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武器商人と隣人の記者が巻き起こす騒動を描く、監督クリストファー・マイルズ、主演ロジャー・ムーア、スザンナ・ヨーク、シェリー・ウィンターズ、リー・J・コッブ、ジャン＝ピエール・カッセル他共演のコメディ。 |
・コメディ
■ スタッフ キャスト ■
監督：クリストファー・マイルズ
製作
ディミトリ・デ・グルンワルド
ティモシー・ブリル
原案：モス・ハート
脚本
ジョン・ブライリー
モニャ・ダニシェフスキー
撮影：ダグラス・スローカム
編集：トム・プリーストリー
音楽：ジョン・スコット
出演
マイケル・スコット：ロジャー・ムーア
ジュリア・リチャードソン：スザンナ・ヨーク
ダイアナ・スティードマン：シェリー・ウィンターズ
ヘンリー・スティードマン中将：リー・J・コッブ
レオ：ジャン＝ピエール・カッセル
ペルッツィ将軍：ラフ・ヴァローネ
ソフィー：シドニー・ローム
アームストロング将軍：ドナルド・シンデン
デイヴィス中尉：マイケル・シャノン
ラーディ子爵：オーブリー・ウッズ
ベルクマン：アルフレッド・ホフマン
デヴィッド・リチャードソン：ヴィンセント・ホール
ティナ・スティードマン：ジュリー・ドーン・コール
写真家：ファビアン・セバージョス
戦車の兵士：ティモシー・カールトン
アラブの首長：タキス・エマニュエル
イギリス 映画
配給
The Rank Organisation（イギリス）
アライド・アーティスツ・ピクチャーズ・コーポレーション（北米）
1975年製作 89分
公開
イギリス：1975年8月7日
北米：1975年12月
日本：未公開
製作費 £960,858
■ ストーリー ■
ベルギー、ブリュッセル。
武器商人のマイケル・スコット（ロジャー・ムーア）は、相棒のレオ（ジャン＝ピエール・カッセル）と共に、大量の武器を手に入れる。
平和主義者であるワシントン・ポストの記者ジュリア・リチャードソン（スザンナ・ヨーク）は、NATOの軍事演習の取材をするために、息子のデヴィッド（ヴィンセント・ホール）を連れてブリュッセルに到着する。
マイケルは、NATOのヘンリー・スティードマン中将（リー・J・コッブ）のコネを使い、武器を売り込もうとしていた。
マイケルの隣りの部屋に滞在することになったジュリアは、元夫の上官だったスティードマンの妻ダイアナ（シェリー・ウィンターズ）からの電話を受けて、ランチの約束をする。
ダイアナを訪ねたジュリアは、取材をするために、スティードマンに各国との仲介役を頼むつもりだと話す。
レオと共に競馬場に向かったマイケルは、その場に現れたベルクマン（アルフレッド・ホフマン）と武器の取引をする。
ダイアナは、ジュリアの再婚相手を探そうとするが、スティードマンは、ジュリアが軍に批判的な記事を書くのを気にしていた。
ダイアナと共にジュリアのパーティーに招待されていたスティードマンは、隣人のマイケルの部屋と間違える。
ヘンリーは関係するマイケルを見て驚き、ハンサムなマイケルが気になるダイアナは、ジュリアの元に向かい彼のことを話す。
スティードマンは、軍に関する記事のことでジュリアに釘を刺す。
マイケルの恋人ソフィー（シドニー・ローム）は、女好きの彼にからかわれたために、憤慨して出て行くと言いだし、マイケルに送らせる。
ジュリアは、イタリアのペルッツィ将軍（ラフ・ヴァローネ）から秘密の情報を聞きだそうと考え、取材の約束をする。
パーティは終り、ジュリアは、ペルッツィ将軍とスティードマンとダイアナを見送るが、入り口のドアが閉まってしまったために部屋に入れなくなる。
ソフィーを送り戻ってきたマイケルは、ドアを開けようとしている魅力的なジュリアに惹かれ、彼女と親しくなろうとするのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
製作者、脚本家としても活躍するクリストファー・マイルズ（サラ・マイルズの兄）が監督し、主演はロジャー・ムーア、スザンナ・ヨーク、シェリー・ウィンターズ、リー・J・コッブ、ジャン＝ピエール・カッセルなどが共演した作品。
武器商人と隣人の記者が巻き起こす騒動を描くコメディ。
魅力的なキャストの個性を生かせない、脚本の甘さと展開による、単なる茶番劇に終わったのは残念だ。
ジョン・スコットの軽快なテーマ曲は印象に残る。
007シリーズのジェームズ・ボンド役も好調な主演のロジャー・ムーアは、NATOに武器を売ろうとする女好きの武器商人をコミカルに演じている。
主人公が惹かれる記者を魅力的に演ずるスザンナ・ヨーク、彼女の友人であるNATOの将軍の妻シェリー・ウィンターズ、その夫であるNATOの将軍で主人公に関係するリー・J・コッブ、主人公の相棒ジャン＝ピエール・カッセル、イタリアの将軍ラフ・ヴァローネ、主人公の恋人シドニー・ローム、イギリス軍の将軍ドナルド・シンデン、スティードマン中将（リー・J・コッブ）の部下である中尉マイケル・シャノン、主人公らの協力者である子爵オーブリー・ウッズ、彼を主人公に紹介する取引相手アルフレッド・ホフマン、ジュリア（スザンナ・ヨーク）の息子ヴィンセント・ホール、スティードマン将軍の娘ジュリー・ドーン・コール、写真家のファビアン・セバージョス、戦車の兵士ティモシー・カールトン、アラブの首長タキス・エマニュエルなどが共演している。
