レスター・マシューズ、主人公の母親ヘレン・ミラード、牧場の使用人フレッド・トゥーンズ、主人公の愛犬ティヴァートン・インベーダーなどが共演している。